ゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」を叩いてみよう!〜メロ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
今回は前回に引き続き、ゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」のドラム演奏を解説。今回はメロ編となります!
3つのテンポに分けてありますので、やりやすいテンポのものを使ってください!
【♩=90 0:31ー1:14】
【♩=110 0:29ー1:04】
【♩=136 0:24ー0:52】
メロ演奏のポイント〜左手のスネアウラ拍は超繊細なタッチで!!!〜
フレーズの特徴
なかなかJ-popでは見れないファンキーなビート!!一見すると手数が多く、また、左手が常にスネアを叩いているので解りにくいですが、基本的には16ビートの変化系で、左手のスネアをハイハットに置き換えてやると、バスドラもシンプルで極めてベーシックな16ビートの派生系という事が解ると思います。
演奏のポイント①
非常に重要なポイントは上で触れた通り、左手が“ハイハット”では無く“スネア”を叩いているという事です!
通常16ビートを叩く時は左右のバランスを揃えることが大事なポイントになりますが、このフレーズでは、ハイハットよりはるかに大きい音量が出てしまうスネアで、ゴーズトノート(極めて小さい音でウラ拍に入れる合いの手)的にウラ打ちしているため、左手のダイナミクスを極端に落とすことが重要なポイントになります。
感覚でいうと、触れるか触れないかぐらいのタッチで十分です!映像を参考にしながら、ゆっくりから練習してみてください!
練習のコツ
ウラ拍の左手、超繊細なタッチで安定して叩き続けるのは結構難しいと思います、、そんな時は映像では少しわかりにくいかもしれませんが、左手のスティックを立てて(ヘッドの中心を突き刺すような角度で)スネアのヘッドにアプローチすると安定して小さい音を出しやすいですよ!!試してみて下さい🔥
オススメ練習
上記のコツに加え、もっとウラ拍を安定させたいという方にオススメの練習がこちらです。
非常にイライラしそうになる練習ですが(笑)いろんなテンポやダイナミクスで練習することで、左手のウラ打ちそして左手のゴーストノートの強化になります。今回のように延々と左手で繊細なウラ打ちを続けるようなフレーズには特に効果テキメンで🔥是非ゆっくりなテンポから試してみて下さい!
演奏のポイント②
もう一つのポイントは毎小節アタマで鳴っているハイハットのオープンですね!
これもイントロで解説したように、十分に1拍分伸ばしましょう、ハイハットの使い方一つでここまで違うのかというぐらい演奏のクオリティが違って来るので、是非こだわって練習してみて下さい。
今回はここまでです!次回は一週間後にサビ編の解説をお送りします。細部までこだわって練習してみましょう!
ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYがお送りしました!