おすすめエフェクター!その1「BOSS DS-2 TURBO Distortion」
今回の記事のお題は久しぶりに歪みエフェクターに焦点を当てていきたいと思います!
ABCミュージックスクールの本事業である「指南役」の精神のもと、多くの受講生(将来の受講生も大歓迎!)が手に取りやすい(高級過ぎない)/手に入れやすい(レアで無い)歪みエフェクターを一つご紹介したいと思います!
スクール代表の大塚のInstagramページ(コチラから)にも、おすすめエフェクターとして動画がアップされていますが、今回紹介するモデルは「BOSS DS-2 TURBO Distortion」!
カート・コバーンやジョン・フルシアンテ、名ギタリストの足元を支えたペダルとしても有名過ぎるくらいですよね!
使用ギターはテレキャス!アンプはDiezel VH4のクリーンチャンネル!
早速行ってみましょう!
FLAT- MODE I
先ずはDS-2のLEVEL、TONE、DISTをほぼ真ん中に設定した音。TURBO MODEはⅠ。
結構歪んでいますね!筆者の印象としてはキンキンし過ぎずミドルも出ている印象。
この辺が多くの方が言う「BOSSらしいミドル」と言うことなのかなぁと思います。ただミドルは出ているんだけど、丸くなり過ぎずいい具合に抜けている印象です!テレキャスとの相性もいいのでは⁉︎
現代のポップ/ロックでかなり使えそうな音です!
Boost-MODE I
次のセッティングは先程のセッティングからTONEとDISTを押し上げてみた(Boost)したセッティング。TURBO MODEはI。
やはりTONEを上げると耳につく音に変化しますね!ただし先程に同じく、キンキンした印象は0。歪みも増してかなり暴れた音!
これだけでも歪み幅が広いのがわかります!
Full10-MODE I
セッティングはLEVEL、TONE、DIST全部フルテン(右に回し切った状態)!TURBO MODEはI。
サステインが長いですし、音が“叫んで”いますね!でもやはり耳に痛いキンキンした印象は無し。
素晴らしいバランス感覚でチューニングされたエフェクターです!
Full10-MODE II
先程の3つのノブはフルテンのまま、TURBO MODEをIIに設定。
これはだいぶトーンが変わりますね!
あの「クワッ」っていう帯域が前面に出てきます。そこらへんが「ソロに合う」音なのではないかと筆者は思います!
人によっては半止めワウをかける、みたいな。ギタリストなら伝わりますよね!…ねぇ??ねぇ⁉︎
おすすめ-MODE I
最後は大塚おすすめセッティング!
LEVEL、DISTはMAXで、TONEは12時〜1時の間。TURBO MODEはI。
このセッティングでギター側のボリュームを調節しながらジャリッとしたピュアな音から鬼歪みトーンまで自在に操っちゃって下さい!
まとめ
ペダルの守備範囲の広さや、そのバランスのいいチューニング、そして何より高過ぎない価格設定と日本ならどこでも買える利便性!筆者もこのペダルについてじっくり耳を澄ませたのは初めてでしたが非常にいいペダルなんじゃないかと思いました!
今までペダルにはお金をかけてきましたが、元からコイツがいたんだと思うと、灯台元暗しってやつですね…。
※なんだかDS-2ベタ褒めの記事になりましたが、BOSS社と利害関係にあるわけでは無いのでご安心ください!笑
以上の内容をまとめると…
1. FLAT- MODE I
キンキンし過ぎず、でもすでに結構歪んでいる元気な音!
2. Boost-MODE I
パワフル!ライブの1番盛り上がった所で鳴らしたいですね!
3. Full10-MODE I
ギターが”叫ぶ“ぜ!!!
4. Full10-MODE II
ミドルが全面に推し出てソロにピッタリなトーン!
5. おすすめ-MODE I
ギター側のボリュームと併せて”囁き“と”叫び“を使い分けて!
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!