ブログ初登場、ABCMS・ギター科講師、切り込み隊長の堤です。
皆様、宜しくお願い致します♪
飛躍的にギター上達する発想転換のススメ
なかなか過激なタイトルでお送りしております。笑
そして「それってどういう事?」と思った方…とっっっってもチャンスです♪
ギターを弾いている以上、誰しもが上手くなりたいと思い、色々な試行錯誤を繰り返し、悩みながら弾いていると思います。少しでもその突破口、楽しみ方を提供させて頂ければと思いますので、余りビックリせずリラックスしながら読んで下さい♪
とにかくギターで他楽器を模しまくれ!!!
模する=モノマネのようなものだと考えてみてください!ギターに別の楽器(ドラム、ピアノ、ボーカルなど)の要素を加えることで、ギタープレイに幅と深みを持たせる!というのが今回のテーマです♩
ギターでドラムを模する=「??」
「なに言ってんの?ギターとドラムのどこに共通点があるの?」なんて声も聞こえてきそうですね。
音階がハッキリしているギターと音階がないドラム。 この二つを融合させるカギは、カッティングにあるのです。それでは詳しく手順を解説していきます♩
ドラムとギターを役割別に照らし合わせる
①ドラムの3点セットの役割は、
「バスドラム」→「ボトム」
「スネア」→「メロディー」
…となりますね。
②上記にギターのカッティングを照らし合わせていくと
■バスドラム→ブラッシング(4・5・6弦)
■スネア→出音(単音orコードorなしでも可)
このように置き換えられます。基本的にはこれだけでオーケーです♪
ドラムの8beatを数値化し、演奏する
例)8beatで考えた場合(初級パターン)
■バスドラム(低音弦ブラッシング)→1・5拍目
■スネア部分(出音)→3・7拍目
早速演奏してみましょう!数字が重なる所はバスドラム・スネアを優先して演奏してみてください♪
ドラムを模したことで、コピーでも思いつきでもないギタープレイが生まれましたね♩
数値化→模す→グルーヴ感up!!
一見、単なる遊び心でドラムを模したギターを弾いただけのように見えますが、
✔︎1小節のどこにテンション(特徴的な音)が来ているのか把握できる
✔︎テンションをどこに置けば良いのかがハッキリする
✔︎全体の音のベクトル(流れ)がギュッと定まり、より伝わる
三つのポイントがあることに気づきますね。これをワタクシはグルーヴ感の1つだと考えております。
数値化は楽器全てに応用出来るモノなので、初めて触る楽器だとしても理解を深める事にも繋がり、アドバンテージ(優位性)を持つ事が出来ます。
思考をハイブリッドに
最後に、なぜここまでしつこく考えているかと言うと、上記にも書いてきた通り「模す」という事は「思考をハイブリッド」に出来る作業の1つだからです。
ギターをギターのまま弾くのももちろん正解なのですが、今回のようにギターをドラムの様に弾く事も正解です。このように思考をハイブリッドにする事により…
↓
新しい引き出しが増える
↓
可能性が増える
↓
悩んでいる事案が良質になる
↓
楽しくなり実行に移る
…の楽しいループ作業に変化します。
知らない間に皆さんの言う「上手い」に直結します。
以上でございます♩
今回は「模す」という事に重点を置いてお話ししました。
1つ1つに対してこのような考え方が出来るようになると、飛躍的に成長出来る事を確信していますので、是非「ギター」で「模す」という事を実践してみて下さい♪
次回のテーマは「レッスンはお医者さん」です。
お楽しみに!!!!!!!
ABCミュージックスクール・ギター科講師 堤 千代司