Love so sweetをギターで弾いてみよう!!〜間奏・アウトロ編〜

Love so sweetをギターで弾いてみよう!!〜間奏・アウトロ編〜

皆々様、おはようございます!!
ABCミュージックスクール・ギター科講師の堤千代司でございます!!

もう3月後半!!
本当に早いですねぇ…あっという間に時間が過ぎていく感覚の中、前回「変化」についてちょっとお話しましたが、最近も自分の中で変わってきている事があってですね、、、恥ずかしながら最近「本」というものを少しだけ本格的に読み始めていて、勉強になることはもちろん、共感できる事、励まされる事、考えさせられる事が沢山あり、そしてなんと言っても実際に周りの人からの影響が沢山あり、脳が充実しております♪
感謝を行動で返していけたらなと思っております!!

はてさて!!
もうLove so sweetの解説も終盤!という事で、本日はギターの花形「間奏」と、最後はしっかり!の「アウトロ」のギター解説をさせて頂きたいと思いますので、是非最後までお付き合いを宜しくお願いします!

間奏・アウトロの全体的な特徴とポイント

間奏の特徴
とにかく全体的に「カッティング奏法」と間奏のラストを飾る「ユニゾンチョーキング」の2つ!!
大事な位置付けのDメロに入る前の4分の2拍子が特徴的で、遅れないように意識的に注意しておきましょう!

アウトロの特徴
イントロと同様にギターは「カッティング奏法」でサウンドに疾走感とリズム感を演出し、イントロにはないキメ(バンド全体がアクセントを合わせる場所)が存在しますが、ギターはリズムを崩さず弾き続けるのがポイント!

Love so sweetをギターで弾いてみよう!!間奏ギター解説

▼03:06-03:22


Love so sweet_kansou_tab-1

間奏ギターのポイント
とにかくリズムを崩さずにオクターブカッティングする事と、ユニゾンチョーキング(又はダブルチョーキング)がしっかり決まるかが鍵!!

オクターブ奏法を使って音に「勢い」と「迫力」を!!

オクターブ奏法って?
1オクターブ離れた同じ音(低いド・高いド)を1人でユニゾン(同旋律)で弾く奏法!
1つの音を出すよりも音に深みが出て、サウンドも持ち上げられて、強調もできるのでオススメです!!

オクターブ奏法のコツ
①人差し指で原音(間奏1小節目でいうと3弦17フレット)を押さえる

②小指で1オクターブ上の音(間奏1小節目でいうと1弦20フレット)を押さえる

弾かない(音をでしてはいけない)2弦は必ず音が出ないように、人差し指の腹か使っていない中指・薬指を使用してミュートする

6弦から1弦までしっかり弾き、目当ての1弦・3弦の音だけ出ていれば成功!!!

千代司講師
オクターブ奏法をする時の1番の要はとにかく「人差し指」が重要だよ!!
音を出すのも、消すのも「人差し指」だから、置く位置だったり、角度に気をつけよう!!

ユニゾンチョーキング(ダブルチョーキング)を使っていつもと違う音にアレンジを!!

ユニゾンチョーキングって?
2つの弦を弾きながら、同じ音程の音を同時に出す奏法

ユニゾンチョーキングのコツ
薬指(実際にチョーキングする位置)と中指(チョーキングの助け役・1フレット前)で原音(間奏終わりでいうと2弦18フレット)をチョーキングアップ

チョーキングした弦の音が頂点に達したと同時に人差し指で1弦の15フレットを弾く

千代司講師
チョーキングをする時2フレット先の音と同じになるように弦をしっかり確認しながら、上がり切らなかったり、上げ過ぎたりがないように持ち上げよう!!

Love so sweetをギターで弾いてみよう!!アウトロギター解説

▼04:09-04:49


Love so sweet_outro_tab-1

アウトロギターのポイント
イントロと同様にとにかくカッティング奏法で攻めて、曲のラストのラストでオシャレなスライド奏法での演出が待ち受けているので前後で慌てずにしっかり備えるのがポイント!

スライド奏法を使って色気のあるギターにしよう!!

スライド奏法って?
始まりの音から終わりの音までを途切らせる事なく、弾き始めた指で弦の上を滑らかに移動させて行く奏法です!!

スライド奏法のコツ
①弾いてから移動弾いてから移動…と呪文のように唱えてから挑む

フレットに擦り付ける位の力で移動する

千代司講師
バンドが「ジャーン!!」と終わってもギターだけ残るオイシイ部分なので、ここぞ!と言わんばかりにスライド奏法を駆使して曲のラストを綺麗に飾ろう!!

まとめ

いかがでしたでしょうか!?
1番最初にも書かせて頂き、そして今回は簡易的に弾いている部分、原曲とは少し違うアレンジを加えている部分、敢えてリズムに統一性を出している部分等、色々考えさせて頂き作らせて頂きました。
もちろんもっと動いたり、フレーズを増やしたり、音を変えてみたり、ハモってみたり、、、と、人によって感じ方・考え方・捉え方が様々で何を選んだとしても全て「正解」だと僕は思います。
ポップスのギター伴奏の1つとして、そして皆様のギターの引き出しの1つになれるキッカケにでもなれれば嬉しい限りでございます♪

今回でギター解説は終わり…と言いたいところなのですが、まだ1つ、あと1つ記事にしなければいけない事があるのです。
なぜ今回このような簡単なギターの伴奏にしたのか。
歌物・ポップスは「歌が主役」と考えているからです。

…という事で、次回が本当にラスト!!
歌が入ると「色々」とどうなるのか!?について書かせて頂こうと思いますので、ぜひお楽しみにして頂けると嬉しいです!!!!!!!

ではではm(_ _)m♪

ABCミュージックスクール・ギター科講師  堤 千代司

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ABOUTこの記事をかいた人

プロデューサー/作編曲家/アレンジャー。 フジテレビ「はねるのトびら」や、日本テレビ「戦力外捜査官」の作曲、演奏、槇原敬之氏らプロミュージシャンとの共演を果たすなど現役で活躍中。 レッスンに生きがいを持ち、培った技術を余す事なく伝授!が特徴であり、魅力!