NiziU「Make you happy」のサビをdtmで骨組み作ってみた!

dtmで楽曲解析&骨組み作り第17弾!

緒方講師
楽曲の骨組みをコピーしていくことで、どんな作りで曲が作られているのかを部分的に覗いてみる「骨組みを作ってみた」シリーズ第17弾です!

日本だけでなく世界中で話題になった大人気オーディンション番組Nizi Projectから選ばれた彼女たちのプレデビューソング「NiziU/Make you happy」にチャレンジしてみましょう。

今回はコピーしたのはサビの8小節です!(サビ前のドラムフィルを入れると9小節ですね。)いつもは4小節なんですが、テンポが速く短すぎるため8小節にしました。今回もLogic ProXに標準搭載されているシンセや音源、プリセットのみを使って骨組みを作ってみました。

どんな骨組みになっているのでしょうか。それでは行ってみましょう!

使用楽器

まずは今回コピーする部分を聞いてみましょう。0:41から。サビが始まってからの8小節です。テンポ160です。

 
今回僕がピックアップしたのは、

ドラム
シンセベース
オーケストラルヒット
シンセオルガン

それではまずはドラムから打ち込んでいきましょう!

 

ドラム

ドラムは「Drum Machine Designer」を使いました。
ライブラリから「Empty Kit」を選び、それぞれ似た音をピックアップしてみました、、、が今回は多いです笑

今回選んだの9つの音です。

 
打ち込みはこのようになりました。

ドラムフィル〜4小節目

5〜8小節目

今回のパターンのポイントはスネア(D1)クラップ(D#1)の位置です。クラップの軽やかな音にスネアの芯のある音を基本的には重ねた音色ですが、偶数小節の3拍目の裏にクラップのみを入れている部分があり疾走感を得られてて良いですよね。

そして特徴的なのはサビ前と8小節目のドラムフィルですよね。これはロータム(D2)とスネア(D1)でコピーしてみました。ロータムのベロシティを微妙に変えていきニュアンスをコントロールするのがコツです。

よく見るとリズムの位置がズレている様に見えますね。実は今回打ち込んでみたところかなりリズムが固くなりすぎたため、ピアノロール機能の中のMIDIトランスフォーム内のヒューマナイズを使い、人間らしいズレを演出してます。

 
さて出来上がりを聞いてみましょう。

 

シンセベース

シンセベースは「ES M(Monophonic Synth)」のという音源で音を作ってみました。


ノコギリ波を基調にフィルターのカットオフを半ばちょい、レゾナンスを少量あげてみました。あとは微調整でオーバードライブやグライドをいじってみました。
存在感はありつつそこまで明るい音ではないバランスの良い音ですね。

 
打ち込みはこのようになりました。

1〜4小節目

5〜8小節目

所々ノートがかぶっているところがありますね。これはモノシンセならではの打ち込み方です。
つまり音は1音しか出ないので後に打ち込まれたノートが鳴るためこのような打ち込み方法になります。


そしてノートの長さが短いところもありますが、ビッチリノートがくっついていると出せないノリを微妙に調節してみました。

 
さて出来上がりを聞いてみましょう。

 

オーケストラルヒット

オーケストラルヒットとは元々はサンプリング音源でヒップホップで使われるようになり、80年代のポップスから多くのアーティストに使われた、ジャンッ!!という非常に厚みのある音です。
これは説明するよりは聞いて頂くのが早いと思います。


いかがでしょうか。聞いたことがある気がしませんか?

Make you happyのサビ頭にもこのようなサウンドがありましたが、いわゆるオーケストラルヒットとは違ったので作ってみました。

作るに当たって使用した音源は2つ。

まずは「Studio Horns」「Jazz Section」という音源を使いました。

そして「Studio Strings」「Disco Strings」という音源です。

これらのホーン音源とストリングス音源はとても便利でソロ楽器としても使えますし、色んな楽器を合わせたセクションとしても使えます。


この様にそれぞれ用途に合わせて選ぶことができます。

今回はなぜ「Jazz Section」「Disco Strings」を選んだかというと、アーティキュレーションの種類で選びました。
アーティキュレーションは吹き方や弾き方の細かい指定を各ノートに割り振れることが出来るか・な・り便利なテクニックです。

今回は吹き終わり、弾き終わりで音程が低くなるFallというテクニックが聞こえたので、そのアーティキュレーションを選択できるセクションを選びました。

 
では実際にどうやってアーティキュレーションを選択するのかやってみましょう。

まずは画面左側のインスペクタ画面のトラックインスペクタのアーティキュレーションがありますね。



この赤丸の部分をクリックすると様々なアーティキュレーションが選択できますが、今回はStudio Horn Section用のアーティキュレーションを選択します。
ここからさらに打ち込んだノートにアーティキュレーションを割り振っていくのですが、その前に打ち込んだノートを見ていきましょう。

 
打ち込みはこのようになりました。

Studio Horns

Studio Strings

アーティキュレーションを選択した後、ピアノロール画面を開くと左側にアーティキュレーションの中身を選択するタブが現れます。ノートを選択した後にアーティキュレーションを選択すると割り振られます。


Studio HornにはFall MediumStudio StringsにはFall Longを選択しました。

 
さて出来上がりをそれぞれ聞いてみましょう。

Studio Horn

Studio Strings

混ぜたもの

 

シンセオルガン

シンセオルガンは「Alchemy」「Additive Church Organ」というプリセットを元に音を作ってみました。


フィルターにかなり早いLFOをかけてシュワシュワ言わせてみました。

打ち込みはこのようになりました。

 
さて出来上がりを聞いてみましょう。

 

全体

それではトラックを全体でならしてみましょう。

 

緒方講師
「NiziU/Make you happy」の骨組み、いかがだったでしょうか。

トラック数は決して多くないのですが、ドラムの複雑な音の組み合わせにシンセベースが巧みに合わさり、そこにオーケストラルヒットが効果的に鳴る後ろでシンセオルガンが隙間をしっかり埋めてある極めて効率的なトラックと言えると思います。縄跳びダンスも踊りたくなりますね。

今回アーティキュレーションについて触れましたが、他にも様々なアーティキュレーションがあるので作曲に活かして頂けたらと思います。

それではまた次回お会いしましょう〜!

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