BIAS desktopの音作り・演奏サンプルを公開!!

こんにちは。ABC Music Schoolギター科講師の清水宥人です。
今回は巷で話題のBIAS desktopで実際に僕が使っているプリセットの紹介と、音の微調整方法を実際に音源を交えてお教えします。

BIAS desktop

特徴・メリット

本物のアンプの中身をイジったことがある人はめっちゃ少ないと思いますが、BIASではそれが出来ます。
そして実際のアンプの音を取り込んで音を似せることもできます。
最終的に取り込んだアンプの真空管を変えてみたり、はたまたジャズコーラスに真空管がついてたりと現実ではありえない組み合わせもできちゃいます。

というのがこのアンプシミュレータの他とは違う所です。
がしかし、ぶっちゃけ実際に触ったことがないのにわからなくて億劫になっている人がほとんどだと思います。僕もその一人です。

そんな僕がお勧めする使い方はただ一つ。

アンプに詳しい人が作ったリグが無限に使える!!!

方法はログイン時にこの雲のマークを押すだけで

cloud

リグデータのアップされているクラウド画面(下画像参照)へと飛べます

cloud_in

ここから世界中のリグ製作者、もといアンプ製作者からアンプをダウンロードしまくり。
もう、これがこのソフトウェアを使う最大の利点だ!!と言っても過言ではありません。
スーパーマリオに例えると、世界中のファンやプロのクリエイターが作ったステージをダウンロードして遊べるってところでしょうか。
こりゃたまげた。これを利用しない手はありません!!

僕の使っているリグを紹介します

ではここからは実際に僕がお仕事で使っているBIASのマーシャル系のリグを2つご紹介いたします。

使用ギター : Xotic XS-24f
演奏内容 : リフ物のバッキングをフロントのシングルPU〜リアのハムバッカーPU

British Plexi 50W

上であれだけ熱弁しておきながらこちらデフォルトのリグデータです。(笑)
いや違うんです。

まずデフォルトの音が良い。

音が似ている点もそうですが、他のソフトのマーシャルモデリングより音の質感がまとまっていて使いやすい印象です。
こんな感じ。

非常にまとまっていて、使いやすい音です。
セッティングはデフォルトと変えていてこのような感じ。

50w_set

トレブル、プレゼンスは控えめにしてあげることでミドルレンジの美味しいところが歪むように作っています。
あとイジった場所はスピーカー。デフォルトより少し端っこに寄せて、マイク自体も近づけました。

50W_SP

端っこに寄せることで太い感じの音に、少し近づけることで輪郭のはっきりした音を目指しました。
マーシャルって高音が派手な分、それを強調するセッティングにするとデジタル感がヒョコッと出てくるので要注意!

British Lead 800

で、こちらもデフォルトのもの。
いやまあ、良いんですよ。
決して派手ではないけども、しっかりと使える音です。

同じマーシャルモデリングものでもしっかりと違いが出ている、かつどっちも良い音というのが凄いところ。
こちらのセッティングも載せちゃいます。

800_set

同じように高域を抑えて、太めの音を意識しています。

800_sp

スピーカーに対するマイキングの設定は先ほどと真逆に、少し遠ざけることでダイナミックな感じを出してみました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
こちらの記事、シリーズ化してどんどんと色んな種類のアンプの音、そしてセッティングを公開していきますのでよろしくお願いいたします。

ではまたお会いしましょう。

ABC Music School
清水 宥人

無料体験レッスン開催中!


ただいまABCミュージックスクールでは無料体験レッスンを実施中!!

3分でかんたんにお申し込みできます。

ご希望の方は担当コンシェルジュからヒアリングを兼ねてご連絡させて頂きますので、気軽にお申し込みください。

良質なプロミュージシャンとのマンツーマンレッスンを、この機会に体験してみよう!

ABOUTこの記事をかいた人

プロギタリスト。ESPミュージカルアカデミー卒。 在学中は渋谷公会堂にて行われたコンテストにてグランプリ受賞、 学内コンテストファイナリスト、校内レコーディングメンバーに選ばれる等の優秀な成績を残す。現在はプロギタリストとして演奏、レコーディング、編曲ほかbarのセッションホストなども務める。