小/中規模のライブを見にいくメリット~小よく大を制す~

今回のテーマは「小/中規模のライブを見にいくメリット」について。
「ライブ」と聞くと東京ドームや各地域のスタジアム、大ホール等を思い浮かべる方も多いと思います!
そう言ったところに念願の当選チケットを握りしめて”本物の音を浴びに行く“と言うのは最高の体験になるわけですが、アーティストの手元やバンド全体が肉眼で見え渡せるような小/中規模のライブにもメリットはたくさんあるのです!
ライブといっても筆者の考えでは「生演奏」であればいいと思うので、楽器フェア等でのデモ演奏やセミナー演奏、路上演奏、また楽器屋での試奏でもいいと思っています!
ご自身がギタープレイヤーであればそう言った場所で”盗める“事柄はたくさんあると思います!
演奏スタイルに伸び悩む方々にどんなライブを見に行ったらいいのかというご提案、そして小/中規模のライブを見に行くメリットについて筆者の経験も含めて解説したいと思います!
それでは早速行ってみましょう!
手元/足元の動きがよく見える
スタジアムや大会場と違って小/中規模のライブのいいところはなんと言っても演奏アーティストとの距離が近い事!
ピッキングエフェクター操作、バンド全体のやり取り、空気感、全てその場で起きていることを五感で体験できます。
大会場や映像でも不可能ではありませんが、席の場所、ステージからの距離にによっては肉眼では難しい場合もあります。
エフェクターボードが見える
これはかなりギタリスト向けなメリットですが、実際にアーティストが使っているエフェクターボードが見えると言うのは夢がありますよね!
さらにそれを使うタイミング、使い方なども間近で見れるんです。
超有名アーティストなら雑誌などで特集記事が掲載されるかもしれませんが、実際にご自身の”目と耳で見る“事ができるのは大きいです!
スピーカーを通さない音を聴ける
アーティストか近ければ近いほど各楽器/プレイヤーの”生音“も聴くことができます!
スネアを叩く音やボーカルのブレス、ギターのピッキングの生音だって聴くことができ、”生音の臨場感“を味わえるのが醍醐味だと思います!
「〇〇のアーティストはこう弾いていた」といった実体験を蓄えることがご自身の演奏スタイルの確立の肥やしになると思いませんか。
ご自身が同じようにやらずとも知らないでおく事と知っておく事とでは雲泥の差があると思います!
アーティストに話を聞ける
小/中規模ののライブの盲点的且つ最大(?)のメリットかもしれませんが、アーティストに直接挨拶、小話をできる事も少なくないです!
筆者は音大時代そう言ったところでプロの方々の機材の選び方や練習へのモチベーションの持ち方、また演奏衣装にストールを用いるのはオシャレ目的ではなく首/体を温めるためと教わりました!
そう言った先人達の知恵を垣間見ることができ、”人と繋がる“のも大きなメリットです!
まとめ

上記挙げた通り小/中規模のライブに行くと言うのは案外メリットも多いわけです!
特にギター講師として「ギター的成長」を第一にまとめてみましたが会場の大小に関わらず”本物の音を浴び“ている事は確かです!
ギター的/音楽的な勉強材料に悩んだタイミングや何か視点を変える必要性を感じた時に小/中規模のライブを見に行って情報源としてみるのもオススメです!
以上の内容をまとめると…
1.手元/足元の動きがよく見える
大きなスタジアムや映像では見れない細かい動作などを間近で”目と耳でみる“事ができるのは大きいです!
2.エフェクターボードが見える
実機を確認でき、操作も間近で見れる!
3.スピーカーを通さない音を聴ける
”生音の臨場感“を味わえる!
4.アーティストに直接話を聞ける
アーティストのこだわりや”知恵”を聞くことができ、また“人と繋がる”というのも人間的/音楽的成長に繋がります!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!