【ギター初心者向け】AC/DCのBack in Black ギターレッスン!初めてのリードギターにもおすすめな超ナイスリフに挑戦しよう

【ギター初心者向け】AC/DCのBack in Black ギターレッスン!初めてのリードギターにもおすすめな超ナイスリフに挑戦しよう

星野講師
こんにちは!ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀です。

今回は我らABCミュージックスクール代表の大塚が奏法解説するシリーズ、AC/DCより「Back in Black」のYoutube動画との連動記事になります!

AC/DCといえばオーストラリア
筆者もオーストラリア永住を夢見て「俺はもう帰ってこねぇ!」と意気込み、ギターとスーツケースだけ持って日本を飛び出したのが懐かしいです。。。

AC/DCのギタリストAngus Youngといえば“オールドスクール”と形容されるような学生服姿にチェリーレッドのGibson SGが象徴的ですね!
Back in Black」の象徴的なリフを大塚が愛用するレスポールで、コシのあるギターサウンドでの解説動画をお楽しみ下さい!

動画内の各セクション、どういったことを意識したらいいのかというのを筆者なりに解説していきたいと思います!

それでは早速行ってみましょう!

挨拶

今回の題材は「Back in Black/ACDC」。

譜面は読めなくてOK!

タブ譜は読めたほうが解説の理解が早いと思います!

動画内の概要欄「タブ譜の読み方はコチラ↓」のリンクをご利用ください!

機材は最低ギターとピックさえあれば“漢の生音練習” できます!(笑)

もしあれば、音を出せる練習環境でしたらシールドをアンプにつないでガッツリ弾き込んでみてください!

BOSS MT-2 METAL ZONEもお忘れなく!(笑)

フレーズ確認

まずは今回の題材のフレーズ確認

グシャッ」というギターサウンドが聴いていて気持ちいいっ!(笑)

大塚の右手をよく見ると、コードが鳴っていない休符の箇所も右手のピッキングでリズムをとっている=“休符を弾く”というのが肝ですね!

こういった動きを取り入れるのはリズムキープにも大いに役立つと思います!

リフ後半のミュートの具合や音の切り方も注目!

ブロック分け

フレーズを4つに分けて考えることで、より考えることを少なくし“仕事量”を減らせるというご提案。

1ブロック目は3つのコード。

2ブロック目は開放弦を含めた細かいフレーズ。

3ブロック目は1ブロック目と全く同じフレーズ

4ブロック目はミュート+音を短く切るフレーズ。

1ブロック目 3つのコード

動画内タブ譜面にでている「3つの弦が鳴っているコードが3種類」。

それぞれコード名はE、D、Aのコードになります。

人差し指ミュート

最初のコード=Eを中指と薬指でそれぞれ5,4弦2フレットを押させながら、「人差し指で3,2,1弦を触っておく」ことで余弦をミュートする、というのがポイントです!

これができていれば3,2,1弦の音は鳴らないので大塚のように右手のストロークを大振りにしても6,5,4弦だけを鳴らせるというわけです!

まずは、コードの左手ポジションを覚える鳴らしてみる(意図しない余弦が鳴っても気にしない!)→余弦をミュートする。

大塚が言うように、人それぞれでミュートの加減が違うので色々試してみてください。
筆者が付け加えるとしたら、こういった細かいことを疎かにしないことで“ギター耳”を鍛えていけるのだと思います!

D コード

Dコードは4弦開放、3弦2フレット、2弦3フレット。

6,5,1弦はミュート、もしくはピックをそもそも当てない。

親指フックミュート

6,5弦側は親指でミュートしたほうが楽な場合があります!
親指を6弦側から引っかけてミュート。
この際ちょっと力が入るだけで6弦が鳴ってしまうこともあるので力加減に注意!

引き分けミュート

親指を引っかけてミュートするのが苦手な方は6,5弦にピックが当たらないように4,3,2弦をヒットする練習をするといいでしょう!

筆者も親指フックミュートはほぼ使わないのでこの方法です!(笑)

筆者にできれば誰にでもできる!

手刀でミュート

どうしても6,5弦にピックが当たってしまう方は、右手の手刀の部分で6,5弦に触れて、あらかじめミュートの体制をとって弾いても同じような音を出せます!

大塚が言うように「ポイントは4弦は触らないこと」。
4弦もミュートしてしまっては本来のコードが鳴らないので!

Aコード

5弦開放、4弦2フレット、3弦2フレットを鳴らすコード。

ここでミュートしたい弦は1,2,6弦。上記と同じように考えてみてください!

リズムを歌って覚える


大塚同様筆者もレッスンでよく伝えるのが、「歌うなどして、耳でリズムを覚える」こと。

そもそも音楽は耳のものですから、譜面にどう書いていようが結局は耳のものです。
耳から入ってもいいはずじゃないですか!

大塚が言うように、論理的に学もよし!感覚的に学もよし!

大塚が実演しているのは先ほどポジションとミュートを解説した1,3ブロック目の3つのコード。
ジャッ、ジャジャジャッ、ジャジャジャッ」の声に合わせて3つのコードを弾いて、リズムの感覚を覚えるというのが譜面アレルギーの方々にはオススメ!(笑)

裏拍フレーズ

一定のテンポで手拍子をしながら声にして「ジャッ、ジャジャジャッ、ジャジャジャッ」と歌う大塚。
要するに2回出てくる「ジャジャジャッ」は手拍子をしていないところで歌い始めている、ということです。

これを「フレーズが裏拍で始まっている」と言います。

先ほどの3コードを弾きながら手拍子のように表拍の箇所で弦を手刀で叩く大塚、こうすることでリズムの理解とテンポキープを同時に養えます!

とにかく練習において大事なのは理解できるテンポに落とすこと!

2ブロック目

1弦3フレット→1弦開放→2弦3フレット→2弦開放→3弦2フレットチョーキング→ぷリングで3弦開放。

薬指だけで弾ける

このフレーズの特徴としては開放弦の音以外は全部薬指を使って弾ける、という難解な運指が全くないこと。

ミュートが大事

ここでもしっかりミュート!

同時に2音以上鳴っている、重なっている」ことがないように!

大塚が特に心掛けているのが、フレーズ最後の3弦2フレットチョーキングの後のプリングの直後に、しっかり1,2弦が共振しないように人差し指でミュートすること!

しっかり“ギター耳”を使ってチェックし、きれいな演奏を心がけてみてください!

最初は気にしすぎない


ミュートが大事、と散々言ってきましたがその大切さを知れば「楽しさ」を優先してもいいんじゃないかということ!

あの名ギターリフが自分の手から奏でられていること、多少の雑音は気にせずその楽しさを嚙み締めてください!

リードを弾くコツ

このフレーズは4回ピッキングしたらチョーキングからのプリングオフ!

4回のピッキング方向は↓↑↓↑

チョーキングするときに1回↓ピッキング→チョーっキング→プリングオフ。

ゆっくり練習するのがオススメ!
ゆっくり弾くとフレーズらしく聴こえないかもしれませんが、あくまで動作の練習と捉えて大丈夫です。

最後のミュートに人差し指を使う、指の強さ等考量するとチョーキングは薬指がオススメ!

2ブロック目のこの細かいフレーズに慣れたら是非3ブロック目頭のEコードまで弾く、というのを練習してみて下さい!
よりフレーズのつながりを癖につけることができると思います!

最後にお伝えした置きたいのが、2ブロック目最初の1弦3フレットの音は裏拍で弾き始めている、ということ!
何度も原曲を聴き、合わせて弾き、ピッタリはまる気持ちよさを体感してください!

4ブロック目

タブ譜は5弦2フレット→6弦4フレット→ 5弦2フレット→6弦5フレット→5弦2フレット→6弦6フレット→5弦2フレット→6弦7フレット。

まずはリズムを口ずさみましょう!

タタ、タタ、タタ、タター(タ)」。

6弦開放だけ弾くとしてこのリズムでピッキングをする練習。

メトロノームをかけて、まずはダウンピッキングだけでこのリズムを6弦開放で弾いてみてください。

「運指がちょっと大変か(かも)」というのはストレッチが含まれているためです。

最後の音なんて5弦2フレットの直後に6弦7フレット弾かなきゃいけないわけです。

とにかくゆっくりから初めてリズムに気をつけながら、反復練習をしまくってみてください!

かんたんバージョン

多少のハードルに挑戦する楽しさを伝えたい大塚が提案する、4ブロック目のかんたんバーション。

4ブロック目のフレーズ自体5弦2フレットに毎回音が戻ってくるわけですがこの音、6弦7フレットと全く同じ音なのです!

なので音符上全く同じ音を6弦だけで弾くことができます。

タブ譜はこうなります。

6弦7フレット→6弦4フレット→6弦7フレット→6弦5フレット→6弦7フレット→6弦6フレット→6弦7フレット6弦7フレット。

5弦2フレットを絡めたフレーズと何となく聴こえが違うのは恐らく弦の太さの違いによる「音圧」の差、大塚のいう「なんとなく和音っぽい」というのがこのフレーズのカッコ良さなんだと思います!

通して弾こう

まずはそれぞれのブロック練習が終わったら焦らず、1ブロック目と2ブロック目をつないで練習2ブロック目と3ブロック目をつないで練習…等じっくりやってみて下さい!

必ず、できるようになりますから!まずはやってみて下さい!」というのは大塚の力強い言葉。

まとめ

星野講師
【ギター初心者向け】AC/DCのBack in Black ギターレッスン!初めてのリードギターにもおすすめな超ナイスリフに挑戦しよう」YouTube動画連動記事いかがでしたでしょうか?

ミュートや弾けないフレーズで大いに苦労したと語る大塚。
地道に一歩一歩やれば必ず弾けるようになる」という大塚の言葉、本当にそうだと筆者自身も思います。

後は細かいことは気にせず!ギターを楽しむこと!新しいディストーションの音を楽しみながら弾きましょう!AC/DCの「Back in Black」!

ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!

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