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ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerを叩いてみよう!〜ソロ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回はONE OK ROCK の代表曲、完全感覚Dreamer のドラム演奏を解説!今回は前回に引き続き2サビ後のソロパートについて解説していきます!
完全感覚Dreamer動画&ソロの譜面
【原曲ソロ 2:50ー3:15】
【スローver 0:38ー1:01】
ソロは勢いと繊細さの両立がカギ!!
フレーズの特徴①バッキング有りのドラムソロ
この曲で一番のドラムの見せ場です!
特徴としては紛れもなくドラムソロなのですがバッキング的にギターもベースも入っているということです。当然自分勝手なテンポで演奏すると破綻してしまうので、バッキングとプレイのどこがかみ合っているか、ギーターやベースの音にも気を配ってよく把握しましょう。
テンポも早く難易度も高いですが、いつも通りゆっくりはっきり手順を確認し、徐々にスピードを上げていけばできるはず!16分のスピードが追いつかない場合はタム回し練習などの基礎練習を頑張りましょう!
フレーズの特徴②セクションの叩き分け
素早いスティッキングで16分多めの早いパターンと8分で手足のコンビネーションをつかった二つのセクションが交互に出てきます。同じテンポ190で叩き切る勢いとで16分、8分をキッチリ叩き分ける繊細さの両立が大事なポイントでしょう!
演奏のポイント①クオリティを上げるにはまず体で覚える!
この手のテンポの速い、繰り返し同じタイプのフレーズが続くフレーズは音で感じて覚えることも大事ですが、体の動き自体を覚える事で比較的スムーズに乗り越えられます。
ソロのアタマ2拍目から次の小節にかけては同じタイプの動きが三連続で出てきます、こういった場合音で覚えるよりも体の動きにフォーカスして手順を覚える事がポイントです!もちろん速く手順を覚えるにはゆっくりなテンポから手順を確定させて繰り返し練習することが肝心です!
自分の音を聞いてクオリティを上げるには先ず動きを体に叩き込みましょう🔥
演奏のポイント②8分は勢いに任せずしっかりと!
16分セクションにはさまれた8分のセクションは勢いに任せると音符が短くハシりがちになります。16分も8分も勢いは必要ですが、先に述べたようにキチッとタイムにはまっていないとギター、ベースと噛み合わなくなってしまう恐れがあります。
慎重にゆっくりなテンポから8分と16分の関係性を捉えながらメトロノームに完全にハマるように練習し、そうしてからスピードを上げましょう!『なんとなく』は敵です!!
演奏のポイント③手とバスドラダブルのコンビネーション
ソロの中でもおそらく技術的に最も難易度が高いのが6小節目の足のダブルがくみこまれたコンビネーションフレーズでしょう、短い感覚で流れるように綺麗にダブルを入れないと相当目立ちます、なかなかうまくいかない場合は手足のダブルだけを抜き出しゆっくりからの練習を試してダブルストロークの予動(動き始めるタイミング)を確認しましょう!注意すべき点は“テンポによって予動の位置は微妙に違う”という事です、大抵は正しいタイミングよりも速く動き出していることが多いので足の動き出しのタイミングを修正しましょう!
ソロはリズムに乗ってかつ正確に叩けていないと説得力を持ちません!正確にしていくコツは言うまでもなくゆっくりからはっきり力強く叩くこと!はやる気持ちを抑えてコツコツ練習しましょう🔥
次回は完全感覚Dreamerラスト!アウトロ編をお送りする予定です!お楽しみに!