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ドラムで星野源の恋を叩いてみよう!
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回はブレイクダウンシリーズの第3曲目!2017年の今年めちゃくちゃBuzzった星野源の恋のドラム演奏について解説していきます!
楽曲解説の前に大切なこと
恋のドラムはフィルもスネアの分量が多くグルーブ自体もシンプルですが、シンプルゆえにドラマーの力量が問われる一曲です。
初心者から一歩抜け出したい、また中、上級者でもエイトビートのクオリティを上げたいと言う皆さんにはもってこいの曲です!初回の今日はイントロからメロのセクションを掘り下げて解説して行きます。一緒にやってみましょう!
《イントロ》演奏のポイント、曲の勢いを決める重要ポイント!置いて行かれないようにしよう!
【イントロ ~0:17】
フレーズの特徴
曲のイントロはシンプルなクラッシュのヒットで始まります。5小節目からウラにスネアが入りフィルで抜けるという典型的なイントロパターンですが、大きく拍をとるパターンなのですこし油断すると、置いてきぼりにされがちです。クラッシュのヒットは最初からなんとなく当てるのではなくウラ(2段目からスネアがヒットする位置)を意識しながら演奏しましょう!
7、8小節フィルのポイント
イントロ抜けのフィル(7,8小節目)はほかの楽器とユニゾンのいわゆるキメの要素が絡んだフィルなので、譜面のみにとらわれずに音楽をしっかり聞いて把握することが有効です。
ウラ打ちが4発続く、地味ながらテンポキープの難しいフィルですが、置いて行かれないようにキレよく軽やかに叩きましょう。ここだけ抜き出してメトロノームとゆっくりから練習するのが一番即効性のある練習です!!どうしても遅れがちな人は開き直って思いっきり音符の間隔を詰めるようにしてみましょう!まずは遅れる感覚から抜けだすことが重要です、詰まりすぎたら後から調整すれば良いのです!!
《Aメロ》演奏のポイント、繰り返し前のバスドラムの位置に注意!
【Aメロ ~0:41】
Aメロは基礎力が問われる速めの8ビート!
Aメロのパターンはベーシックなエイトビートですね!テンポが速めなので意識的に遅れないよう余裕を持って演奏しましょう!ノリノリでやれば乗り切れます⭐️
要注意!8小節目!
少し特殊なのは繰り返し前、一巡目の8小節目です。3拍目ウラに他の楽器とユニゾンでキメが入っているにも関わらず4拍目にバスドラが入っています。ウラのキメを焦らずヒットし、4拍目に冷静にバスドラムを入れましょう⭐️
ちなみに2回目のフィルはここのヒットがないので1回目よりは楽にこなせます!
《Bメロ》演奏のポイント、バスドラの裏打ちが鍵!
【Bメロ ~0:54】
フレーズの特徴
Bメロは全体にわたって、スネアのヒットが3拍目のみになることによって、パターン自体が倍に感じる“ハーフタイムフィール”です。
オススメの練習手順
①まずは右手のウラ拍にバスドラを強打する感覚をはっきりゆっくりくっきり、味わうように1発だけ叩いてみましょう!右手=弱 右足=強 の感覚は最初非常に不自然に感じますが、しつこくやることで乗り切りましょう!
②上記の感覚に慣れてきたら、ゆっくりなテンポをメトロノームで設定して、徐々に上げていきましょう。やっかいな手順に思えますが、完璧なフレーズにするには最短の手順です!!
演奏のポイント
演奏のポイントとしては2小節目から3小節目にかけてバスドラムのウラ打ちが3回続きます。ここをつんのめらずに全てクリーンヒットさせることが、このパターンの鍵を握っていますね🔥
ハイハットをアップダウンストロークで叩いている人は特にオススメの練習手順に沿って弱拍にバスドラムがくる感覚にゆっくりなテンポから慣れるようにしましょう!
次回はサビ編です!お楽しみに!