間違わないギター選び!7 ~普段使いのギターバッグ編~
今回のお題は「間違わないギター選び!7 ~普段使いのギターバッグ編~」ということで、普段ギターを持ち運ぶ用の「ギターバッグ」の選び方について少し解説しようと思います!
ギターを購入して早速街のギター教室や友人とのスタジオ練習、中にはいきなりライブ!という方もいらっしゃるかもしれませんね!
いいですねぇ、筆者はそういう”燃える勢い”、好きですよっ!
購入時にある程度クッション性のあるギターバッグが付属していれば問題ないのですが、中には薄いビニール製の「とりあえず購入店から家まで持ち帰る」ためのようなギターバッグしかついてこないこともしばしば…。
その決して丈夫でないギターバッグを使っているうちにふとぶつけてしまったり、倒れてしまったりとなると、中のギターの塗装の剥げやヒビ、最悪ネック折れなどのトラブルにつながることも!
そんな残念な事態を避けるためにもある程度丈夫なギターバッグの購入を強くオススメしますが、さてどんなところに焦点を当ててギターバッグを探せば良いかについてお話をしていきたいと思います。
※今回は「普段使い」というのがテーマなのでハードケースは除き、セミハードケース・ギグバッグに焦点を当てた内容になります。
それでは早速行ってみましょう!
クッション性
普段使いのギターバッグにおいてまず重要なのが「クッション性」です。
冒頭で申し上げた通り、中に入っているギターを保護してくれるような構造になっていて、クッションがしっかりしているギターバッグを使うに越したことはありません。スタジオや家の中でも、ふいにギターが倒れたりしたときにクッション性の高いギターバッグに入っていれば安心です。
最近ではAmazonや楽天市場等通販系サイトでも「ギターバッグ」、「ギターケース」と検索すれば色んな候補が出てきます。値段もピンキリ、迷ってしまいますよね。
多くのメーカーが謳い文句にこの「クッション性」を強調していますが、注意点としては画像などをよく確認すること!不安なら問い合わせる事が大切かと思います。
不安であればやはり店頭に出向いて、見て触って感触を確かめましょう!
変形ギターや箱モノなどはそのギターケースに入るかどうかも確認が必要です!
ポケットは最低2個あると便利!
次は筆者の経験談から、案外見落としがちな「ポケット」について。
多くのギターバッグは最低でも1つポケットが外側についています。ギターレッスンやバンド練習の譜面やスケジュール帳、ちょっとしたメモを書き込むための筆記具等もギターとまとめて一緒に持ち運べれば便利ですよね!
1つのポケットの大きさが最低でもA4の紙が入る大きさだと非常に使い勝手がいいと思います!
欲を言えばもう一つポケットが欲しいところ!こっちは多少小さくてもOK!筆記具やピック、替えの弦、ストラップ、アームやケーブル等収納できれば尚良し!
ショルダーストラップは2本のものを!
最後は「ショルダーストラップ」について!
これも筆者の経験則なのですが、普段持ち運ぶギターケースとしてはショルダーストラップが2本のものの方が断然オススメです!
1本で肩に斜めに掛けるモノですと片方の肩だけ疲れます。
このちょっとしたストレス、毎度ギターを運ぶたびに溜めていくといつか恋人関係のように爆発します(笑)。普段から小さいガス抜きを、火元は消すように!
さらに言えばこのショルダーストラップもクッション性があるようなパッド・タイプだとより快適です。
あとショルダーストラップの上側の付け根(背負った時に肩にあたる部分)に金属やプラスチックの掛け具が無いものがオススメです!
まとめ
レッスンやリハーサル、ライブ会場に着いた時にもうすでに気分が最悪、や疲労困憊といった事態は避けたいものです。また気に入ったギターを長く愛用するためにもギターバッグにも少し気を使っておくとより良いギターライフを送れることと思います!
以上の内容をまとめると…
1. クッション性 クッション性が高くて悪いこと無し!愛機の保護のためにも最重要ポイント!
2. ポケットは最低2個あると便利! 1つはA4(譜面など)が入る大きさがベスト!もう一つは小物入れ!
3. ショルダーストラップは2本のものを! 疲労やストレスを軽減!その日のプレイに悪影響が出ないように!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!