レッスン時間をより効率的に使うアイデア3選！
今回は「レッスン時間をより効率的に使うアイデア」についてお話をしたいと思います！
習い事、例えばギターレッスンやドラムレッスン等において、実際に目の前でプロの講師の演奏を見れるのって貴重な時間ですよね？
その多くが50～60分だと思いますが、いかにその時間を充実させ、価値ある時間にするか。そして、上達に必要不可欠な自己鍛錬（要するに家での練習）にどう繋げるかがカギになると筆者は思います。
僕もオーストラリアでの音楽院時代を振り返ると、
レッスンではいつも
「どうやったらそのテクニックを習得できるのか」
「どうのような練習をすれば身に付くのか」等、
常に家での練習ありきで質問していた気がします。
まあそのはずですよね、レッスンだけでプロ並みになれていたら今頃“講師”なんていう仕事は世の中から消えています(笑)。
とにかく、レッスンを受講する時に持っておくといい僕なりのマインドをいくつかご紹介していきます。
それでは早速いってみましょう！
今やっている練習法が理に適っているかプロに見てもらう
ギターの練習に燃えている時はモチベーションも高く、自分が下手だろうが何だろうががむしゃらにギターと向き合える最高のタイミングだと思います。
脇目も振らず、学業や仕事の合間などで鍛錬に明け暮れる日々、カッコいいじゃないですか。
そんなやる気にみなぎっている時、
「今やっている練習法」や「今取り組んでいる課題」が理に適っているか
をレッスンで見てもらうのがいいかもしれません。
取り組んでいるフレーズのピッキングの方向やテンポ、ちょっとしたコツ、又はそのフレーズの裏に隠れているコードとの音楽的関係など理解を深めるのも良いかもしれません。
例えその場で解説が理解できなくても、数か月後にピンとくるものがあると思います。
新しい課題をもらう。プロの具体的練習法を聞く
自身のギターテクニックや見識を広げるには、プロから新しい課題をもらうのが一つの有効な方法だと思います。
短いフレーズだったり、物理的なピッキング方向の課題であったり、コードトーンを追っていくような頭を少し使っていく練習であったり…。
内容やプレイスタイル、また自身のやりたい内容によって様々ですがプロはそれらを習得してきた人達です。
例えば、速弾きで言えばイングウェイ・マルムスティーン以外に生まれた瞬間からできた人は恐らくほとんどいないでしょうから(笑)。
プロの講師たちは「どんな課題をやればそれが習得できるか」を実体験で知っています。
興味あるテクニックや今ついている先生のスタイルが好きであればガンガン質問しましょう！
カギは「そのテクニック、どんな練習をしたんですか？」という質問です。
また、これからどんなギタースタイルを伸ばしていくか迷っている人たちは、逆に先生に相談するのも良いですね。
そこら辺が先生との相性なのではないでしょうか。
先生の失敗談や経験談もレッスンのうち。~ギターも人生も~
最後に紹介するアイデアはこちらです。
「先生の失敗談や経験談を聞くこと」です。
何かの衝動でギターを始め、毎日毎日ギターを練習して、やがてライブをやるようになり、機材の使い方も覚えて、ライブでいっぱいミスして、バンドメンバーと喧嘩して解散して、またバンド初めてギターを教え始めて…。
まるで筆者のギター人生そのものですが(笑)。
要するに先生達はある程度その世界で失敗等を経験しているということです。
生徒さんたちが同じ失敗をしないようにちょっとしたアドバイスをしたり、オススメの機材や楽器屋のお話だったり、または同じ失敗談を共有してレッスンが和んだり、そういった“雑談”の部分もレッスンのうちなのではないかと筆者は思います。
ふとした話が数年後に「ああ、こういうことか…」と合点がいくこともあるでしょうし、一言で悩みが吹き飛んだり、ギター的な話が人生のモチベーションになったりと、“雑談”の力は侮れませんよ！
まとめ
レッスンに向かう前に今の自身の練習欲や熱量に応じて、あらかじめ聞きたいことなどを整理しておくといいかもしれませんね。ギターや人生、日頃迷うことがいっぱいある現代社会ですがそんな時にオンラインレッスンや対面レッスンで相談できるのがレッスンを受講する醍醐味かもしれません。
さて、以上の内容をまとめると…
１. 今やっている練習法が理に適っているかプロに見てもらう
２. 新しい課題をもらう。プロの具体的練習法を聞く
３. 先生の失敗談や経験談もレッスンのうち ~ギターも人生も~
ギターや音楽でわからない事が出てきたときに、相談できるの先生がいるのは頼もしいことですね！
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう！
