代表兼コンシェルジュの大塚知之です!
本日は受講生から頂いた質問を記事にしてシェアします!
✔︎友達の環境で曲が再生できない!
✔︎コンペで納品した曲がちゃんと再生されなかった、、
こんな経験がある方はセルフチェックがてらご覧ください!
Contents
曲が再生できない!?送付前に事前にチェックすべき3つの項目
ソフトのバージョンによる互換
dawには上位互換という考え方があります。
上のバージョンでは動作保証、下のバージョンでは動作保証外という考え方です。
具体例を見てみましょう。
使用環境:Cubase pro8
相手先環境:Cubase pro6.5
✔︎ポイント
相手バージョンの方が1.5低いことが分かります。
✔︎考えられる問題と対策
送ったソングfileが開けなかったり、エラーが起きてソフトが強制終了することがあります。
お互いが同じソフトVer、相手の方が上verであることで、事前に問題を避けることができます。
dawソフトの使いやすさや製作環境をふまえると、アップデートが難しい場合も少なくありません。
そういった場合は下の項を解決することで大体の場合、問題を回避することができます。
こちらは知識として踏まえ、次に進んでいきましょう。
相手が持っていない音源を使用している
・dawソフトに入っている音源
・シンセなどのハード音源
自分が持っている音源を相手が持っていない場合、その音源は再生できません。
作っている意図が相手に伝わらない状況は避けたいところですね。
そういった時はmidiデータ(SMF)をオーディオデータで書き出し、相手に渡しましょう。
そしてMIDIデータも相手に同梱して送りましょう!
✔︎間違いなく楽曲を聴くことができる!
↓
②MIDI(SMF)データも送る
✔︎楽曲の狙いを正確に伝えられる
✔︎編曲・アレンジのイメージをスムーズに伝えられる
↓結果、、、
③クリエイティブに楽曲制作に取り組むことができる!
Song filesしか送っていない
ポイント2とやや重複しますが、楽曲のsongfilesのみを送ってもオーディオファイルを送っていないと正しく再生できない場合が多々あります。実体験上、一番ミスとしてありがちなことだと思います!
オーディオデータは、このようにSongfilesのあるフォルダの階層に入っています。
もっともミスなく送る方法は楽曲のフォルダを圧縮し送ることです!
基本的には全dawソフト共通です。覚えておきましょう。
Logicはパッケージという方法で保存している場合、フォルダは作成されません。fileを開くことで全てのデータが読み込めるようになっていますが、圧縮せずに送ってしまうと相手方は開けません。送る際は必ずZipに圧縮し、送りましょう。
まとめ
以上となります!
僕たちはDTMスクールとして、皆さんが作った楽曲を正確に聞き込んだ上でレッスンを行うことが必須だと考えています。講師に正しく楽曲の情報を伝えることで、よりスムーズに、よりクリエイティブに楽曲制作レベルを高めていきましょう。
また、プロ志向の方々は制作業務で音源を取引先に渡す時も多々あると思います。制作した楽曲が歪曲されることなく、そのままの音で相手に届けることは、曲作り、編曲作業前の大切な基礎。あなたの楽曲への狙いをブラさず伝えていきましょう!
経験者向けの知識として、活用して頂けたら幸いです。代表兼コンシェルジュの大塚がお送りしました!