ギターソロ・フレーズ特集第一弾〜SOUL LOVEに挑戦しよう!

代表大塚
ABCミュージックスクール代表の大塚です!

今回から、弊社講師の堤千代司が大好きなミュージシャンのギターソロ・ギターフレーズを動画と譜面で解説するソロ・フレーズ特集がスタート!

これまではカバー動画を中心にお届けしてきましたが、今回はギターレッスン動画となります。

初心者の方にもできるだけ分かりやすいよう、丁寧に解説していきますので是非是非、楽しくギターに挑戦してもらえたら嬉しく思います!今回は第一弾!GLAYのSOUL LOVEの後半ギターソロの解説です。それでは動画をどうぞ!

SOUL LOVEのレッスン動画 本編

▼動画を最初から再生する

堤千代司かんたんプロフィール

はねるのトびらやフジテレビの戦力外捜査官のサウンドプロデュースなども務めた現役プロミュージシャン。DTM DAW科・ボーカル科・作曲・ギター科・ベース科とマルチなスキルを活かしてたくさんの受講生の成長をサポート中!今回カバーしたGLAYが大大大好き!

SOUL LOVEの譜面・タブ譜

動画の中で解説しているフレーズはこちらです。まずは1つ1つのポジションを覚えながら練習していきましょう!
SOUL_LOVE

エクササイズはこちらから!

〜エクササイズの使い方〜

・動画を再生したらすぐにエクササイズが始まります。
・1回目はちよじ講師の演奏入りの音が流れます。(Teacher’s Play)
・2回目はカラオケのみ流れます(Student’s Play)
・アンプから音を出しながら弾いてみましょう!
・原曲テンポは結構なスピード感なので、初心者の方はスローテンポから挑戦してみてください!

▼エクササイズ 原曲テンポ

▼エクササイズ スローテンポ

曲をかっこよく弾くための4大演奏ポイント

今回の解説ポイントの中で特に重要なことを下にまとめておきましたのでお役立てください!

ポイント1.ブリッジミュートでメリハリを出す!

bm01
ギターソロ出だしで入ってくるブリッジミュート。
歪ませた状態で音を出してみると、「ズン、ズン、ズン」と音が切れて聞こえますよね!

SOUL LOVEのギターソロでは特にこのブリッジミュートが演奏に彩りを与えています。音にメリハリが出てかっこよくなりますね!

実際に動画をみながらどのようなニュアンスで弾いているのかを確認しましょう!ちなみにブリッジミュートを行う際は右手をチョップにして、
CHOP

弦の生え際(ブリッジの根元)あたりに、
HAEGIWA

手刀を当て、そのままピックを使って演奏しましょう!右手が硬くならないように、バランス感は動画をみてご確認ください。
bm02

ちよじ
ワンポイントアドバイス
ブリッジミュートを行なっている状態で、普段と同じ音量でギターを弾くと少し音量が小さくなるので通常よりも強めのピッキングをして、音量を合わせるように意識するとめっちゃかっこいい音色を出せるから、ぜひチャレンジしてみてね♪

ポイント2.チョーキングをブレなく行う!

cho01

出ましたチョーキング!右手でピッキングした後、左手でドアノブをひねるように回して音程を上げ下げするテクニック。今回の動画では、チョーキングの重要なポイント2つを解説しています。

チョーキングは2本指で行う

試しに、左手の指を1本だけ使ってチョーキングしてみましょう。
CHO_TURAI
表情から見てわかる通り、辛い!笑
狙いの音程に届かせるのが結構大変で、特に弦高が高めのセッティングをしているギターを使用しているほど辛いと思います。

指が痛くなりやすかったり、音程が安定しなかったりと、あまり効率的ではありません。それに対して!中指と薬指の2本を使ってチョーキングしてみると、
CHO-NIHON

スムーズに音程差のあるチョーキングを行うことができます。
これが非常にオススメなので、基本的には二本指でチョーキングするようにしていきましょう!

ちよじ
ワンポイントアドバイス
人なら1人より2人!!指なら1本より2本!!というように、指1本1本の負担もかなり減るから、ぜひ2本以上で弦をチョーキングさせよう♫

次のフレーズに備えて指を余らせる

cho02

今回のSOUL LOVEのソロを始め、ギターソロにはフレーズが流動的に続いていきながらドラマティックに盛り上げていくもの多いですよね。

チョーキング→次の指板を押さえる→弾く→etc…

といったようにフレーズを続けていくためには、できるだけ次にどの指を使って押弦するか?を押さえておく必要があります。
どの指を余らせるかについては特に決まりはありません。できるだけスムーズに弾くためには?ということを考えながらギターを演奏していきましょう!

ポイント3.ハンマリングオン&プリングオフ

ハンマリングオン
ピッキング→左手でフレットを押弦し、音を出すこと。
ハンマーで叩くようなイメージで押弦するのがポイント!

プリングオフ
ピッキング→左手で弦を引っ掛けながら離すことで音を出すこと。
今回はこの引っ掛けるについて掘り下げています!

目指すは、ピックで弾いた時と同じような音です。動画の中でこのように、ピックと左手で音質と音量を比べているシーンがあります。画像の下の方で何秒で流れている内容か確認できますので、実際に目と耳で確認してみましょう。同じ出音を目指して弦を引っ掛けてみてください!


p_of

ちよじ
ワンポイントアドバイス
おすすめの練習は、ハンマリングオン・プリングオフをとにかく繰り返す反復練習だよ♫
音がある程度永続的に続くようになるまでやってみよう!!

ポイント4.スライドはゴールを見据えて!

スライドの動作
弾く→左手の移動

スライドはとてもシンプルですが、奥がとっても深いですね。
左手が移動するときのスピード感や、ピッキングのニュアンスで出音が大きく変わります。それが面白いところ!

今回は音程が上がっていくスライドと、
slide_on

音程が下がっていくスライドの両パターンがソロに含まれています。
slide_of

今回解説しているポイントはまず、ひたすらに反復練習すること!同じ動作を繰り返して、体に染み込ませていくことがなによりも大切です。
SLIDE01

そしてもっとも大切なのは、ゴールを見据えること!スライドして到達するフレットはどこなのか?あらかじめ覚えておきつつ、そこをゴールとしてスライドを行いましょう!

ちよじ
ワンポイントアドバイス
スライドは行きたいフレットまで「届かない…」というよりも「届きすぎて越してしまった!!」という気持ちでチャレンジしてみると成功確率が上がるからやってみてね♪
また、スライドの移動スピードなどは動画を見返してどんどん真似してね♫

今回のようにスピード感のある曲の場合は、とにかく疾走感!加速するように一気にスライドすることを心がけて練習すれば、かっこよく弾くことができるよ!何よりも失敗すら楽しむことが大事です♪

レッスンお疲れ様でした♪次回もお楽しみに!

まとめとギター初心者の方へ「練習はとにかくゆっくり」

代表大塚
以上が今回のフレーズのポイント解説となります。
動画と、今回のブログを使ってギターの上達をしてもらえたらとても嬉しく思います!

今回のSOUL LOVEは、ギター初心者の方には少し難しく感じられるフレーズだと思います。
最初からすんなりとマスターするのは難しいかもしれませんが、とっておきのおすすめ練習方法!

それはできる限り、原曲スピードよりもゆっくりな速度で練習することです。
ゆっくりな速度で練習することで、体に着実に慣れさせながら練習でき、さらに原曲に近いニュアンスでギターが演奏できているかをチェックしながら練習することができるのです!これはギターのみならず、あらゆる楽器の練習に言えるとっても大切な上達ポイントです。ある種のスポーツ的要素とも言えますね。

ゆっくり練習→原曲に近づけていく→だんだん余裕をもって演奏できるようになる=好循環!より楽しくなる!
ぜひ参考にして練習してみてくださいね!

以上!次回のギターフレーズ特集もお楽しみに!
ABCミュージックの堤千代司と、大塚がお送りしました!

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ABOUTこの記事をかいた人

プロデューサー/作編曲家/アレンジャー。 フジテレビ「はねるのトびら」や、日本テレビ「戦力外捜査官」の作曲、演奏、槇原敬之氏らプロミュージシャンとの共演を果たすなど現役で活躍中。 レッスンに生きがいを持ち、培った技術を余す事なく伝授!が特徴であり、魅力!