間違わないギター選び!~チューナー編~
今回の記事のお題はチューナー選びについて!
ピアノ等は耳の良いプロ調律師が楽器のチューニングをしてくれますが、ギターという楽器は始めたてのビギナーも自分でチューニングするという作業が伴う楽器です。
楽器屋でチューナーを買うこともできますし、最近はiPhone/スマホのアプリでもチューニングができます!
「ギター用」と書いてあれば問題ないですし、チューニングはギターの6つの弦をある特定の音に揃えるだけですから単になっている弦の音さえ拾えれば問題ありません!
ケーブルで繋いでチューニングするタイプ、クリップチューナータイプ、アプリタイプ、先ずはそれぞれの違いについて解説していこうと思います。
さっそくいってみましょう!
ケーブル(シールド)で繋ぐチューナー
このタイプはクリップチューナー(後述)が流行る前によく使われていたタイプです!
チューナーとギターをケーブルで繋いでチューニングするタイプ。
エレキギターのなっている弦の音が直接チューナーに入力されるので、大人数のアンサンブルの中や周りの音に影響を受けないのでチューニングが非常にやりやすいです!
チューニングが終わったらケーブルをチューナーから抜いてエフェクター/アンプに繋ぎ直すという手間が一つあります!
クリップチューナー
次は「クリップチューナー」!
これは少し前から普及し始めて今やほとんどの人が使っているイメージがあります!
最近の「初心者セット」にも必ずと言って良いほど入っています!
これはクリップの部分をギターのヘッド(ボディなどでも大丈夫ですがあまりカッコよくないかと!(笑))につけてチューニングするタイプです!
これはクリップの部分で音を感知するタイプ、要するに振動を拾って音を感知しているのです!こちらも周りの音に影響をされることはほとんどありません。
ケーブルの抜き差しがないので着けたままOnにしておけば演奏中も確認できるというのが最大のメリットです!しかもコンパクト!時々動物のキャラ等を模した形だったりもあるので可愛いのもさらに良いですね!
可愛いクリップチューナーつけてヘヴィメタルもいいかもしれません!笑
iPhone/スマホのアプリチューナー
最後に挙げるのがiPhone/スマホのアプリタイプのチューナー。
こちらは非常に手軽なのが最大のメリットだと思います!しかも無料アプリなら安い!
現代人、日常生活でほぼ常に持ち歩いてますので忘れることがほとんどないですし、いつでもどこでもチューニングできます。
アプリタイプはiPhone/スマホのマイクの部分から音を拾うので周りがあまりにもうるさかったりするとギターの音を正確に拾うのが難しい場面があるのが少々難点。人の話し声も拾います!
でもそんなに心配は入りません!チューニングできないほどではないですし、筆者自身レッスンで多用しています!
やはりパッと出せてパッとチューニングできるというのが最大のメリットに感じます!
レッスンは1秒でも多く生徒さんがギターを弾けた方がいいと思いますので!
手軽にでかけて、電車の音や蝉の鳴き声の音を計りに行くもよし!夏休みの自由研究に役立ててください!
まとめ
最初はチューニングって結構大変ですよね?どの弦を何音にすればいいのか、チューニングしている弦と違うペグを回していた、このチューナーをどうやって使えばいいのか等わからないことだらけだと思います!
上記に挙げた通り、どのチューナーにもメリットがありますが要するにチューナーなのでどれでも慣れればビギナーの肩の力も少しずつ抜けてくると思います。
正確なチューニングされたギターを弾いていると耳も良くなってきますし(これ上級者納得すると思います!)、ちょっとしたズレもわかるようになってきます!
ギターはチューニングに始まるチューニングに終わる!
以上の内容をまとめると…
1. ケーブルで繋ぐチューナー
周りが騒音でもばっちりOK!
ケーブルの抜き差しが必要なものは一手間かかっちゃうかも⁉︎
2. クリップチューナー
周りが騒音でもばっちりOK!
コンパクトで手軽◎
演奏中も確認できる!
3.iPhone/スマホのアプリチューナー
超手軽!
いつでもどこでもチューニング◎
筆者もレッスンで多用!
周りの音を拾っちゃう可能性はあるかも⁉︎
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!