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作曲にスパイス!シンセサイザーの超基礎知識を解説します!

緒方講師
こんにちは!ABCミュージックスクールDTM科講師の緒方崇志です。
dtmで曲を作る人がどんどん増えてきた昨今。DAWのソフトをある程度使っていくうちにシンセに興味が湧く方、たくさんいらっしゃると思います。でも多くの方がこう思うのではないでしょうか!

「あのツマミがいっぱいついてるアイツ、シンセって自分に使いこなせるのかな? 」

大丈夫です。使いこなせます!今回から初心者の方向けのシンセ入門講座をスタートしますので、一緒にやってみましょう。今回は第一回ですので、シンセを初めて触る方向けに書いていきます。それではやっていきましょう!

シンセサイザーの全体像

シンセサイザーを知るにあたって、アナログシンセサイザーの仕組みを学ぶのが一番理解が深まると思います。
今回はMacのLogic Pro Xに標準装備されているRetro Synthを使って説明していきますね!

まずは下の写真を見てみてください。
シンセ01.001
パッと見、何が何だかわかりませんね。笑

そこで各ツマミごとに役割を書き出してみました。こんな感じです!
シンセ01.003

シンセのツマミは下記①〜⑥大きく分けて2グループ、細かく分けると〜6ツマミに分けると分かりやすいのです。

シンセグループ1
①オシレーター(Oscillator)
②フィルター(Filter)
③アンプ(Amplifier)
シンセグループ2
④エンベロープ(Envelope)
⑤LFO(Low Frequency Oscillator)
⑥その他(コントロール、エフェクター等)

横文字ばかりでなんのこっちゃかもしれませんが、それぞれのグループごと、ツマミごとに役割がハッキリと分かれています。今回は特徴を理解してもらうために、1つ1つの機能を大まかに説明していきますね。まずはグループ1の機能からいきましょう!

シンセグループ1

①オシレーター(Oscillator)

オシレーターは発振器という意味があります。鍵盤を押すと「プー」となる訳ですが、どんな「プー」を出すかをここで決めるわけです!
「プー」なのか、「ブー」なのか、「ヴー」なのか。それらを決定するのが、波形の種類です。

 代表的な波形
・ノコギリ波
・矩形波
・三角波
・サイン波

なんとなく聞いたことありませんか?これら1つ1つが別の音の種類になります。試しに音を聞いてみましょう!

・ノコギリ波の音

・矩形波の音

・三角波の音

・サイン波の音

いかがでしょう!結構1つ1つ特徴がありますよね。また、その他にも音の高さを決めたり、1つの音しか弾いてないのに同時に何個も音が出る設定にしたりする事を決めることも出来ます!

②フィルター(Filter)

フィルターはオシレーターで出した音の明るさを削るところ。すごくかんたんにいうと音の明るさを決める場所です!
大げさではなく、オシレーターとフィルターでシンセの音作りの半分以上は決まると言っても過言ではありません。

代表的なフィルター
・ローパスフィルター
・ハイパスフィルター
・バンドパスフィルター

これら3つの名前、聞いたことはありませんか?こちらも試しに音を聞いてみましょう。1つのフレーズでも、フィルターによって全く別のサウンド、別の聞こえ方になります!シンセの面白いところであり、個性を発揮できるポイントでもあります!

③アンプ(Amplifier)

アンプは文字通り、音の大きさを決めるする装置です。シンプル!

緒方講師

ここまでがグループ1の解説でした!グループ1の役割は、音の素材を決めること。
どんな音をどんな明るさでどんな大きさで出すかを決めるためにあります!覚えておきましょう。

さて!!
そしてここからがグループ2。今度は時間的な変化を担うグループです。みていきましょう!

シンセグループ2

④エンベロープ(Envelope)

シンセ01.003

エンベロープは、ここまで解説してきた①〜③で設定された音が、どのように変化するかを決める装置です。

今回は4つの例を使ってアンプエンベロープの音の変化を聴いていきましょう!実際の設定は画像を参考にしてくださいね!

・持続サウンド01

Jizoku01

<サウンドの特徴>

✔︎音の立ち上がりが早い
✔︎音が持続している

・持続サウンド02

Jizoku02

<サウンドの特徴>

✔︎音の立ち上がりが遅い
✔︎音が持続している

・減衰サウンド01

Gensui01

<サウンドの特徴>

✔︎音の立ち上がりが早い
✔︎音が減衰している

・減衰サウンド02

Gensui02

<サウンドの特徴>

✔︎音の立ち上がりが遅い
✔︎音が減衰している

⑤LFO(Low Frequency Oscillator)

いきなり魔法のような言葉がでてきましたが、これは音が出ている間、さらにちょっとした演出ができる装置になってます。

④と同じでオシレーター、フィルター、アンプにかける事でより動きのある音になります。
舞台に出た音がどんな面白い動きになるかを設定するものです。
サンプルを1つ用意しましたので聞いてみてください!

⑥その他(コントロール、エフェクター等)

こちらは①から⑤までで出来上がった音に対してさらに「エフェクター」をかけたり、
音と音が繋がるとき、例えばドを弾いた後に、レを弾いたらすぐ音が変わるのか、ゆっくり変わるのかを設定する「グライド」があったりします。3つのサンプルをご用意しましたので聞いてみてください!

・グライドをかけていく音

・コーラスをかけていく音

・フランジャーをかけていく音

復習〜シンセの基本的な役割〜

シンセ01.003

グループ1
①オシレーター(Oscillator)
音を出す、波形を選ぶ

②フィルター(Filter)
音の明るさを調整する

③アンプ(Amplifier)
音の大きさを変える

グループ2
④エンベロープ(Envelope)
音の鳴り始め〜終わりをコントロールする

⑤LFO(Low Frequency Oscillator)
音が鳴っているときの動きをコントロールする

⑥その他(コントロール、エフェクター等)
その他いろいろ

このようになっています。これらは暗記するというよりも、自分でシンセプラグインや実機シンセを触りながら音の違いを確かめてみるとより理解できると思います。
楽しんでやってみてくださいね🎹

まとめ

緒方講師

第一回目のシンセ講座、いかがだったでしょうか。

プリセット(最初から入っている音)でもカッコいいサウンドが溢れるこのご時世、一から自分だけのシンセサウンドを作る必要は必ずしもないのですが、シンセの仕組みをある程度分かっていれば、自分の理想の音へ確実に近づけることができます。

また、膨大なプリセットの中から自分のイメージにより近い音に出会えるのが早くなったりと一石二鳥ですし、ひとつのシンセの使い方がわかると、別のシンセを使ったときにも案外使えるのも面白いところです!

僕自身、音楽制作やお仕事の時にはシンセを使うことがすごく多いので、これからシンセをやりたい方やかっこいいサウンドを作りたいみなさんの役に少しでも立てたら嬉しいなと思っています。また次の講座も楽しみにしていてくださいね。

それでは今回はここまで!ABCミュージックスクールDTM科講師の緒方崇志がお送りしました!

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