王道ギター・レスポールを使用する有名ギタリスト
エレキギターの王道中の王道!レスポール。
豊かなミッド感溢れる野太くツヤのあるトーンが特徴の本ギターを使用する有名ギタリストを3人、代表曲とともにご紹介します!
ジミー・ペイジ/レッドツェッペリン
世界的に有名なイギリスのロックバンド!
代表曲には「Good Times Bad Times」や「Communication breakdown」があります。彼はギブソン・レスポールを腰の位置まで下げるライブパフォーマンスで有名です。
どこまでもギターのサウンドを追い求め、オープン・チューニングといった変速チューニングなど独創的な演奏方法を多用。
世の中の認知的には、レスポールを使用したギタリストの元祖ともいえる存在です。
ゲイリームーア
北アイルランド出身のギタリストで、「GARY MOORE」が代表曲。
この曲は日本では「パリの散歩道」として知られています。
ロックに興味のない人もこの曲名を知ることになったきっかけが、ソチオリンピックです。フィギュアスケートの羽生結弦選手がパリの散歩道を選曲し、オリンピックを見ていた人々を魅了しました。ゲイリー・ムーアはバラード曲が得意で、哀愁が漂う演奏テクニックを持っています。
彼が演奏する時は表情を曲に合わせ、音が消えていく儚さはシンプルなメロディとマッチしています。緩急が大きなビブラートを付けることで聴く人の心を大きく揺さぶります。弾いている表情も楽曲の哀愁をさらに引き立てていますね。
ジョーペリー/エアロスミス
アメリカのロックバンドであるエアロスミスのジョー・ペリーもギブソン・レスポールを愛用しています。彼は600本以上のコレクションがある中でも、シリアルナンバー「9-0663」のレスポール・スタンダードについて優れたギターが持つ全てを備えていると評価しました。
9-0663は音量が大きくないため様々な音色を楽しむことができ、音量を上げると唸るような音が響くと言っています。9-0663は一度手放しますが、何人ものギタリストに渡って再び彼の元に戻りました。
ツアー中はチューニングや音色の異なるギターを20本くらい用意しています。エアロスミスの代表曲は「I Don’t Want To Miss A Thing」です。
これは映画アルマゲドンのテーマソングで、エアロスミスというバンド名を知らない人でも一度は耳にしたことがあります。「Jaded」は日本ではコカ・コーラのCM曲に選ばれていました。エアロスミスの特徴としてポップな曲はひたすらポップを突き詰めるという特徴がありますが、Jadedは特にその影響を受けています。「Get A Grip」や「Nine Lives」はノリが良くてロックの王道と言える曲です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
レスポールの音はロック。野太い。かっこいい!
ストラトキャスター、テレキャスターともに全く違うサウンドでありながら、今も代表的なエレキギターモデルとして君臨し続けています。
生みの親のレスポール氏は残念ながらこの世を去っていますが、これからもこの名器が受け継がれ続けていくことを切に願うのであります!
次回はPRS編をお送りします。お楽しみに!
ABCミュージックスクール代表兼コンシェルジュの大塚がお送りしました!