星野ギター講座 理論やるなら今でしょ!第5回スケール編 ~リディアンスケール~

「音階/スケール」理論講座ですが第5回目の今回は「リディアンスケール」についてお話しをしようと思います。
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★第2回目の記事はコチラから
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“前衛的”、“おしゃれ”なスケールと形容されることもあるこの「リディアンスケール」。
筆者は個人的には“浮遊感”のあるスケールと捉えておりますが、実際にスターウォーズや他名画(ファンタジー系やSF系などやはり“浮遊感”のあるものが多いと感じます)、多くのゲームの音楽にもよく使われるスケールです!
何か曲を分析したのち、最終的にはご自身の創作/演奏にそのエッセンスを応用することを容易にするための音楽理論、と筆者は考えておりますが、この記事を読み終えた頃にはあんたも映画やゲームのBGMなら何曲でも描けちゃう⁉
そんな巨匠John Williamsの次元まで到達したいですね!(笑)
「リディアンスケール」というものの基本的な音構成や代表的な曲など、いつも通りできるだけ簡潔に、且つ難しすぎず、をテーマにご紹介していきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう!
リディアンケールの具体例
「リディアンスケール」というものは第2回目の記事で解説した「イオニアンスケール(メジャースケール)」を4音目のFから順に1オクターブ上のFまで積み上げたスケールになります。
ルート音をFとしてFから弾き始めたとすると…
例:FGABCDE
上記7音から構成される7音スケール。
音の違いを直接比べられるように、上記の7音の間隔を保った上で「リディアンケール」をルート音をCとしてCから弾き始めたとすると…
例:CDEF#GAB
になります。
基本形のイオニアンスケール(=メジャースケール)に酷似しており、唯一4度(4音目)が#なるのが違いです!
リディアンスケールの構成
上述の具体例FGABCDEの各音の間の配列間隔を見ると以下のようになります!
全音、全音、全音、半音、全音、全音
この順番で構成される音階はすべてリディアンスケールと呼びます!
なのでCからこの配列間隔で弾いたとすると….
CDEF#GAB
になり、これを「Cリディアンスケール」と呼びます。
リディアンスケールと相性の良いコード
フリジアンスケールの場合は「M7(メジャーセブン)」上で弾くのがセオリー的にはベスト!
ルーパーでFM7を永遠鳴らしてそのうえでFGABCDEを行ったり来たりする練習や、アドリブ練習などしてみてください!
特にBの音を含めて弾いた時の感覚に集中してみてください。この響きが「リディアンスケール」の特徴です!
※ジャズ理論等あまり難しい内容にしたくないので「コードの機能で判断する」ということには触れておりません。
リディアンスケールが使われている曲
「リディアンスケール」といえば!キングオブポップ!天下のMichael Jacksonや郷愁のゲーム「ゼルダの伝説」、そして筆者もハマった初期三部作「スターウォーズ」の2作目!
・Human Nature/Michael Jackson
・ゼルダ姫のテーマ/ゼルダの伝説(ゲーム)
・Yoda’s Theme/Star Wars: The Empire Strikes Back(映画)
まとめ

ギターや他楽器に取り組むとその名プレイヤー達の歴史や名演、名作をたどっていくわけですが、それらのエッセンスを理解したいという欲求も生まれてくるわけです。
本当に音楽理論、そして「音楽」、「音」というもの自体が壮大な冒険であり、きっと終着駅のないものなのだなぁと筆者は思います!(笑)
スケールを知り、使いこなせるようなり、そして自身の音楽的な幅を広げることで達成感を感じる事や、また課題が見つかることもあるでしょう。
夢のある話じゃないですか!勢いがあるうちに、吸収していきましょう!
以上の内容をまとめると…
1. リディアンスケールの具体例
FGABCDE
CDEF#GAB(ルート音をCとしてCリディアンスケールを弾いた場合)
2. リディアンスケールの構成
全音、全音、全音、半音、全音、全音
3. リディアンスケールと相性の良いコード
「M7(メジャーセブン)」
4.リディアンスケールが使われている曲
・Human Nature/Michael Jackson
・ゼルダ姫のテーマ/ゼルダの伝説(ゲーム)
・Yoda’s Theme/Star Wars: The Empire Strikes Back(映画)
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!