音楽理論を学ぶとこんないいことがある4つのコト!
気がつけばもうすぐで丸4年記事を書き続けておりますが毎度お読み下さっている皆さん、こんな機会を下さりありがとうございます!
皆さんのギター力は上がってきてますでしょうか⁉︎モチベーションの維持やちょっとした疑問の解決に繋がっていることを願うばかりです!
表題の通り今回のテーマは「音楽理論を学ぶメリット」について。
“音楽理論アレルギー”(笑)の方々が何に困っているのか、という点に重きを置きながら音楽理論を学ぶ意味、学ぶとどういうふうに便利なのかについてまとめていきます。
「学ぶ」と書くこと自体がどこか堅苦しい印象もあるので、「そんなこともあるのか、へぇー」と“ただ知る”と言った感覚でいいと筆者は思ってます!
それでは早速行ってみましょう!
音楽の構成が解る
音楽理論を知る事で得られるメリットとしてはまず「音楽の構成が解る」ということ!
西洋音楽においては12音の音が単音ないし2音以上が(勿論無音もまたしかり)、なんらかのリズム=タイミングで奏でられる事で成り立っています。楽器の選別やそれぞれ特有の特徴を知る事も大切です。
要するにその音楽を聴いて「なんの楽器」が、「どの音」を「どのリズム(タイミング)」で奏でているかが解る、ようになるわけです。
音楽の構成を記録できる
「音楽の構成が解る」ということは、それを紙/データに書き/入力し記録を残し、他者に伝えられるということになります。
超長い交響曲レベルでなくても、バンドメンバーにパッと渡して音を合わせられるというのは大幅なリハーサル時間の短縮や、意思の誤解/摩擦の軽減により“方向性の違い”(要するに解散(笑))が生まれにくくもなります!
耳コピが格段に楽になる
基礎的な音楽理論を学ぶことで得られるメリットはまだまだあります!
多くの人が直面する耳コピの壁。筆者も高校時代大苦戦しました!(笑)
これさえできればもっとやりたい曲を文化祭で披露して、100倍モテてただろうな…なんて(笑)
コード理論などを知っておけば余程難解な曲でない限り、コードの予測ってできるのです!しかもその「ダイアトニックコード」と呼ばれる基礎コード理論で覚えるのはたったの7個だけです。
※「ダイアトニックコード」についてはまた書きたいと思います。
作曲/編曲が容易になる
音楽の「構成」がわかり、それを「採譜/記録」ができ「耳コピ」もできれば作曲/編曲もできるわけです。
もちろん理論知識0で作曲/編曲も可能だと筆者は思いますが、理論をちょっと知るだけでもそのハードルがだいぶ低くなるのは確かです!
コードを意図的に差し替える「リハーモナイズ」という編曲方法も使えるようになります!
まとめ
“音楽理論アレルギー”(笑)の皆さんを1人でも多く救いたいと思ったのがこの記事を書こうと思ったきっかけですが、「コード理論だけでもやってみようかな」なんて思って頂ければ幸いです!
これだけ自由な世の中です!気になるところだけやってみてもいいじゃないですか。作曲に関係するところだけとか、譜読みに必要な知識だけとか。
ギターだって速弾きばっかり練習してカッティングはやらなかったでしょ!(笑)
以上の内容をまとめると…
1. 音楽の構成が解る
「なんの楽器」が、「どの音」を「どのリズム(タイミング)」で奏でているかが解る
2. 音楽の構成を記録できる
紙/データに書き/入力し記録を残せる → バンドメンバーとの意思疎通がスムーズになり、喧嘩や解散が減る(笑)
3. 耳コピが格段に楽になる
コード理論を知ればコードが予測できる!
4. 作曲/編曲が容易になる
0から1を生み出す作曲のハードルがさがる!
多様な編曲方法を知れる!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!