皆さん、こんにちは!コンシェルジュの大塚知之です。前回はデスクトップ型、ノートパソコン型で選ぶ基準をご紹介しました。
では具体的にどのパソコンを選ぶか。よくDTMの推奨環境が書かれていたりしますが、普段の生活では聞き慣れない単語ばかりで何が何やら。。そういったお悩みをきれいさっぱり解決出来るよう解説していきます!!
Contents
パソコン購入の基礎知識!
まず初めにDTMにおいてよく出てくるパソコン用語をざっと並べてみました!
✔︎CPU
✔︎メモリ
✔︎32bit・64bit
✔︎ハードディスク
OS
オペレーティングシステムの略です!パソコン内のソフトを動かすための土台。人間に例えると人体そのものですね。最新のOSほど動作が良好になりやすいですが、各ソフトとの互換性も大切。これは後ほど解説していきますので、今は「人体そのもの」というイメージだけもっておきましょう。
Windows:Windows 7 64Bit,Windows 8 64Bit
Mac:Marvericks,Yosemite
CPU
パソコンの頭脳!脳みそです!頭の良さですね。これが良ければ、頭の回転も早いのでパソコン内の作業スピードが上がる。結果、作業時間の短縮につながります。GHzが低いものを使うと、作業中の待ち時間が長くなったり、ひどい時にはパソコンがフリーズすることもありますので、数字が高いほど頭が良いと覚えておきましょう!
オススメCPU
Windows:2.4GHz以上のCore i5,Core i7
Mac:2GHz以上・クアッドコア以上(4つ以上)のCore i5,Core i7
デュアルコア(2つ)やクアッドコア(4つ)など、脳みそが複数搭載されているパソコンもあります。脳みそが多ければ、頭の回転も早い!と覚えておきましょう。Macのコア数がデュアルコアでもスペックが2.6GHz以上であれば問題なく作業出来たりしますが、やはりコア数の違いにより負荷の強い作業をした時に差が出てくるケースが多いですね。
メモリ
CPU(脳)の働きをサポートする役割を担っています。
勉強する時に机が整理整頓されていたり、冷暖房が効いていたり、母親が夜食を作ってきてくれれば、作業効率が上がりますよね!それと同じです。CPUがメインではありますが、このメモリも優秀であればなお良しです!!単位はGB(ギガバイト)で、2GB,4GB,8GB,16GBなどがあります。
オススメメモリ容量
ズバリ、4GB以上です。ちなみにメモリはCPUと異なり、増設が可能です!
dtm作業で音源ソフトをたくさん使用する方は8GB以上に増設しましょう。
購入したパソコン屋さんや、メーカーに問い合わせる。もしくはインターネットで調べるとたくさん情報が出てきますよ!
32bit・64bit
メモリを扱える量をきめる規格です。
64bit:100億GB以上OK!?(理論上)
ハードディスク(HDD)
データを保存する装置です。勉強する為のペン・ノートやそれらの成果を入れておける道具箱ですね。単位はメモリと同じでGB(ギガバイト)。1000GBになると1TB(テラバイト)という単位に変わります。これはパソコン上の全てのデータを保存しているので多ければ多いに越したことはないです!最低でも250GB以上のものを選びましょう!
外付けHDD
もし予算に余裕があるようでしたら、「外付けHDD」を購入しましょう!
DTMは、
✔︎曲を再生する
✔︎録音する
外付けHDDを取り付けて、そちらに曲のデータを移せば、パソコン側で音源の読み込み、外付けHDD側で再生・録音と、作業を分担することが出来ます!!これはスペックが低めのパソコンでもかなり有効な手段ですので、余裕がある方は購入を検討しましょう。なお「外付けHDD」を購入する際は7200回転(7200RPM)のものが、正常に動作するための最低条件だと思って頂けたらと思います。
推奨パソコンスペックまとめ
ここまでを踏まえて必要なスペックをまとめてみましょう!
Windowsのおすすめスペック
Windows 7 64Bit
Windows 8 64Bit
■CPU
2.4GHz以上のCore i5
Core i7
■メモリ
4GB以上
■HDD
250GB以上
Macのおすすめスペック
Marvericks,Yosemite
■CPU
2GHz以上・クアッドコア以上(4つ以上)のCore i5
Core i7
■メモリ
4GB以上
■HDD
250GB以上
dtmパソコンまとめ
いかがでしたか?OSが人体そのもので、CPUがその人間の頭の良さ。HDD(道具箱)から必要な物をメモリ(勉強机)に広げる。そしてそのメモリ(作業環境)が優秀であればCPU(頭の良さ)も発揮される。これらを理解しておけば、パソコン選びは万全でしょう!次回は実際にパソコンを購入するにあたって、どの機種が良いのか?具体的にご紹介していきます。乞うご期待!