ダイアトニックコードを知るメリットについて 3選!

こんにちは!ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀です。
今回のテーマは「ダイアトニックコード」について。
音楽理論書などを開くと必ずと言っていいほどこの「ダイアトニックコード」という項があります。
どの理論書もその成り立ちから書いてあり、どんなに噛み砕いても同じような言葉で説明する以外に方法がないのが「ダイアトニックコード」。
この記事でも他理論書等と同じようにその成り立ちや考え方から書けばいい訳ですがここはあえて「なぜダイアトニックコードを知るといいのか?どんなメリットがあるのか?」を先に読者の皆様にお伝えした方が、音楽理論を学ぶ“堅苦しさ”を軽減できるのではないかと思い立ったのがきっかけです!
それでは早速行ってみましょう!
コードが予想できるようになる

「ダイアトニックコード」を知るとコード進行が予想できるようになります!
端的にご説明すると「ダイアトニックコード」とは「M(メジャー)」、「m(マイナー)」、「dim(ディミニッシュ)」等のコードタイプが絶対に決まっている、ということなのです。
したがって例えばあるコード進行のベース/ルート音がわかったとします。
そのコードのコードタイプが「M(メジャー)」、「m(マイナー)」なのかが自動的に決まっているので瞬時にコードを予想、判別できるということです。
耳コピしていて、ルート音はわかったんだけどコードタイプがわからないという経験、皆さんもし散々しましたよね?
そういった耳コピが格段に楽にもなります!
作曲が楽になる

作曲においても大いに役立ちます!
僕らは普段「ドレミファソラシ」の音階を使った音楽に触れる機会が非常に多く、それに“支配されている”と言っても過言ではありません。
その中に「ド#」や「ファ#」が混在すると不協和を感じ、“間違っている”という感覚になると思います。
「ダイアトニックコード」というのはそういうもので、コード進行において“最も自然に聴こえるコード群”の決まり事なのです。
したがって作曲において、“自然な流れ”の曲を作りたいと思ったら「ダイアトニックコード」から選べばいいということです!
「“普通”の曲を作りたいんだけど、世にあるすべてのコードを試さないと作曲ってできないのかな…」なんていう気が遠くなるような作業は不要です。
多くの“複雑”な展開のない“普通”に聴こえる曲は「ダイアトニックコード」だけで作られています!
曲が分析できるようになる

コードが予想でき、曲で使うコードの選択肢もしぼれたわけです。
今度はその知識を、好きな曲を分析するときに大いに使えるのです!
ギターを志す方々の中に「オリジナリティを求めて練習も何もかも全くコピーをしない」という方は非常に少ないと思います。
それはもう楽器を変えた方が早いんじゃないかとも思いますが(笑)、曲をコピーし、のちに作曲するという作業の間には「コピーした曲を分析する」という作業が入っているはずです!
「作曲」と言ってもギターソロの部分のコード進行に変化をつけようとか、そういうセクションごとの作曲でも全然OKです。
好きな曲を分析し、そのエッセンスを自分の曲に隠し、詰め込む事こそ作曲の醍醐味かもしれませんね!
まとめ

音楽理論を学ぶというと、いつ使うかもわからないような小難しい事を一つ一つ覚えていかなければならないイメージがあると思いますが、「ダイアトニックコード」は7つのコードを覚えるだけです!
ギター演奏、そして音楽を志す方々にとってはそれを知ることによる恩恵が大きということがお分かりいただけたかと思います!
そのうち「ダイアトニックコードとは?」という事にも触れていきたいと思っています!
以上の内容をまとめると…
1.コードが予想できるようになる
「ダイアトニックコード」はコードタイプが必ず決まっているので、「コードタイプがどれか?」という迷いはなくなります!
予想できる→耳コピしやすい!
2.作曲が楽になる
“自然な流れ”の作曲においては「ダイアトニックコード」の中から選べばOK!
特殊な展開が欲しければ「ダイアトニックコード」以外のコードからを選ぶべし!
3.曲を分析できるようになる
曲の分析はギター的音楽的肥やしに必ずなります!
そのエッセンスを汲むのにベストな方法です。
ABCミュージックスクールギター科講師の星野尚紀がお送りしました。
また次回お会いしましょう!







