ストラトキャスターを使用している3大ギタリスト
ABCミュージックスクール代表兼コンシェルジュの大塚知之です!
今回はフェンダーのストラトキャスターにスポットライトを当てて記事を書いて行きます。
代表的な3大ギタリストの名曲とともにご覧ください!
ストラトキャスターとは
“フェンダー社のストラトキャスターは、テレキャスターと並んで同社の2枚看板のひとつであり、エレクトリック・ギターとして世界的にもっとも成功したモデルのひとつです。他社もこのモデルにインスピレーションを受けたと思われるモデルを多数発表しています。
ジミヘンドリックス
ストラトキャスターを使用する有名ギタリストとしては、やはり第一にジミ・ヘンドリックスを挙げなければならないでしょう。左利きの彼は、最小限の改造によってこのモデルの右仕様をひっくり返すという、極めてインパクトの高い使い方をしました。つまり弦を張る順序を逆にしただけでそのまま用いていたのです。
ピックアップの角度や弦のテンション、トレモロアームの利き方がそれによって変化し、極めてオリジナリティの高いサウンドを作り出しました。代表曲は1969年のウッドストックで演奏された、””The Star Spangled Banner(アメリカ国家)””ということになるでしょう。
CDだけではなく映像も残っており、このアナーキーで過激な表層にもかかわらず極めて高い音楽水準を示している、彼自身にとってもベスト・パフォーマンスのひとつに数えられる演奏です。
エリッククラプトン
続いてはエリック・クラプトンが挙げられます。
彼はギブソン社のレス・ポール・モデルをマーシャル社のアンプに繋ぎ、ロック・ギターのお手本となるようなハードな音を最初に作り出しましたが、デレク・アンド・ドミノス時代にストラトキャスターを使い始め、センターとリアのピックアップを同時に鳴らすというスイッチングにより、ハーフトーンと呼ばれる独特のサウンドを作り出しました。
彼はストラトキャスターの特性でもあるトレモロ・アームは使いませんでしたが、このハーフトーンがストラトキャスターならではのサウンドを体現しました。代表曲は””Layla(いとしのレイラ)””です。
ジェフベック
現在このモデルを最も効果的かつ多用しているのは、ジェフ・ベックではないでしょうか。
現役最高峰との呼び声も高く、エレクトリック・ギターで技術的にできることはすべて行なっていて、オリジナルの演奏技術やアイディアが極めて高い次元でバランスしているギタリストです。
もはや肉声のレベルでギターを演奏しているのは、ジミ・ヘンドリックスと同次元にあると考えられ、多数のフォロワーを生み出しています。現在72歳ですが、度々来日公演も行ない、ますますアグレッシブなギタースタイルを披露するだけではなく、常に新しいテーマを模索し、それをクリアするという極めてアーティスティックな存在です。代表曲は””哀しみの恋人たち””。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は代表的なストラトキャスターを使用したギタリストを紹介していきました。
世の中には素晴らしいギタリストがたくさん!名曲もたくさん!です!
次回の記事もお楽しみに!