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ひまわりの約束ドラム解説ラストサビ編
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
今回はラスト!ひまわりの約束のラストサビのドラム演奏について解説していきます!
ひまわりの約束
間奏1〜2Bの譜面と動画
演奏のポイント①
3小節のブレイクからいきなりフィル!
最後のサビは前回でも解説したようにボーカルとギターのみになるブレイクがあります、ここもそれまでの曲の流れがあるとはいえ、静寂からいきなり複雑なフィルを打ち込むという、いかにも緊張しそうな場面ですね。当然ですがここでもしっかりとカウントして淀みなく入ることを心がけましょう。フィルは完全なイメージができていないとハシりモタりの原因になってしまうので何回もブレイクをイメージしながら練習しましょう!手順をしっかりと確定させることも重要なポイントです!
演奏のポイント②
キメはしっかり!
ラストサビは楽曲セクションごと盛り上がっている部分なのでフィルなど全体的に動きが激しいのですが、1番のピークは90小節目のキメです。
ピークがここにあることを意識して楽曲全体の流れをイメージ出来るとより完成されたものになるでしょう。またこのキメは付点8分×2と8分、16分音符を1とすると3:3:2の関係にあるということを理解すると、より確実にヒットすることができるはずです。もちろんゆっくりからトライしてみましょう!
演奏のポイント③
2Bのバスドラムダブル!
楽曲の一番最後の小節に書かれている「rit.」はリタルダンドの略で、テンポを次第に落とす、という指示です。半月状のマークはフェルマータでこちらはその音を適度に伸ばすという意味があります。双方とも感覚的な表現なので完全な正解があるわけではありませんが、オリジナルの音源ではプロのスタジオミュージシャンが素晴らしい演奏でまとめているので、是非参考にしましょう!最後静かに終わっていくアレンジに寄り添うよう、優しい演奏を心がけましょう!
まとめ
今回はひまわりの約束のラストサビまでを解説しました。シンプルかつゆっくりで一見演奏が簡単そうな印象がありますが、綺麗に違和感なく演奏するには一定の経験値がいるような玄人好みな一曲でしたね!ボーカルが歌いやすかどうかを意識することが曲全体を通してとても大事なことなので何度も自分の演奏を録音し、聞いてみてください!
今回は秦基博のひまわりの約束を取り上げました!それでは次回、お楽しみに!