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YOASOBIの「夜に駆ける」簡単バージョンを叩いてみよう! Part1
今回はYOASOBIの「夜に駆ける」の1番、Intro~Aのドラム演奏を解説します!
SNS上で話題となり、公開から約7ヶ月で2000万回再生を突破したYOASOBIの「夜に駆ける」。そんな今話題の曲を演奏しながらドラムの基礎を学んでいきましょう!
楽曲解説の前に大切なこと
今回のドラムが叩けるようになれば、ドラムの基本[8ビート]が安定して叩けるようになります!更にこのバージョンの押さえるべきポイントを押さえれば曲を完コピする時にも必ず役立ちます!
今回の動画
Intro:BPM130 【0:00~0:34まで】
Aセクション:BPM130 【0:34~1:04まで】
解説その1:Introのドラムに挑戦!
フレーズの特徴
早速曲の冒頭(Intro)から挑戦していきましょう!
演奏のポイント①:”二人だけの”~
ドラムが入るのは楽譜の上から2段目です。最初はバスドラムを曲に合わせて4分音符で叩きます。
バスドラムはドラムの1番土台となる部分なので、がっしり鳴らすことが重要です!
4分音符は曲に合わせて「手拍子」をする感覚で叩くと分かりやすいでしょう!
演奏のポイント②:歌が一旦なくなってからの「8ビート」
バスドラムで4分音符の演奏が終わったら、次はドラムといえばの「8ビート」です!
8ビートで肝心なのは右手のハイハットをしっかり鳴らすことです。今後完コピするためにもアクセントなどを付けず、基本的には全て同じ音量で叩きましょう!
ここが一番大事!:右手、左手、右足の3点のバランスを大切に!
今回シンプルな8ビートを起用したのですが、右手、左手、右足の3点それぞれの音符の位置がとても大切です。
3点が一緒に音が鳴る場面が多数あるので、そこをきっちり合わせることによって演奏全体にまとまりがでて一気にかっこよくなります!
演奏時の注意点:右手のハイハットはとにかく均等に!
「8ビート」は1小節にハイハットが8個入ります。ですが、そのうちの2,4,6,8個目の音量が小さくなってしまうことがとても多いです。
今後完コピを目指すならば、この2,4,6,8個目のハイハットがとても重要になるので注意して演奏しましょう!
解説その2:Aセクションのドラムの挑戦!
フレーズの特徴
次に挑戦するAセクション。Introでやってきたバスドラムの4分打ちと8ビートの両方が入っています。
ここまでに注意してきたことを引き続き意識しながら新しいことにも楽しんでチャレンジしていきましょう!
演奏のポイント①:”寂しい目をしてたんだ”の後~
初めてでてくるフィルインについてです。
これもまたシンプルな16分のフィルイン、「タカタカ タカタン」ですね。
リズムを覚えるために最も効果的なのは、身近な言葉と照らし合わせる「語呂合わせ」です!
僕がドラムを始めた頃にはこのリズムは「焼きそば あのね」と覚えました笑
演奏のポイント②:B前のタムを使ったフィルイン
ここまでで出てきたフィルインは全て左手で叩いているスネアだけしか使っていませんでしたが、ここで初めてタムを使います!
タムはハイハット、スネアなどの部分ほど頻繁に出てくる楽器ではないため、叩き慣れないかもしれません。
なので意識するポイントは1つ!それぞれの太鼓の中心を狙って叩くことです!
素早い動きでどうしてもうまく狙えない場合は、そのフィルインだけをゆっくり練習してみるのが確実な練習方法ですね。
ここが一番大事!:リズムの切り替えをしっかり意識しておきましょう!
今回Aセクションの中でリズムが2種類出てきています。(バスドラム、8ビート)
最初は1つ1つのリズムパターンを叩くことに集中してしまうかもしれませんが、フィルインからのリズムの入れ替えは曲に表情をつける大事な役割を担っているので、リズムを叩けるようになることと合わせて意識して挑戦していきましょう!
演奏時の注意点:無理せず、ゆっくりやりましょう!
リズムが入れ替わったり、フィルインが出てきたりとなかなか濃い内容となっていますね。特にフィルインに関しては最初は慣れず、焦りから曲のテンポに合わせて無理やりやってしまうかもしれません。
ですがそれでは変な癖がついてしまったり、間違えたリズムで覚えてしまったりと、いざという時に対応できなくなってしまう可能性が大いにあるので、ゆっくり練習して確実にステップアップをしていきましょう!
まとめ&次回予告
前半の前半部分でかなり濃い内容になってしまいましたが、ここを確実にクリア出来れば、その後のセクションでは苦労せずにどんどん進んでいけるので楽しく挑戦していきましょう!
次回はBセクション~Cセクション(サビ)を中心にやっていきます!お楽しみに!
ABCドラム教室の葦名理樹がお送りしました!