ギター雑誌やメディアをチェックする3大メリット
今回は「ギター雑誌をチェックする3大メリット」についてお話をしたいと思います!
既に家で音楽を作れる時代になっていますが、新製品や新たなギターヒーロー、最新アーティストのプレイスタイル等を常にチェックしていなければ時代に取り残されてしまいます。
また、ギター雑誌等の記事によっては昔のアーティストのことにも触れられていて、それらを知るいいきっかけになったりもします。
筆者自身高校時代にギターを始め、雑誌に載っている大好きなギタリストの機材の写真を頼りにアンプのツマミを同じ位置にして真似して…
なんてやっていました(笑)。
当然同じ音は出ませんでしたが、そういった“研究”が今の糧になっているなぁと感じます。
ギター雑誌の購入を勧める内容に近い記事になりますが、一般のギター雑誌が何百冊売れようが筆者には全く関係ありませんので(笑)、「そんな見方もあるんだ」と目を通して頂けたらと思います。
それでは早速いってみましょう!
アーティストの“活きた声”が聞ける
ギター雑誌の楽しみとしてまず挙げたいのが、
「インタビューによるアーティストの“活きた声”が聞ける」という点。
よほどの運がある人でない限り、道端でアーティストにばったり会って話をするなんてことはないと思います。
特集記事等によるアーティストの最新アルバムへの想いや使った機材、そしてその機材の使い方やこだわりなどを詳しく知ることができます。
ギタリストの皆さんなら気になりますよね。
大好きなギタリストの使っているピックやエフェクター、エフェクターのツマミの設定位置等、アーティスト自身の音楽的な考え方や実際に語った言葉を聞くことができるのも嬉しい点です。
アーティストの使用機材/設定方法を、写真を通して知る
筆者のNo.1ギター雑誌等活用法はこちらです。
“アーティストの使用機材/設定方法を、写真を通して知る”。
アーティストのライブ記事に載っているエフェクトボードやアンプの写真、まさにプロの設定方法を目で見て盗むチャンスです。
艶のある音を出すにはDriveをこのくらいにするのか、やディレイタイムの設定具合、リバーブの深さ等、盗めるところはいっぱいあります。
全く同じ機材を持っていればなおよし。
同機材同設定にしてさぁ音出し…ても全く同じ音は出ないと思います(笑)。
それがギターの不思議。
やはりカギを握るのは右手のピッキングだったり、その強さだったりするのかもしれませんね。
しかし落ち込むことはありません。誰しも最初はそうやって機材をいじくりまわして勉強していくんです。
そうこうしているうちに“自分のトーン”が出来上がっていくものです。
奏法解説
ギター雑誌のメリット、最後はなんといっても“奏法解説”。
最近の雑誌等は本当に丁寧に作られていて、譜面に指使いや注意点、さらに模範演奏動画等もついていることがあります。
右手タッピングはピックを隠すのか、中指を使うのかなど、細かいところまで本当に至れり尽くせりです。
テンポの速い曲等どうやって弾いているかわからない部分の解説が載っているとより嬉しいですよね。
ギターは弦とポジションンによって全く同じ音が出る楽器ですから尚更です。
まとめ
ギター雑誌って手元にあると案外アーティストがインタビューで語っていた内容や使用機材、そして奏法等大いに備忘録になったりします。
ふと数年前のギター雑誌をパラパラめくると、今になって納得するようなアーティスト自身の言葉に出会うこともあるでしょう。急に気になるギタリストの調べものをするときなんかにも役立ちますよね。
さて、以上の内容をまとめると…
1. インタビュー記事による「アーティストの“活きた声”が聞ける」
→ アーティストの深い想いや考え方等を聞ける。
2. アーティストの使用機材/設定方法を、写真を通して知れる
→ “自分のトーン”を探すきっかけに!
3. 奏法解説
→ リフやソロの弾き方を盗める!
アーティストのギターや音楽に対する姿勢や想いを知り、ご自身のハートも熱く、燃やして、ギター人生突っ走っていきましょう!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!