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ドラムでスピッツのチェリーを叩いてみよう!〜ブリッジ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
チェリー編の最終回の今回はブリッジについて解説していきます!冒頭はスリップビートなどの難易度が高めなテクが唐突におりまざるチェリーの難所です。やりごたえ抜群の楽しいポイントを深く掘り下げてみたいと思います!
《ブリッジ》演奏のポイント①スリップビートを攻略しよう
フレーズの特徴
赤の枠で囲われている部分が“スリップビート”と呼ばれる部分です。よく見るとグルーブのコアであるバスドラムとスネアドラムがすべて1拍ずつずれています。単純なエイトビートですが、このようにパターンまるごとを1拍ずらすことによって、非常にトリッキーでハッとするような効果をもたらすこのようなフレーズをスリップビートといいます!
非常に印象的でかっこいい感じに聞こえるこの部分、当然演奏する方にとっても慣れるまでは非常にトリッキーに感じるとおもいます!
オススメの練習手順
スリップビートのみを切り取ったエクササイズを用意してみたので、ブリッジに挑戦する準備としてトライしてみてください!
注意点
譜面のエクササイズAは4小節目のみスリップビートです。初めは非常にゆっくりから一打一打丁寧に!なれてきたらだんだんとテンポをあげていきましょう!
Bは単純にスリップビートの部分を2倍にしています!こちらの練習もトライしてなれてきたら是非本編のフレーズに挑戦してみましょう!!
✔︎ハイハットの8分刻みを頼りにテンポがくずれないようにしよう
✔︎拍がずれた時にそこから始まるエイトビートだ、と頭がとらえてしまわないように(ウラとしてとらえるように)感じよう!(ゆっくり!)
どんなに複雑と捉えられるものでもゆっくりじっくりはっきりやれば必ずできるはずです!急がば回れとはこのことですね!!
まとめ
今回は4回にわけてスピッツの名曲チェリーをとりあげてみました!特に“ハネ”という概念を深くほりさげることが出来たかと思います。
ハネはなかなか確信をもって演奏することが難しく、なんとなく演奏しがちなグルーブですが、面倒くさがらず三連符をはっきり認識できるゆっくりなテンポまで落として練習すると、少し練習するだけで非常にクオリティがあがります!最高の名曲で是非ハネのノリを身につけてみてください🔥
それではまた次回!!