ギターを飛行機で運ぶ方法 ~ボーイング5150~

Electric Guitar

ギターを飛行機で運ぶ方法 ~ボーイング5150~

星野講師
こんにちは!ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀です。
今回は「ギターを飛行機で運ぶ方法」についてお話をしようと思います。

あれは忘れもしない2014年。
オーストラリアはシドニーを旅行で訪れ、人生の大きなターニングポイントとなった3週間を過ごした夏(オーストラリアは南半球なので現地は真冬(笑))…。

ジャジィなライブミュージックが毎晩演奏される現地中心街のレストランで一晩演奏させて頂き、そこのオーナーとの奇跡的な出会い、「この人について行かなくては!」、「もっと西洋文化の中で音楽を学ばなければ!」と衝撃を受け、その後日本での仕事を片付けて2016年に「日本にはもどらねぇ!」と意気込んでギターとスーツケースだけ持って日本を飛び出す筆者…。

そんな自伝的な内容、、、ではなく!それに際して筆者が経験したギターを飛行機で運ぶ方法についていくつかアイデアをご提案したいと思います!
それでは早速行ってみましょう!

 

ハードケース/セミハードケース/フライトケースに入れて荷物室に預ける

まず、最も一般的な方法は「荷物室に預ける」方法。

少し前は航空会社と交渉したら機内の客室に持ち込めた、という話をたまに聞きました。しかし筆者の場合候補に挙がった航空会社のHPを調べても例外的な措置はない様子。やはりセキュリティが年々厳しく、マニュアル化してきている事もあるのでしょうか。

例えばの話ですが、事前の電話口で「仮OK」だとしてもいざ空港で「やっぱりダメです」と言われてソフトケースのまま荷物室へ…
なんていう事態はもっとも避けたい事態!
ハードケースやセミハードケースに入れて念入りに梱包し、あらかじめ荷物室に預ける心づもりで行くのが最も安全策だと筆者は思います。

ボルトオンのギターならネック外してスーツケースに入れてもOKです!筆者はこれでストラトキャスター型のギターを持っていきました!
フライトケースは頑丈で最も安心ですが激重なので預け荷物の総重量オーバーにご注意!あと現地での持ち運びも!!

 

ボディとネックを外して機内に持ち込む

2つ目は「ボディとネックを外して機内に持ち込む」という方法。

大抵の航空会社は手荷物一個は機内に持ち込めるはずです。
筆者はミディアムスケールのギター(ミュージックマン製)を分解してNORTH FACEのバックパックに入れて持ち込みました。ヘッド形状が小ぶりだったのもよかったのかもしれません。
よほど特殊なボディ形状(V型やスター型、その他変形)でない限り、手荷物にボディとネックならギリギリ入ると思います。

機内持ち込みできるバッグの規定サイズも各航空会社のHPに載ってますので、必ずチェックを!
あと手荷物にギターを入れるにしても緩衝材などでの梱包は忘れずに!

 

ギター用の席を買う

3つ目は「ギター用の席を買う」という方法。

そんなアホなお金の使い方する奴いるのか⁉︎と思う方もいるかも知れませんが(笑)、筆者はこれ経験済みです!
ギター弾きにとって愛用のギターは本当に命と同じくらい大事なもの。同じ機種、同じ色でも一本一本違うんです!一般的なもので言えば、お気に入りの靴の履き心地、みたいなものでしょうか…。

なので荷物室に預けて現地着いてケース開けたらネックが折れていたり、塗装が割れていたり…考えただけでもゾッとします…!
できるだけ安い航空会社、航空券を買うことをオススメします!

 

現地でギターを買う

最後にご紹介するのは少々番外編的な内容、「現地でギターを買う」というアイデア。

現地でご自身のお気に入りのギターを使えるわけではありませんが、現地のギターショップを見周って現地でギターを調達するというアイデア。現地のギターショップ事情を知れたり、珍しい物が見つかるかも知れませんよ⁉︎
旅行ないしライブツアーでその土地の音楽シーンを現地レベルで“冒険”し、楽しむというのも一つの醍醐味かもしれません。

 

まとめ

星野講師
「ギターを飛行機で運ぶ方法」について筆者なりの経験を元にいくつかアイデアをご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?

2つめの分解して機内に持ち込むというのは意外な盲点だったのではないでしょうか?(笑)
いずれにせよ、楽器のリスク、予算、そして手間を考えた上で消去法で選んでいくと自ずと答えが見えてくるかも知れません。

以上の内容をまとめると…

1. ハードケース/セミハードケース/フライトケースに入れて荷物室に預ける
 最も一般的な方法。重量オーバーやケースの寸法はあらかじめ要チェック!
 
2. ボディとネックを外して機内に持ち込む
 ボルトオンのギターに限られますが、ずっと手元に置いておけるのは何よりの安心感です。
 
3. ギター用の席を買う
 ビンテージギターやカスタム物、我が子のように愛するギターのためなら!他の方法に比べてコストは高いですがそれに見合った安心感があります。
 
4.現地でギターを買う
 これはワクワクが止まらない!その土地にどんなギターがあるのか、またその傾向によっては自分のプレイスタイルに影響も⁉︎まさに“冒険”です!

ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!

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