僕が思うギターの魅力について
今回は「ギターの魅力」について少しお話しようと思います!
筆者も“三度のメシより好き!”なギターという楽器、数ある楽器の中でギターというのは歴史が浅い楽器です。元を辿れば中世〜バロック時代のリュートに行き着く楽器ではありますが、エレキギターに至っては最初期の完成が1950年代頃です。
そんな“若造”な楽器の魅力を余すことなくお伝えできればと思います。
大前提として、楽器/音楽というのはそれぞれ個性ある楽器を、個性的な人達が合奏する事でマジックを起こすものだと思っています。
“ギターだけがNo.1”などという事は一切ないので、そこら辺は誤解なくお読みいただければと思います。
それでは早速いってみましょう!
手軽に、どこへでも持っていける
まずギターの大きな魅力の一つとして、手軽であることが挙げられると思います。
大きさや重さ、楽器の音量等、自宅での練習においてもほぼ場所を選ぶことがありません。
ピアノのように動かせない事はありませんし、サックスなどのように基礎音量が大きすぎることもありません。
BBQやピクニック、デートにだって気軽に持っていって、あの子のハートを鷲掴み!なんてことも?BBQにピアノもっていくってマジ大変そう…(笑)。
メロディも伴奏も奏でられる
ギターがなぜこんなにポピュラーな楽器になったのか、それはメロディも伴奏も奏でられるというのが一つ大きな要因なのではないかと筆者は考えています。
ピアノと同じようにメロディ、伴奏、もしくはその両方を同時に奏でられる数少ない楽器です。サックスや他弦楽器でも旋律しか奏でられないような単音楽器は沢山あります。
誤解をして欲しくないのですが伴奏ができないから楽器としてダメ、という事では全くありません。
ただキャンプファイアーを囲んで、皆で歌いながら伴奏をできるギターって中々魅力的じゃないですか。
多様な音楽ジャンルに使える
時代が進むにつれて音楽の流行も著しく変化してきました。さらには技術の進歩によって特にエレキギターに特化したエフェクターの開発も進み、ハードロックやヘヴィメタル等前衛的な音/音楽が誕生しました。それらの音楽の中核を担うサウンドを作っているのもギターであるように筆者は思います。
クラシックギター、フォークギター、カントリーギター、ジャズギター、ロックギター…etc、
音楽スタイル別の奏法に名前がつく楽器ってあまりない気がします。
フォークサックス、ロックピアノ、なんてあまり聞きませんよね?
そういった意味で多種多様な音楽スタイルに溶け込めるのがギターの大きな魅力でもあると思います。
まとめ
「たしかに…」や「なるほど」と思って頂ける部分があれば幸いです。ギターの魅力についての話ならウィスキー片手に一晩中語ってられる筆者ですが(笑)、またそのうち「エレキギターの魅力」についてもお話しできる機会があればと思います!
今回の内容をまとめると…
1. ギターは手軽に、どこへでももっていける。BBQやピクニック、デートなんかにも!
2. メロディも伴奏も奏でられる。
3. 多様な音楽スタイルに溶け込める。
たくさんの音楽ジャンルをギター一本で表現して、そして他楽器を操る個性あるプレイヤー達と一緒にアンサンブルを楽しんでいきましょうね!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!