ONE OK ROCK の 完全感覚Dreamer を叩いてみよう!〜Aメロ 編〜

ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerを叩いてみよう!〜オープニングソロ編〜

目次

ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerを叩いてみよう!〜Aメロ編〜

ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回はONE OK ROCK の代表曲、完全感覚Dreamer のドラム演奏を解説!今回は前回に引き続きAメロについて解説して行きます!

完全感覚Dreamer動画&Aメロの譜面

Kanzenkankaku A1

【Aメロ 0:30ー0:51】

【BPM120のゆっくりver 0:56~1:29】

Aメロは早めの8ビート、拍がずれているポイントに注意!

フレーズの特徴
2小節ひとかたまりの、いわゆる2小節フレーズですね、留意しなければいけないポイントはここ最近このブログでも取り扱う機会のやたら多いスリップビートがここでも出てきます。譜面をみればわかるように毎2小節目の本来は4拍目をヒットするはずのビートがそのウラにずれています。またオープンが効果的はいっていくのも特徴的なのでこちらも確実にキメていきましょう!!

演奏のポイント①スリップビートは予備動作と慣れで解決!!

KANZENKANKAKU A2

拍がずれる、いわゆるスリップビートのポイントは、このぐらい速いスピードになると予備動作がしっかり頭に入っていないとこの場所を起点に崩壊して行きがちです。

いつも通りゆっくりのテンポでどのタイミングで左手が動き出すかに着目して練習してほしいのですが、ここで重要なポイントは右手8分音符のアップダウンの弱拍(ウラ拍、弱いビート)の位置にスネア(強いビート!)が来てしまうのでまずはこの感覚に慣れなければいけません!右手が弱く叩くポイントで左手は強く!この感覚を上記の譜面を参考に1拍だけ抜き出して練習してみましょう!少しやるだけでもかなり効果が出るはず!

演奏のポイント②メリハリを持たせるオープンはキッチリ!

KANZENKANKAKU A3

Aは全体的にスリップビートがパターンのメインです。これに対して、4、8、12小節のみ通常の4拍目にスネアが戻りますが、ここではハイハットのオープンが絡んできます。細かい所ですがここも完璧に決まると非常にメリハリが出るので是非トライして下さい!
工夫するポイントがあるとすれば、Aメロ4小節目のハイハットは4拍目裏のオープンの準備のために休んでも問題ありません。そうすることでオープンに対する予動が余分に取れるので、余裕をもって叩けます!うまくいかない人は試してください!!

速いテンポのアップダウンは急激に腕が疲労していくので、うまいポイント(特にスネアと被っているハイハット)で休みを入れたりする工夫も時には大切です!

ここが一番大事!
Aメロのフレーズは右手のアップダウン奏法がしっかり出来ていないと乗り切るのが難しいです、アップダウンは習得に時間がかかる奏法ですが、いろんな場面で役に立つので是非習得しましょう、このブログでもいずれ取り上げる予定です!

その他にもバスドラム、スネア、共にウラのヒットが多く安定させるのが難しいフレーズですが、どことどこが一緒に叩いているのかをゆっくりはっきり叩いて把握することがこのフレーズを乗り切る上で最も重要なポイントです、なんとなくスピードに乗せるような叩き方ではインパクトが出ないのでここで書いたポイントを中心に練習してみてください!

次回は完全感覚DreamerのBメロ編をお送りする予定です!お楽しみに!

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バークリー音楽院卒。国内ではRock in Japanやサマーソニック、MONSTER baSHなどにも出演。受講生の目標を叶えること、個性を伸ばすことを重要視し、レッスンを行う。現在も現役プロミュージシャンとして演奏、レコーディングと活躍中。首都圏[渋谷、新宿、中野、下北沢、上石神井など]広エリアでレッスン開催中。