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ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerを叩いてみよう!〜アウトロ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回はONE OK ROCK の代表曲、完全感覚Dreamer のドラム演奏を解説!今回は前回に引き続きアウトロについて解説していきます!
完全感覚Dreamer動画&アウトロの譜面
【原曲アウトロ 3:46~4:09】
【スローver 1:03~】
アウトロは最高潮のテンションで!ダブルが綺麗に決まるとカッコいい!
フレーズの特徴
何と言ってもバンド全体のテンションが最高潮に達するアウトロ、とにかく色々叩いてきて疲れてはいるところですが(笑)肩からの大きな動きのフルストロークで安定した強力な四分を刻んでいることがこのフレーズの特徴です!
また、アウトロの2段目からは両手4分の合間を埋める形でバスドラムのダブルが随所に現れます。このダブルをしっかりとキメることでより迫力のあるプレイを目指しましょう!☆
演奏のポイント①大きな筋肉をつかって安定させよう!
曲自体のテンポは♩=190と早めですが、ここでの演奏は両手での“4分”が主体となります、音量も必要なので大きな筋肉(肩の筋肉)を使ってしっかり振りましょう。
手首で小手先だけのストロークを使うと、痛める可能性があるし、ストロークも安定しません!
肩からしっかり振る“フルストローク”は車のギアで言うと一速みたいなものでスピードは出せませんが安定性とパワーがあります。まさにこう言うフレーズにはもってこいなのです🔥
演奏のポイント②バスドラのダブルは両手の4分の流れがブレないようしっかりいれよう!
アウトロの2段目から出てくるダブルはタイミングが非常にシビアです、特に8小節目のダブルは両手の16分シングル2発からの流れなので、少しでもヨレると目立ってしまいます、ソロ編で解説したような練習(ゆっくりから手足のコンビネーション)を用いて確実にダブルをキメるタイミングを見つけ出しましょう!
ゆっくりから徐々にスピードを上げての練習がオススメですが、動き出しのタイミングがテンポの速い遅いによって変わってくることを頭に置いて練習していきましょう!!
まとめ
今回は今までで最大の7記事に渡ってONE OK ROCKの完全感覚Dreamerについて解説してきました!レコーディングを聞いても分かる通り、テンポはかなり速いですが、常にはっきりとした発音でバンドのリズムコアを支えているだけでなく、途中にソロのセクションがあったり、最後に4ビートに変わったりとロックドラマーの力量を上げるにはとても参考になる曲です🔥
またチューニングに関することですが、ソロやイントロの速いタム回しにインパクトを与えているカギとして、タムのテンションをかなり緩めに設定し、余計な鳴りを極力抑えてアタック感が出やすいチューニングにしています。フレーズは叩けるようになったけど、なんか音がかっこよく無いな、と言う人は是非タムのチューニングにこだわってみてください!非常に勉強になると思います!
それでは次回のブログでお会いしましょう!!!