ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerをギターで弾いてみよう!イントロ編
皆様おはようございます♪
ABCMSギター科講師の堤千代司でございます!!
さてさて、新年が明けまして早1ヶ月が過ぎ去りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日からはあの大人気バンドONE OK ROCKの大人気曲「完全感覚Dreamer」のイントロ部分のギターから解説していこうと思いますので、ぜひぜひお付き合い下さいませm(_ _)m♪
楽曲の特徴・得られるギターテクニック
どんな楽曲?
Vo.takaのパワフル且つセクシーな歌声に、しっかり土台を支え繊細に突き抜けるリズム隊、そこに疾走感と安定感をギターで色付けしている印象です。
ギターで得られるテクニック!
初心者にはもってこい!の曲。単音弾きはほぼ存在せず、オクターブ奏法でリードメロディーをノリノリで演奏し、キッチリとした裏拍も存在ししっかりリズムを刻む勉強にももってこい。
BPMが190と手がつりそうになりますが、これさえクリア出来れば達成感を感じながら演奏出来る曲だと思います。
それでは、早速イントロ部分の解説をしていきたいと思います!!!
まずは完全感覚Dreamerの演奏動画を見てみよう!
<イントロパート 0:00~0:30>
フレーズの特徴
オクターブ奏法とスライドを用いたイントロのテーマとなるメロディーが特徴的なフレーズ
リードパートの流れ
・オクターブ奏法
・リフ的なパワーコード
バッキングパートの流れ
・ピックスクラッチ
・パワーコード
~完全感覚Dreamer~ギターテクニック解説
①ピックスクラッチ|00:03~00:05
ギターテクニック解説
巻弦(4〜6弦、ギザギザしている弦)を狙い、ピックを立てながら弦を擦って音を出す奏法
ワンポイントアドバイス!
・綺麗に音を出す為、弦に対してピックをなるべく平行に入れる
・イメージしている音に近づける為、擦る速度を一定にする
ピックスクラッチをどの位の速さで下がっていくか予め決めておき、ドラムをしっかり聴きながら小節の頭に備えましょう!
ピックスクラッチは臆することなく、勢いをつけてチャレンジしてみよう♪
②オクターブ奏法|00:05~00:25
ギターテクニック解説
原音とその1オクターブ上の音を同時に出すギター奏法
3つの演奏手順
・原音部分のフレットに人差し指を置く
・原音より1オクターブ上のフレットに小指を置く
・人差し指で他の4弦をミュートしながらピッキングして音を出す
詳しくは動画の
フォームを確認してね♪ミュートは、中指でもできるけど、基本は小指がオススメです!)③スライド|00:05~00:25
ギターテクニック解説
弦を弾いた後フレットに指を置いたまま次の目標フレットまで移動する奏法。フレーズのニュアンス、歌い方を変える効果がある。
ワンポイントアドバイス!
・5〜7フレットまで移動、3〜12フレットまで移動等、必ず着地点を決める
・必ず「始まりのフレットを弾いてから移動を始める」としっかり意識しながら弾く
・ピッキングはいつもより強く弾き、音を長く鳴らしながら移動をする
スライドは移動速度が遅いとだらしなく聴こえてしまうこともあるので、キュキュッ!っと素早く移動しよう♪
④パワーコード|00:25~00:30
ギターテクニック解説
ルート+5度の音を同時に出すことで、楽曲に厚みを与える演奏テクニック。
パワーコードを押さえる流れ(コードB)
・人差し指で[5弦2フレット]を押弦
・小指で[3弦4フレット]を押弦
・薬指で[4弦4フレット]を押弦
練習効果を上げる2つのコツ
・コードフォームを覚えてから練習する
パワーコードは、形で覚えるのにとても適したギターコードです。細かい理論は置いておいて、まずはフォームを体で覚えることを優先しましょう!
・ミュート方法を模索する
パワーコードは歪ませて弾くテクニックです。それ故にノイズがとても出やすい!これをミュートしながら弾くことが大事です。
詳しい解説は人それぞれの指の長さなどによって異なるので、まずは動画を参考にしてみてください。主なポイントは「人差し指」です!
今回出てきた「ルート」や「5度」については今後別の記事で解説していきますので、今回は解説手順で覚えていってくださいね!
ギターコードの中では弾きやすいコードフォームになるので、これからギターを始める方も比較的やりやすいと思います♪
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回は完全感覚Dreamerのイントロで一番メインになるギターパート解説をさせて頂きました!!
色々な奏法が出て来て尚且つ早いテンポと、大変な部分も沢山あると思いますが、一緒にクリアしていきましょう!!!
上記動画にはバッキング編の動画もありますので、是非耳コピ目コピしてください♪ワンオクは何気なくツインギター編成っぽい展開をすることも多いので、楽しめると思います♪
次回はAメロ・Bメロ部分の解説をしていきたいと思いますので、お楽しみにー♪
ではではm(_ _)m♪
ABCMSギター科講師・堤千代司