こんにちは!ABCミュージックスクールの高原です!今回は「ドレミファソラシド」と、「ポジションという考え方」について解説していきます。
ギターのドレミファソラシドはどこにあるかわかりにくいのですが、今回の記事にほぼ全てのドレミファソラシドを載せておきますのでご覧ください。
ギターのドレミファソラシド
ギターのドレミファソラシドがわかりにくい理由は、主に以下の2点です。
・色がついていない。
・同じ音が複数箇所ある。
ピアノと比較して考えると分かりやすいかと思いますので、比べてみましょう。
ピアノのドレミファソラシドは、必ず白い鍵盤(白鍵)になっています。また、同じ高さの「ド」も1つしか存在しません。
それに対してギターは、指板はどこも同じ色ですし(ポジションマークはありますが)、同じ高さの音が複数個存在しています。
例えば、5弦の3フレットは何の音?1弦の8フレットは?と聞かれても困ってしまう人も多いと思います。
そこで、ギターのドレミファソラシドを覚えられるよう、今回の記事を作りましたので見ていきましょう!
まずは少しだけ、ポジションの説明をします。
ポジションとは?
ポジションというと難しそうに聞こえますが、簡単に言うと人差し指が何フレットを担当するかということです。
人差し指が1フレットを担当している時は1ポジション。2フレットを担当している時は2ポジションです。
早速、ポジションを考えながらドレミファソラシドを覚えていきましょう。
1ポジションのドレミファソラシド
1ポジションなので、人差し指は1フレットを担当です。青丸がそのポジションを表しています。
開放弦を使ったパターンで、1番オーソドックスなドレミファソラシドです。
2ポジションのドレミファソラシド
ここからは開放弦を使わないパターンになります。1ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
3ポジションのドレミファソラシド
少しワイド(横に広い)なパターンです。左手のストレッチにも有効です。1ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
5ポジションのドレミファソラシド
先程までのパターンより1オクターブ高いドレミファソラシドです。3~1弦のみを使います。
7ポジションのドレミファソラシド
指使いが2ポジションのドレミファソラシドと全く同じです。1ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
8ポジションのドレミファソラシド
指使いが3ポジションのドレミファソラシドと全く同じです。1ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
9ポジションのドレミファソラシド
8ポジションのドレミファソラシドから運指が繋がるようなパターンです。8ポジションと9ポジションは是非セットで練習してみてください。こちらは5ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
10ポジションのドレミファソラシド
これもワイドなパターンです。5ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。
12ポジションのドレミファソラシド
5ポジションのドレミファソラシドと同じ音です。小指の使用回数も多く難しいのですが、個人的に一番好きなパターンです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。ABCミュージックスクールの高原がお送りしました!
ドレミファソラシドを弾けるようになる事で、コードを覚える事にも繋がってきます。
ぜひ覚えて弾いてみてくださいね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!