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DTM歴8ヶ月!受講生Yさんにインタビューして来た
代表兼コンシェルジュの大塚です。
今回はdtm科では初の受講生ロングインタビューです!
現在はjujuなどのメジャーアーティストのコンペで競うくらいのDTMスキルを身につけたYさんがDTM歴8ヶ月の時に行なったインタビューとなります。是非ご覧ください!
自己紹介
最近34歳になりました。音楽歴は10年以上、dtm歴は9ヶ月です。
音楽を始めたきっかけ
好きだったのはテクニカル系(メタル系)で、日本でいうとシャムシェイドが好きでした。作曲も必要だろうと思って並行して始めまして、それまでの音楽人生で作ったのは30曲くらいでした。
dtmの原体験とはじめの一歩
次に挑戦したのはシーケンサーのQYを使用した作曲でした。当時は革命的なマシーンでしたが、そこまでたくさんのトラックに録音できるわけではなく、限界はありました。
バンドをやっていた時代にレコーディングしているバンドのブースに行った事もありますが、当時の機材は数千万円単位のミキサーを使用していたり、高級ギターアンプなどがたくさんありました。
「これがプロが作り出す音に必要なものなんだな」と思ったのが7年ほど前です。ですのでそもそも、本格的な機材はプロがつかうものというイメージでした。それが僕の原体験と、音楽制作に抱いたイメージでした。
それに対して今は時代の進化とともにそれができる時代になり、自分の中で「プロと同じものを作れる環境が手に入るんだ」と思ったことは、一歩を踏み出す上でとても大きかったですね。
レッスンで未踏の音楽力に挑む
「これが俺の曲だ!」と胸を張って言えるようになることは、音楽をより楽しむ事に繋がると思います。
だからプロの作曲家に学ぶ、レッスンを通して音楽を知って、もっと音楽を楽しもうと思って申し込みをしました。
ABCミュージックスクールの体験レッスン
学校といってもお仕事なので、手続き重視で案内をする学校がほとんどでした。電話がたくさんかかって来る学校もありましたし、、笑 でもその中で大塚さんは、手続きの内容は最初話さずに、「どんなふうに音楽をやって来ましたか?」「これからどんな風に音楽を作りたいですか?」と話をたくさん聞いてくれました。
先ほどお話しに上がったように音楽スクールはたくさんありますので、ただ単純にレッスン受けるだけだったらどこでもできるんですけど、僕はそこにいる人間を重視して選ぶようにしています。それによって学校の品質が分かるからです。
例えば講師さんにどれだけ知識があって、どれだけ技術があっても、「この人に学んで行きたい!」と思えなかったら、レッスンが続かないと思うんです。だから大塚さんと話した印象で、最初はこの学校にしようと決めました!
初回の体験レッスンで来て頂いた時も、電話の時と変わらない対応をしてくれました。そして担当してくれている湯澤講師も距離感も近くて、生徒というよりも音楽仲間のような感覚で対応してくださって、それが本当に良かったです。
ABCミュージックのレッスンについて
好きな楽曲を題材にできる
こういったプロの方クラスの音楽を題材にして製作するためには、それに特化したスキルをつける必要があるため、通常カリキュラム制のレッスンでは足りない部分が出てくると思います。
固定カリキュラム制は、すべてのレッスン工程がきっちり組まれているので、好きなことから学べるということはありません。ですので、少し我慢するという前提があると思います。
将来的には、必要な技術が詰めるということは間違いないと思うのですけど、どうしてもつまらないというかモチベーションが維持できないと感じていました。
いきなり大好きな題材からDTMを始められる。これによってとてもモチベーションがすごく高い状態でDTMができます。そのあとの楽曲選択も自由にできるのもとてもいいと思います。
好きな曲に夢中になって取り組んでいるうちに、技術がついていくというのが理想的だと思います。
だから僕たちは好きな楽曲を、自分の表現手段の1部にするためには、精巧にコピーするのが一番上達に早いと考えています。そしてコピーを重ねる事が自分の音楽的な選択肢を広げて行って、オリジナリティを作り出していく。音楽は影響の連鎖で成り立っていますよね!
コミュニケーションを通して学ぶ
対面して人に習うということは、実際に本に書いていないことでも「ニュアンスで汲み取ってくれる」というところがあると思います。
本でもコンピューターでもこちらの考えを察してはくれません。「〜な感じなんです」とかニュアンスで言葉を伝えても、コミュニケーションとして汲み取ってくれ、咀嚼して伝えてくれるからより分かりやすくなる。それがレッスンの良さだと思っています。
DTMレッスンを受講する上でオンラインレッスンも検討しましたが、例えば画面遷移が違った、DAWソフト上でトラブルが起きたといった疑問を即座に解決をするには対面のレッスンが適していると思いました。
答えてほしい事に、レッスン時間の中で確実に答えてもらえるのがいいところだと思います。
けれど、「こんな」「こんなアイディアはどう??」「これってかっこよくない?」という風にアイディアを出してもらったり、逆にこちらからこんなのかっこよくない?と提案して「いいね!」と盛り上がっていくことでさらに曲へのインスピレーションが湧き上がるんです。
ネットで落ちている知識では得られない楽しさがそこにはありますね。
目標設計がモチベーションになる
「このコンペに応募してみよう!」
「他の講師に聞かせてみよう!」
という風に様々な提案をしてもらえるので、モチベーションが下がりそうな時にでも持ち直せたり、新たな目標が立てられるのがすごくいいですね。
また、必要なテクニックについても理論的に説明してくれて、しっかり意味合いとメリットまで説明してくれること深く理解できると思っています。音楽を深く知っている人が近くにいることで、音楽の面白さを感じ続けられています。
DTMの魅力
僕にとってのDTMは、それに少し似ていますね。コックピットのような感覚です。
自分だけの基地が作れる見た目の魅力、パソコン上でプラグインを繋いだらアンプが出てきて、その場でいい音でギターが弾ける。
バンド時代、ギターの音をアンプにマイクを立てて録音していた頃は、マイキングの知識もなかったのでべったりした平面な音しか取れなかったですけど、今はdtmソフトの中でどれくらいアンプにエアーを含ませるか、マイクの種類まで細かく選ぶことができて、セッティングもこまかく行うことができます。
僕にとってのDTMは、自分の音楽を表現する最高のアイテムであり、表現を楽しむための箱庭のようなものですね。
これからdtmを始める人たちに一言!
力試しにメジャーアーティストのコンペにも参加できるし、いろいろな人たちに「この作品はいいね」「こうだね、ああだね」といってもらえることはとても有意義です。
一番大事なのは自己表現できるという事ですが、それ以外の要素もたくさんあってすごく可能性に溢れています。これから始める皆さんも是非楽しんでdtmに取り組んでもらえたらと思っています。
まとめ
今回は受講生Yさんの長文インタビューをお送りしました!
Yさんはこのインタビューとほぼ同時期にdtmを初めて8ヶ月でコンペに通り、楽曲がアーティスト採用されました。その模様はこちらの記事で特集していますので是非ご覧ください!
こういった結果が受講生さんの中から生まれてきていることを、本当に嬉しく思っています。
結果と過程には同じくらい価値があると思います。道の途中で学んでいること、目指していくものを見つめ続ける力。どちらもとても大切なものですね。
現在はメジャーアーティストへの楽曲提供のためのコンペティションに参加するなどしながら、プロ作家への道を歩んでいるYさん。これからの活躍がとても楽しみです!
それではまた次回!代表兼コンシェルジュの大塚がお送りしました!!