目次
Adoの「ギラギラ」を叩いてみよう！③
今回はAdoの「ギラギラ」のドラム演奏を解説していきます！
ついに最後の解説となりましたね！今回は最後のサビからアウトロまでですが、とにかく歌をよく聴いて歌の気持ちを汲み取りながら演奏しましょう！
楽曲解説の前に大切なこと
今回も、第2回同様リズムパターンやフィルインなどがほとんど変わる訳ではありません！
なので今までの成果をここで最大限発揮するような気持ちで、全力で演奏していきましょう！
今回の動画
「3C」bpm96【3:46~4:06まで】
[youtube https://youtu.be/lsyAi8Rzn1I?start=226&w=560&h=315]
「OUTRO」bpm96【4:06~4:37まで】
[youtube https://youtu.be/lsyAi8Rzn1I?start=246&w=560&h=315]
解説その1：「3C」に挑戦してみましょう！
フレーズの特徴
このセクション、実はCとリズムパターン、フィルイン共に内容が一緒です。なのでここではどうやって1Cと3Cを区別して演奏できるかがとても大切になってきます！
演奏のポイント
このセクションは、皆さんもお分かりの通り最後のサビです！
1番とリズムパターンやフィルインが同じであっても、楽曲としては1番の盛り上がる箇所です！
なので1Cではどちらかといえばクールに叩き、3Cでは全力を出し切るような演奏ができると良いですね！
ここが一番大事！
このセクションで全力を出し切るために、今まで解説してきた演奏技術やそれに付随するポイントのコツを抑えていただくことはもちろん、一打一打への思いをより強く演奏してみましょう！
クラッシュシンバルやスネアを一打一打、全ての音に歌のように気持ちを込めて叩くことによって、フレーズは一緒でもその違いが聴き手側に伝わるはずです！
演奏時の注意点
このセクションでフレーズ的に気をつけていただくことは、正直今までのセクションで全て解説してきました！なのでこのセクションはその集大成として全力を出し切るようにしましょう！
最後のサビとはいえ特別長かったりする訳ではないので、気がついたらこのセクションはすぐ終わってしまうと思うます。そういった意味でも気を抜かずに叩き切ってください！
解説その2：「OUTRO」に挑戦してみましょう！
フレーズの特徴
このセクションで正真正銘最後になります！
このセクションのフレーズは全体的に、全力を出し切った後の余韻を感じさせるような演奏を心がけましょう！
演奏のポイント①
1〜4小節目まではサビの余韻を感じさせるような演奏でいきましょう！
リズムパターンもサビと同じパターンのままなので、サビまで上がっていた腰を下ろせるような、そんな演奏ができるととても雰囲気とマッチして良い演奏になるでしょう！
演奏のポイント②
5小節目から出てくるリズムが、今回の楽曲での最後の新しいリズムになっています。裏打ちと言われるリズムですが、このパターンで大事にすべきは右足の4分音符です！
4分音符で一定感覚で鳴らし続けることによって、リズミカルな雰囲気を感じさせることができます。ポイント①で解説したサビの余韻を感じさせつつ、右足を軸にリズムを作り上げると良いですね！
ここが一番大事！
このセクションは、サビからのテンションをそのままキープして盛り上げて終わるというよりは、1小節目からは少し落ち着いて、また最後のクラッシュシンバルのキメにかけてじわじわと気持ちを上げていくようなセクションになっています。
なのでそんな曲の流れを意識しながら、曲が終わった後は感動してしまうような演奏ができると素敵ですね！
演奏時の注意点
最後に向かっていくにつれてまた段々と盛り上がってはいますが、それはサビほどの盛り上がりはなく、あくまで余韻を楽しんでいるような盛り上がりで演奏しましょう！
雰囲気が一気に変わってしまうので注意です！
まとめ＆次回予告
今回でAdoさんの「ギラギラ」を全て解説させていただきました！
バスドラムの16分ダブルから始まり、歌を後押しするようなドラムを目指して解説していきました。
Adoさんの楽曲は特に歌のメッセージ性が強い曲が多いので、その歌の気持ち的部分をドラムでも再現することができると、きっと曲として素晴らしいものになると思います！技術面に余裕ができたらぜひそれらの意識も持ちながら練習してみてください！
ABCドラム教室の葦名理樹がお送りしました！
ありがとうございました！
