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ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerを叩いてみよう!〜2A編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回はONE OK ROCK の代表曲、完全感覚Dreamer のドラム演奏を解説!今回は前回に引き続きAメロについて解説して行きます!
完全感覚Dreamer動画&2Aの譜面
【2A 1:51ー2:13】
【2A予備動作 0:00ー0:38】
2Aアタマはリニアフレーズ!動きを体で覚えよう!
フレーズの特徴
冒頭3小節目は譜面ヅラとしては珍しい印象を受けるのではないでしょうか!見出しでリニアフレーズとかきましたが、リニアフレーズとは音を重ねずに単音を連ねて構成されているフレーズのことです!
譜面を見ても分かる通り、2Aは2小節のブレイク(休み)があったあとシンバル類を多用してイレギュラーなタイミングでドラムが入ってくることによって1Aとは全く異なる独特のインパクトを残していますね!慣れるまで不安定に感じやすいですが、出来るようになるととても楽しいです!!
演奏のポイント①(cup)(splash)とは!?
譜面上に表記している(cup)(splash)の表記ですが、これは叩く楽器を示しています。それぞれ解説します!
CUP
ライドシンバルの中心部!山の様に急に盛り上がっている部分をカップと言います、構造上分厚く音が鳴りにくいので、スティックの先端から徐々に太くなっている部分、ショルダーで叩きましょう!
SPLASH
クラッシュシンバルの一種ですが、特徴としては非常に口径が小さく、叩くと『パシャ!』とピッチの高い、切れ味の良い音が鳴ります
練習のプロセスは、いつも通りゆっくりからどのタイミングで何を叩くか頭に叩き込んで、ゆっくりからメトロノームを使いつつ体に動きを覚えさせるのが良いと思います!ただし、カップとスプラッシュは非常に面積が少ないのでピンポイントで精度の高いヒットを繰り出さないとスカしていまいます。その点を留意して“ゆっくりから”練習を進めましょう!
2Aもう一つの重要ポイント!3連符のキメ!
演奏のポイント②バンドと気持ちを一つに!
2A後半に出てくる3連符はシンプルな8ビートの流れを断ち切って突然出てくる印象的なキメですね!2A冒頭のブレイク→リニアフレーズの流れとあわせて大きく印象を左右するポイントです🔥
譜面の表記は3連符にしていますが、オリジナルのレコーディングでもおそらく完全な3連符ではなく少し16分系に近いプレイとなっています。重要なポイントはバンドが一体となっている・フィーリングを共有していることです!
バンドで練習をしている場合は音符にとらわれすぎずに一体感を重視してトライしてみてください☆
次回は完全感覚Dreamerいよいよソロ編をお送りする予定です!お楽しみに!