ギターを始めてみようか迷った時に読む話
今回のお題は「ギターを始めてみようか迷った時に読む話」。
毎年4月頃になると新生活を始められる方が多いと思います。
筆者の周りでも「家族が軽音部に入って」とか「意を決してギター始めたんです」とかちょいちょい聞くのがまた楽しくもあり、レッスンなど関係なく「またギター仲間が増えていくな、楽しいな」と思うわけです。
今回はそんな「ギターをやってみようかな」と少しでもお思いになられた方の背中を押すような記事です。
当然人生の流れというのは読みづらいので生活が変わりギターから離れることだってあると思いますが、そんな心配をも含めてちょっとお話しをさせて頂ければと思います。
それでは早速行ってみましょう!
インテリアになる
仕事や勉学、家庭/家族の事情などでいつかギターが弾けなくなってしまうかもという心配をされている方、少なくないと思います。
そんな心配が邪魔をしてギターを始められずいるのであれば、心配ご無用。
ギターはもし万が一弾かなくなってもちょっとしたインテリアになります。
ドラマのワンシーンなどでもお部屋の片隅にアコギ/エレキが置いてあるのたまに見ますよね?
それもあって筆者はギターを買う時は「まず見た目で選べ」とお伝えしています。(笑)
インテリアになるなら、好きな色とか形とかが良いじゃないですか。
迷わずフライングVにしましょう!
いつでも再開できる
例え近い将来ギターを弾けなくなってしまったとしても、心配ご無用。
ギター、ないし音楽は年齢制限が一切ないというのが良いところ!「いつだって再開できる」というのが良いところではないでしょうか?
肉体的な限界もないですし、ギターを弾かなくなる=辞める、ではなく「休憩」と捉えれば、もっと気持ちを楽にしてギターを始められるんじゃないでしょうか?
ちょっとやってみるかと始めたものが高じることもありますし、また余裕ができたらまたちょっとやってみて、と休み休み無理なくやると決めてしまえば触らない間の罪悪感がなくなります。
高くても本気ギターを買う
もう一つは逆説的なご提案。
今までのご提案は「気軽に」がテーマでしたが、最後にご提案するのは自分を追い込む方法。
最初からでも、セカンドギターとしてでも高価な1番気に入ったギターを買うという方法です!
覚悟を決めて逃げ道を無くすわけですね。
安いギターが悪いわけでは全くないのですが、ほんの少し自分に辞めても良いよという余裕を作っている感もなくはないのかなと思います。
高価なギターを買ったけど、どうしても続けられなくなってしまった、という時に上述のインテリアにしたり、また機を熟するのを待てば良いじゃないですか!
まとめ
筆者が日頃多くの生徒さんと接していて思うのがとにかく皆さん安心して、気楽にギターを楽しんでもらえたら最高だなという事。
必ずしも上達ばかりに目を向けなくても良いと思いますし、「ちょっと初めてみようかな」とか「人生であの曲弾いてみたいな」とかで全然OKだと思っています。
なので
弾いてみたい楽器は弾く!
使いたいギターは買う!
気になるエフェクターは買う!
どうせ後には笑話してになるのですから!
かくいう筆者もオーストラリアから帰ってきて「節度を持って尖って生きていく」と決めた朝、フライングVを買いに行きました!(笑)
以上の内容をまとめると…
1. インテリアになる
部屋の雰囲気に合わせて!
白熱灯の部屋ならナチュラル系のストラトやテレキャス、レスポール等?
ポップな部屋ならソニックブルーとかのパステルカラー色?
2. いつでも再開できる
年齢にとらわれず取り組めるのが楽器。
人生経験が音にも出ますし(本当に)、練習や楽器を触った事って良いことしかないです。
明後日「休憩」しても大丈夫!
今すぐ始めましょう!
3. 高くても本気ギターを買う
“辞める”余裕を排除する!
覚悟を決めて!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!