作曲・編曲を知ろう! 大人気楽曲「紅蓮華」① ~メロ、コード編~

作曲・編曲を知ろう!大人気楽曲「紅蓮華」の作曲・編曲解説 その1 ~メロ、コード編~

岡田講師
こんにちは!ABCミュージックスクールDTM科講師の岡田誉也です。
今回は人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌にもなっているLiSAさんの「紅蓮華」の作曲・編曲について解説していきます!!

シンプルで大胆なバンドアレンジに、和風音階を意識した高低差のある難易度の高いメロディラインは、LiSAさんの良さとアニメの世界観前を見事に融合させています。

今回から数回に分けて、この楽曲のメロディとアレンジの打ち込みを交えつつ解説していきたいと思います!

 

メロディ

まずはピアノ伴奏アリの状態でメロディだけを可視化した動画をご覧ください。

DTMを学んでいくとアレンジに耳が行きがちになりますが、やはりいいメロディーと名曲は切り離せません。日本で流行する多くの楽曲はコードとメロディの時点でいい「いい曲だ」と思えるものばかりです。

「紅蓮華」も例にもれずメロディの良さをアレンジで盛り上げている王道楽曲です。動画を見て視覚的にメロディをとらえてつついい部分を探してみてください。

人それぞれ感じ方はありますが、それを言葉に出すことで自分のイメージの具現化にいい影響が出ます。提供の場合でもバンドで仲間に聞かせる場合でも、イメージ通りのものを渡せれば高感度アップは間違いなしです!一人で完結させる場合もスピードアップにつながります。

 
ここで岡田が紅蓮華について良いと思った部分を幾つかご紹介しますので参考にしてみてください。

高低差がすごい
Aメロはとても低くサビが高いので、メロディにメリハリが出来ています。
難易度は高いですが歌えれば気持ちの良いメロディです。特に急に上がるサビはハッとさせる効果を持っています。

和風音階が「ところどころ」散りばめられている
Gメジャーキーにもかかわらずドの音とファ#の音の登場頻度の低さが伺えます。四七抜きと呼ばれる手法で、スケールの音から4番目と7番目を抜くことで和風のスケールに早変わりするというものです。
そして全編でそれをやらず「ところどころ」使用することで、わざとらしい空気もなくさりげなくアニメに寄せたかっこいいロックに昇華されています。

Bメロ始まり
展開でも驚きとひらめきを感じます。

 

コード

メロディとピアノをピアノのみ可視化した状態で動画を作成しています。デュレーション(音の長さ)を分かりやすくするためペダルは使用せずに打ち込んでいます。

 
基本Gメジャーキーで作成されており、コードパターンは大きく分けて3種類使われています

Bメロ、サビ → C D Em Bm
Aメロ → Em D C D
間奏 → Em Dの繰り返し

これを細かく派生して全体の構成を繋げたり変化を与えたりしています。

 
サビの二回し目に登場するD#dim(レ# ファ# ラ)は、ノンダイアトニックコードと呼ばれる「ダイアトニックコード以外から持ってきたコード」です。

ダイアトニックコードが謎だという人は、「キーG=ソラシドレミファ#」で作るという縛りプレイの中、ファ#以外の音も合法的に#や♭を使える技術だと思ってください!

もう少し細かく突っ込むとセカンダリードミナントのルートを省略したものです。もしダイアトニックコードが大体わかって次のステップに進みたい場合はセカンダリードミナント、サブドミナントマイナーについて勉強すれば音楽の幅がぐっと広がります!

 
そしてさらに細かい芸がかっこいいなとおもったのでAメロを詳しく解説します!

細かく言うとコードはEmadd9 D(11) CM7 D(11)となります。

「え、、めっちゃややこしいやん」と思っても、ひとつひとつはそんなに難しいことではありませんので楽しんでいきましょう!…
とはいえ、組み立て方や使い方は慣れるまでは戸惑うこともあるので「へー」と思いながら鳴らしてみて気に入れば自分の曲に取り入れてしまえばOKです!笑

 
Emadd9 → Em (ミソシ) のコードに9 (ファ#) だけを足したもの。短7度はお休み。短7度が参加するとEm9になります。

D(11) → D (レファ♯ラ) のコードに11度 (ソ) だけを足したもの。本来は短7度が入るのですが入れないほうが響きが近い気がしたので省略しました。

CM7 → C (ドミソ) のコードに長7度 (シ) を足したもの

という感じです。動画ではマウスで囲って黒くしておいたのですが、今回はソの音を継続させることで妖艶さや空気感を醸し出しています。3和音で完結してもかっこいい曲はもちろんできますが、一味足したり、独自の雰囲気を出していきたいときに役に立ちますね。

 

まとめ

岡田講師
今回のブログをまとめると、

1. メロディを読み解く
2. コード進行と飾り付け

といったこととなります。

それでは次回のブログでお会いしましょう。ABCミュージックスクールDTM科講師の岡田誉也がお送りしました。

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