飛行機の受託手荷物として預けるときの注意点!

Electric Guitar

ギターを飛行機の受託手荷物として預けるときの注意点!

星野講師
こんにちは!ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀です。
今回の記事のお題は「ギターを飛行機の受託手荷物として預ける時の注意点!」です。

以前の記事でギターを飛行機で運ぶ際は受託手荷物に預けるのが最も一般的な方法である、と筆者なりの考えをまとめました。この記事ではそこから更に一歩踏み込んで、より安全にギターを預ける際のチェックポイントについてお話をしたいと思います!

現地に着いて荷物を受け取り、ギターケースを開けたらネックが折れていた、塗装が傷ついていた等、そんな事態になってしまったら悔やんでも悔やみきれません…。
現代はまだ“時間を戻す”という技術はないので、転ばぬ先の杖としてこの記事がお役に立てれば幸いです!
それでは早速行ってみましょう!

 

弦は緩めておく

まず、「弦を緩めておく」

ゲージ(弦の太さ)によっても多少差はありますが、ギターはスタンダードチューニングの場合、合計約50kgの張力がギター本体にかかっています。それが機体の揺れや他の荷物との衝突によってネックやヘッドに負荷が更にかかるとポキっと行く可能性があります!

ギターにかかる負担を減らす意味でも弦を緩めておいて損はないでしょう!

 

ネックやボディを梱包・はずす

2つ目は「ネックやボディを梱包・はずす」こと。

ハードケースに入れるにしても、ちょっとした緩衝材をボディ〜ギター全体にかけて詰めておくというアイデア。特に鋭利なボディのVや変形ギター等の傷防止以外にもケースとギターの隙間を埋めてギターが動かないようにガッチリ固定するという意味合いもあります。
※筆者はネックとヘッドの付け根あたりを入念に保護する意識を持っています!

ボルトオンのギターならネックとボディを外した上でケースに入れるというのも一つの手かもしれません。
ボルトオン・ギターの宿命的な「ネックソケットの割れ」を防ぐのが1番の目的です。

 

ケース内のポケットが閉まっているかチェック!

最後は「ケース内のポケットがしまってるかチェック」してください!

アームやレンチ類、小型チューナーやカポ、特に金属系小物を入れている場合は要注意!
万が一空いてしまってそれらがケース内に散乱し、ボディや塗装、更には指板面を傷つけてしまう可能性も無きにしも非ず!筆者のように心配性(笑)な方は閉めたあとマスキングテープ等で入念に固定、なんていう手もオススメです!

 

まとめ

星野講師
「ギターを飛行機の受託手荷物として預けるときの注意点!」についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

折角の海外旅行/海外遠征、これから沢山の人生/音楽経験値を積もうというところでネック折れやギターの故障、現地空港で膝から崩れ落ちる事態にならないようしっかり事前に対策しておきたいですね!

以上の内容をまとめると…

1.弦は緩めておく
 強い衝撃等で過度な力が加わってネック折れなどを防ぐためにも!
 
2. ネックやボディを梱包・はずす
 保護目的、そしてギターとケースの間の隙間を埋めてがっちり固定!ボルトオンは外しておくとネックソケットの割れ防止になるかも!
 
3. ケース内のポケットが閉まっているかチェック!
 たまたま空いてしまって金属系小物が散乱→ギターに傷が⁉︎を防止!

ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!

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