恋をギターで弾いてみよう!〜イントロ・Aメロ編〜
皆さま、新年明けましておめでとうございます!!
ABCミュージックスクール・ギター科講師の堤千代司です!!
2017年、皆さまにとってどのような年だったでしょうか??
ワタクシはと言いますと2018年に向けての準備の1年でした!!
…なので、今年は去年以上に全力疾走・猪突猛進に「優しさ」を持ちながら邁進していきたいと思いますので、宜しくお願い致しますm(_ _)m
はてさて!!
早速ではありますが、ABCミュージックスクールの講師陣で愛情を込めてカバーさせて頂いた星野源さんの「恋」の動画はご覧頂けましたでしょうか!?
まだの方は是非ご覧下さい♪
本日はこの「恋」からギター演奏に使われているワザを動画と共に解説をしていきたいと思います!!
イントロフレーズ編
まずはイントロ!!
▼00:01-00:12
フレーズの特徴
全体的にはメインテーマ音・中国の楽器(二胡)とのユニゾン(同旋律)フレーズでございます。
今回はエレキギターで弾いているので、よりキレ・軽快さを意識した演奏をする必要がある!というのがポイントです!
演奏のコツ・重要なこと
かなり大事であり、そして難しい部分はズバリ4小節目の「ハンマリング(H)・プリング(P)」です!!
なので、ハンマリングとプリングを上手に使う為のコツと手順をいくつかお教え致しますので、ぜひ試してみて下さい♪
①狙いの弦をいつもより強く弾くこと
②狙いのフレットに指を置く時に、力で弦を鳴らすのではなく、なるべく音が残っている内にスピードで音を鳴らしにいく。両手のシンクロを目指す。
①狙いの弦をいつもより「強く」弾くこと。
②指を弦からただ指板から「離す」のではなく、左指をピックの様に見立ててフレットの下方向に弾くように指で「引っ掛ける」。とにかく引っ掛ける!!!
これが主なコツとなります!
皆さま、ハンマリング・プリングはかな〜り曲中に出てくるので、必ずマスターしておいて下さい♪
ピッキングはその強弱で音の表情にかなり差がつきます。
今回のフレーズでは、音を少しでも延ばしておくために「強く弾く」というのが正式な言い回しになります。
これらはいわゆるクリーントーンでギターを弾く時にとても重要なので、意識しながら演奏に取り組んでいきましょう!
Aメロ・ブリッジミュート編
▼00:24-00:36
フレーズの特徴
一言で言いますと、簡略化したミドルコードを、ブリッジミュートとアルペジオを使って演奏しております。ここではまずブリッジミュートの解説をしていきます!
①ピックを握りながら手をチョップにする
②弦の生え際(ブリッジからすぐに弦が出ている場所)に軽く拳を握りながら置く
演奏のコツ・重要なこと
Aメロのポイントとしては2周目から地味に入ってくるテテテテンッ♪と鳴らしている、なんとも可愛らしい「ブリッジミュート」のコツと手順をお教え致しますので、ぜひ試してみて下さい♪
▼00:24-00:36 …イントロ→Aメロだけでもこんなに情報量と実践が多くて大変でーす!!…という声が聞こえてきそうですが、大丈夫、焦らず1つ1つじっくり丁寧にやっていきましょう♪今度は同じフレーズのピッキングについて解説していきます! 演奏のコツ・重要なこと ②1〜6弦を順番に1本ずつ弾いていき、1弦1弦の弦の幅を覚える ③精度を上げる為に右手を見ながら弾く(左手のポジションを完全に記憶する、又は80%程記憶する、目を瞑ってもいいくらいにしておく!!笑) いかがでしょうか!?!? 次回はBメロ・サビの解説をしていきたいと思いますので、次回をお楽しみに〜♪ ではではm(_ _)m ABCミュージックスクール・ギター科講師
チョップした手がリアのピックアップに近ければ近いほど音が鳴らないので、必ず弦の生え際に置いて下さい!!そうすると、音程を保ったまま歯切れの良い音が得られるので試してみて下さい♪Aメロ・アルペジオ編
Aメロ2周目からのフレーズ(アルペジオ)は1弦1弦丁寧に弾く奏法で、左手ももちろん大切なのですが、右手のピッキングの精度がカギとなってきます!又、ブリッジミュートをしたまま弾くという少しハイブリッドな形となっており少し難易度は上がりますが、コツと手順をお教え致しますので、ぜひぜひ試してみて下さい♪
①ピッキングする際はコンパクトに(常に右手が弦の側にいるように、次の弦を弾く準備を常にしておく)
まとめ
今回は「恋」のカバーギターのイントロ・Aメロについて解説させて頂きました!!
誰しもすぐには出来ないので、毎日5分でも10分でもいいので触ってあげて、そして0分でもいいので考えてあげてください♪必ず応えてくれます!!!
堤千代司