初めてにおすすめな王道ギターアンプを徹底レビュー

【優秀すぎ】初めてのアンプにおすすめな王道ギターアンプ5機種を開封&徹底レビュー!! 連動記事

星野講師
こんにちは!ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀です。

今回は特別企画として、ABCミュージックスクール代表の大塚が入門用アンプ5機種を試奏/レビューした動画
【優秀すぎ】初めてのアンプにおすすめな王道ギターアンプ5機種を開封&徹底レビュー!!
の連動記事を書いてみたいと思います!

・ORANGE CRUSH12
・YAMAHA THR5
・BOSS KATANA MINI
・MARSHALL MG30FX
・Positive Grid SPARK

計5機種をストラト、テレキャス、レスポールを使い分けながら音出しし、大塚の瞬発力のあるインプレッションを、そしてメモをとりながら動画を見通した筆者の感想も交えてまとめていきたいと思います!
どの試奏に関しても全てアンプ直で、できる限りフェアな試奏を目指した内容になっております。

全編に渡る代表大塚の、“ギター少年”の様なギタープレイ、そして思わずニヤリとしてしまう名曲ギターリフが飛び出る箇所もお楽しみいただければと思います!

それでは早速行ってみましょう!

 

ORANGE CRUSH 12

まずはORANGE CRUSH 12!

早速コードをかき鳴らしながら「全然良くないですか⁉︎」といい意味で驚いてる様子!
BASSがよく出ている印象で動画でも少し削っていますね。歪み幅に関しては全く問題無い様子。筆者の心の故郷であるオーストラリアを代表するロックバンド、AC/DCの名曲リフも早速聴こえてきますねぇ!

一言触れているのが少しノイズが乗りやすいこと。
クリーンも綺麗な音が出ていますね!MIDが強い印象でそこは流石ORANGE、どのギターの音も太い音に感じます!EQの効きもバランス良さそうですね!唯一気になる点としては筆者は少しコンプレッションが強いかなと感じました。

後一つ欲しい機能としてはREVERBでしょうか?総じて音のバランスの良いアンプだと思います!

 

BOSS KATANA MINI

お次はBOSS KATANA MINI!

まず驚くのが大きさ!めちゃくちゃコンパクトで電池駆動も可能という、自宅で練習場所を変える時などにサッと持ち運べる手軽さ!
CLEAN 、CRUNCH、BROWN(狙いとしてはBROWNサウンド≒ディストーション)の3チャンネル仕様。

先ずはBROWNチャンネル。
ジャリジャリした感じ、音のきめ細やかさ、気持ちいですねぇ!大塚も「初心者にはORANGEよりもこっちの方がオススメかも!」と。続くVOL、GAIN全開でのタッピングも満面の笑みで大塚の辿ってきたギターヒストリーを物語ってるようなプレイです!(笑)

CRUNCHチャンネルには思わず「お!良い音!」と驚く大塚。

CLEANはキラキラした印象。真夏の青い大空にピッタリの爽やかな音ですねぇ。。

DELAYもテスト。TIMEを左に回し切るとスプリングリバーブのような印象と語る大塚。TIMEの回し具合、LEVELの設定を見ても極端な(実験音楽の様な)効果は難しいかもしれませんが、通常用途においてのバランスはとても良さそうですね!

総評としては、VOLはそんなに大きく無いというのが一つ注意点。自宅でそんなにバカでかい音で練習することもないと思いますが(笑)。
CLEAN、CRUNCH、BROWNの3チャンネルがはっきり分かれていてバランスもGOOD!DELAYもそのエフェクトを学ぶ上では良い勉強材料になりそうです!

 

YAMAHA THR5

続いてYAMAHA THR5!

デザインよし!電池駆動OK!インターフェース(パソコンとギターの間に繋いで録音)機能OK!
全部で5チャンネルに加えて(CLEAN、CRUNCH、LEAD、BRIT HI、MODERN)、モジュレーションエフェクト類(CHORUS、FLANGER、PHASER、TREMOLO)と空間系(DELAY、REVERB)に加えてTUNERも!これ一台でなんでもできますね!

音の方は、まずはCLEANから。
キラキラした、かと言ってカリカリはしないバランスの取れた音。

CRUNCHはどうか。
「今までの中で音は1番好き」「安心感がある」と言うのは大塚の言葉。

続いてLEAD。
大塚も思わず「これはイイっ!」。

BRIT HIはLEADの滑らかな歪みに対して少しミドルの粒が大きめ(粗め)?に感じたのは筆者の印象。

MODERNは思いっきり歪み潰した様なパワフルな音ですね!

CHORUS、PHASER、TREMOLO(遅い)辺りも、初心者にとってどんな効果なのかというエフェクトの勉強にピッタリですね。TREMOLO(早い)はレコーディングとかで効果音的に使えそう!(笑)
大塚の“少年のような笑顔”がまた僕らギタリストをギターを始めた頃にタイムスリップさせますね!

REVERBもまた遊べます。
SPRINGはバランス良く、HALLは正にホールでライブしてる様な感覚になりますね。動画配信やライブ音源等に馴染ませる時に重宝するかも⁉︎休日家に籠って気分は“武道館ライブ”ってのも良いかもしれません(笑)。

レスポールもテレキャスも、良い音してます!筆者的にはレスポールを持ってBRIT HIチャンネルで“ランディ・大塚”が登場する辺りがハイライトです!
大塚も「今までの中でぶっちぎりでいいアンプだと思いました!」と感動を隠せない様子です!

 

MARSHALL MG30FX

いよいよMARSHALL MG30FXの登場です!自宅用アンプとしては少々大きめ。

チャンネルは4つ、CLEAN、CRUNCH、OD1、OD2。エフェクトも5つでREVERB(独立)、CHORUS、PHASER、FLANGER、DELAY。インターフェース機能有り。

音の方はというと…
CLEANから。
明るい!正にMARSHALLの音!筆者もあの適度なコンプレッション感を感じます!うん、いい!レスポールなんて繋いだらもう大正解、大塚の言葉通り「間違いないっ!

CRUNCHもジャリジャリでいい音出てます!筆者独断の聴感上の話ですが、音の粒がしっかり尖っていて最高です。

OD1、OD2の低音の締まり具合とか流石MARSHALLって感じです!動画を見ながら筆者も羨望の眼差しで“静かなる嫉妬”(Silent Jealousy)を感じておりました(笑)。

総評。サウンド、ルックス文句なし!自宅にMARSHALLが欲しいけど100wはデカすぎて置けないって人には是非オススメ!
この時点で「YAMAHAとMARSHALLはメチャクチャいい!」とついつい推してしまう大塚の言葉を裏付ける様なレビューでした。

※筆者個人的にはMARSHALLにテレキャスのあのガリッとした音の壁が最高でした!(笑)

 

Positive Grid SPARK

最後はPositive Grid SPARK!

「巷の評判がすごくいいのが試奏に選んだキッカケの一つ」というのは大塚の言葉。
インターフェース機能、他iOSアプリを使っての音色調整、スマートジャムと呼ばれるバッキングトラックを流しながらの演奏練習機能、自動コード解析、30種のアンプモデル、40種のエフェクト搭載…とスーパーハイテク練習アンプ。要するにセンター試験全国一位のスーパー優等生アンプ!

チャンネル数は最多の7!ACOUSTIC、 BASS、CLEAN、GLASSY、CRUNCH、HI-GAIN、METAL。

CLEANチャンネルでコード一発、「めちゃくちゃ音いいねぇ!」。流石スーパー優等生アンプ、初っ端から“弾き慣れた安心感”とは別物のぶっちぎり感!あまりの音のスムーズさに酔いしれる大塚。

GLASSYは絶妙なゲインが足された印象。よりスムーズな音色、滑らかなリードトーンに合いそう!テレキャス弾きながら「バランスいいっすねぇ!」とイキイキとした音を楽しんでいる大塚。

CRUNCHも同様、ミッドが詰まった単体ではこもりそうだけど「バンドサウンドでのリードトーンに合いそうな音」とは大塚の言葉。

HI-GAINのGAIN幅も文句無し!動画では一旦GAINを下げてる辺りがその印象を物語っています。筆者の印象としては、トーンが酸いも甘いも一度噛み締めてから出ている、という表現が浮かびます!ギターをやらない人には意味不明な表現かと思いますが(笑)…音を言葉で表現するのは難しいですねぇ…。

PHASERを試した大塚が行っている「エフェクターは美味しい音がする」というのはアンプ自体のエフェクトの音色がバランスよく設定されている、という事だと思います。

REVERBの減衰具合も満足の様子の大塚。筆者の気づきとしてはここのピッキング に対するアンプの反応の良さも一つ挙げておきたいところです!

総じて音の素晴らしさを強調する大塚。「生々しい音というよりは“作られた音”が再生される様なアンプ」。
初心者でギターのタッチやピッキング のコントロールをトレーニングしたいプレイヤーよりかはプレイスタイルが成熟したプレイヤー向けなんじゃないか、とどこまでも初心者に寄り添った視点を忘れない代表大塚であった。

 

まとめ

星野講師
「【優秀すぎ】初めてのアンプにおすすめな王道ギターアンプ5機種を開封&徹底レビュー!!」
との連動記事、いかがでしたでしょうか?

市場には他にも多くの機種が出回っており、必ずしも記事内のアンプから選ばなければいけないというわけではありません。筆者の印象としては、「現代の自宅用アンプは総じて音のクオリティが高い!」ということ。

迷ったら見た目で選ぶもよし、サイズで選ぶもよし(結構大切!)、とにかくギターは1に練習、2に練習…の世界ですから!
決めて早速今日から燃える様な練習の日々を!

ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!

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