ギターでコードチェンジをする3つのコツ!
どもども♪
ABCミュージックスクールギター科講師の堤千代司です!!!
秋の長雨、そして台風で洗濯物も低い温度の部屋の中で寂しそうに乾き、湯気の出る食べ物にメガネを曇らせながら、帰路の枯葉をくしゃくしゃ!と1歩1歩踏みしめながら生活をしております!!
皆様はお変わりなく元気にお過ごしでしょうか?♪
はてさて!!
今回のテーマはギターでコードを弾く時、絶対に欠かす事のできない「コードチェンジ」!!!!
移動先のコードを意識し過ぎて音が出なかったり、フレットを上手く移動する事が出来なかったり、コードとコードが上手く繋がらなかったり、皆様イライラした経験もしくは、今そんな感じ!という方はいませんか??
ぜひ、今日は耳寄りな情報を3つお届けしようと思います♪
とにかくギターコードの形を体に叩き込む
力技です(笑)
とにかくやる、弾く(笑)
…と言うのは簡単ですね(笑)
ここで遊び心を入れるわけです。
100m走のスタートライン(よーい)に立ち、合図のピストルが鳴った瞬間(ドンッ!)にスタート(押さえる)のようなゲーム感覚で遊んで覚えるもよし、押さえて音が出なかったら「腹筋10回」等、自分に負荷のかかる罰ゲーム的なモノ(結局自分にプラスなモノで可)を用意して練習しても面白いと思います♪
考え方を変えると辛いものも楽しく感じてくるのでオススメです♪
…よーい。
パッ!
シュッ!!
ちょっと写真では時間が伝わりづらいですが、なるべく早くコードを押さえる意識で臨んでみると面白いと思います!
そして、少しでも楽しく取り組んで頂けると嬉しいです♪
指の据え置き
全部大事なんですが、これもめっちゃくちゃ大事!!
コードチェンジをする際に指を全部離してしまい、また次のコードを最初から1つ1つ押さえる行動をよく見かけます!!
コードって全部ドレミファソラシドで出来てるんです。
もう1回言いますね。
コードって全部ドレミファソラシドで出来てるんです。
すみません、ご説明しますね(笑)
何が言いたいかを結果から言いますとコードチェンジをする際に「指を離さなくていい場所」すなわち同じ音が2種類のコードに存在するという事です!!
まさに指の据え置きでございます♪
全てのコードチェンジのパターンに移動は存在しますが、今回は例として、CとAmで比較をしてみましょう♪
★C★
・5弦3フレット(薬指)
・4弦2フレット(中指)
・2弦1フレット(人差し指)
★Am★
・4弦2フレット(中指)
・3弦2フレット(薬指)
・2弦1フレット(人差し指)
お気付きでしょうか!?
CとAmを比較した時、押さえる弦(2弦1フレット・4弦2フレット)が共通しています!!
逆に言うと薬指が移動するだけ!!という事になりますな!!
この事を意識すると、頭の中が整理されて、指のバタつき防止、コードチェンジのスムーズさにも繋がるのでぜひお試しあれでござーますm(_ _)m
ギターコードチェンジの秘技!「全弦音出し移動」
そしてそして、本日最後の項目です!!
んんん???なんじゃこりゃ??
とお思いになると思いますが、本当に全弦鳴らしちゃうんです、コードとコードの間に(笑)
え!?大丈夫なの!?
なんか変にならない!?
と思った方、まさかの逆です。
まず秘技を使わないパターンを聴いてみて下さい!!(B♭→F)
コードとコードの間に空間があるのが分かりましたでしょうか?
では続きまして、秘技を使ったパターンをお聴き下さい!!(B♭→F)
コードとコードの間に秘技を入れたことにより、先ほどまであった空間に音とリズムが入り、コードチェンジがスムーズに行なわれているように聴こえたと思います♪
先程のCやAmの時のようなローコードの時にももちろん有効ですが、特にバレーコード(FやB♭)でのフレット移動が激しい時(6フレット→1フレットetc…)等に間を空けずにコードとコードの間がスムーズに行うことができるので、ぜひ使って頂けると嬉しいです!!!
まとめ
いかがでしたでしょうか??
本日は弾く!100m走!!秘技!!!の3本でお送りしました!!!!!
何も考えず、ひたすら練習をすることもとっても大事だと思うのですが『何を・どのように考えて』というものを明確にして如何に真面目に遊んで練習をするのかということも同じくらい大事だと思っているので、リラックスしながら自分なりの方法で、自分なりの会得の仕方を見つけて行って頂けるとめちゃくちゃ嬉しいです♪
ゴールが『弾けるようになる』ということはみんな一緒なので、じっくりゆっくり進めていきましょう!!!!!
次回は『コードを弾く際に気を付けたい事』について書かせて頂こうと思いますので、ぜひぜひお楽しみに♪
ではではm(_ _)m♪
ABCミュージックスクール作曲・DTM講師 堤千代司