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私以外私じゃないのを叩いてみよう!〜イントロ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。
2018年のVLOG1発目はブレイクダウンシリーズの第4曲目!ファンキーかつダンサブルなゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」のドラムについて解説したいとおもいます!
楽曲解説の前に大切なこと
前回の恋/星野源とは打って変わり、手数が多く、特にAメロはゴーストノート(小さい音量で16分の裏などに細かく入ってくる音)でフレーズが埋まっており、一見すると複雑なフレーズに見えますが、それほど複雑な手順などは出て来ず、それぞれの音量コントロールと16分のクオリティをキープ出来れば思ったより簡単に攻略出来ます!
複雑なメロとダンサブルでシンプルなサビのコントラスや、ギターとのユニゾンフィルが間奏に出てきたり、アレンジの秀逸さにドラムがとても効果的な役割を果たしている素晴らしい楽曲です。ぜひトライしてみて下さい!
それではイントロ編です!3つのテンポに分けてありますので、やりやすいテンポのもので挑戦してください!
動画&イントロ譜面
【~0:31まで】
【~0:24まで】
【~0:21まで】
《イントロ》最初から手数多め!ツられてハシらないように!
フレーズの特徴
全体的に手数が多めでファンキーなフレーズです。16分ウラにスネアやバスドラムが多く入って来るタイプのフレーズは16分ウラの位置をなんとなく叩いてしまうとタイミングが詰まりがちになりやすいです。正確に16分を捉えることによって安定したグルーブを目指しましょう!当然ゆっくりなテンポからのドラム練習が効果的です!
演奏のポイント①ハイハットオープン
所々に効果的に出てくるハイハットオープンは4分なら4分、8分なら8分ときっちり音を延ばしましょう。適当に切ってしまいがちですが、オープンの長さを充分に捉えることで、グッとクオリティが上がります!
演奏のポイント②クラッシュロール
【0:28~0:31】
イントロラストの小節はクラッシュシンバルのロールです。クラッシュシンバルのロールはシングルストローク、一つ打ちで細かく叩いて3拍でクレッシェンドして4拍目に手で掴んでミュート(音を止める)しましょう!
細かいこだわりですが、ここできっちり休符を取っていると、次に控えるメロの入り口のインパクトが全然変わってきます。ドラムアレンジの妙ですね!!
シングルストロークロールはテンポを見失いやすいので表拍をしっかり意識してカウントするようにしましょう。
また、ミュートした瞬間にAメロの準備に移らないと間に合いません!タイミングは非常にシビアなのでミュートする左手の動きを叩き込みましょう!
次回予告
今回はここまで!次回は一週間後にメロ編の解説をお送りします。動画を見ながら練習しておいてくださいね〜!
ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYがお送りしました!