ギターで空も飛べるはずを弾いてみよう!!〜サビ・間奏編〜
皆々様おはようございます♪
シールドはパワーの「MONSTER」、抜けの「Providence」の2種でもっぱら攻めている、ABCギター教室講師の堤千代司でございます!!
はてさて、前回からスピッツの「空も飛べるはず」のギター解説をさせて頂いておりますが、今回はラストのサビ・間奏編でございます!!!
前回のAメロ・Bメロはしっかり弾けているでしょうか??
アルペジオはめっちゃくちゃ便利なのでぜひ弾けるようにしておいて下さい♪
今回も大事な特徴やポイントをお伝えしていきますので、是非是非お付き合い下さいませ♪
サビ・間奏の全体的な特徴とポイント
サビの特徴
アコースティックギターで伴奏とリズムを支え、エレキギターは歪みに音をチェンジして厚みと勢いを足しております。
間奏の特徴
前半・後半のギターソロ2部構成で、前半はコーラスエフェクトをかけカッティング奏法で弾き、後半は歪み1本のエフェクトにチェンジ→王道単音弾きのギターソロ構成、多重録音ならではの演出。
また、これは私の勝手な解釈ですが、音色もフレーズも含め2部構成にすることで、どこか「夢の中から現実に戻る」というのも特徴として捉えております。音楽の良い所ですね。
ギターで空も飛べるはずを弾いてみよう!!〜サビギター解説〜
②エレキギター・・・歪みの音色で拍の頭(1小節目)に1回だけ弾く
サビギター演奏のポイント
①アコースティックギター・・・Aメロ・Bメロと変わりなく安定したリズムでの演奏がポイントになり、スムーズなコードチェンジを心がけるのはもちろんなのですが、ここはサビ!1番盛り上がる場所なので少しピッキングを強くする等工夫をして勢いを持たせるのがポイントです!!
②エレキギター・・・Aメロ・Bメロはクリーン音で、サビで初めて歪みを使用して厚みと勢いをもたらせたいので、拍の頭からしっかりジャラーン!と音を出せるように準備しておきましょう!!
コードチェンジをスムーズにして演奏にリズムと滑らかさを演出しよう!!
コードチェンジって?
読んで字の如く!コードを順々に変更させて弾くことです♪
コードチェンジのコツ
①コードの形を覚えておく(特に後のコード)
②前後のコードの指使いを見直して、据え置きできる指は据え置きにする
③コードチェンジする間際(4拍目裏等)に左手を離しながら右手でピッキングし、先に次のコードへ移動してしまう戦法
④自分が思っている最大のスピードで無理やりでも構わないので瞬時に移動してみる
ギターで空も飛べるはずを弾いてみよう!!〜ギターソロ解説〜
②エレキギター・・・多重録音ならではの2部構成で、前半はコーラスのエフェクトを歪みにかけ、カッティング奏法、後半は単音弾きの王道ギターソロ
間奏ギター演奏のポイント
①アコースティックギター・・・今までと変わりなく安定したリズムでの演奏がポイントになり、スムーズなコードチェンジを心がけるのはもちろんなのですが、間奏(ギターソロ)はエレキギターに華を持たせたいのと、どこか寂しく切ないセクションなので撫でるように弾くと雰囲気が出ます♪
②エレキギター・・・前半のカッティング奏法はキレッキレ(音符の長さが短い)のカッティング奏法というよりは伸びやか(音符の長さが長い)のカッティング奏法で臨む事がポイントで、後半は感情的(チョーキングやビブラートを露骨にかける)に弾くと前後の濃淡もつき、素敵なギターソロになるのでオススメ♪
ビブラートを使って音を伸びやかに響かせよう!!
ビブラートって?
音程を上下させて音の余韻を増やし響かせる奏法の1つで、実践的には「感情値」をプラスする時に非常に役に立つのでここでマスターしておく事をオススメします♪
ビブラートをかけるコツ
①自分で指定した場所(3弦7フレット等)をチョーキング・アップする
②①をチョークダウンさせる
③①+②を繰り返す
④チョーク(持ち上げる)幅を少しずつ細くしていく
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回でギター編は終了でございました!!!
コードチェンジやビブラート等の細かいテクニックが入ってきて難しくなってきますが、これから間違いなく出続けるテクニックなので、一緒に楽しくクリアしていけたら嬉しいです!!!
次回は全部やってみたシリーズの中から「空も飛べるはずをベースで弾いてみた!!」のイントロ編をお送りしたいと思いますので、そちらも見て頂けると嬉しいです!!!あ!アコギの詳細解説版ももちろん準備していますよ!皆さん待っていてくださいね〜!♪
ひとまずギターソロ時のギターの絡みを聞いておいて頂けたら嬉しいです♪
それではまたお会いしましょう!最後まで見て頂きありがとうございましたm(__)m♪
ABCギター教室講師 堤 千代司