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ドラムで星野源の恋を叩いてみよう!〜ブリッジ編〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです。恋のドラムの叩き方解説!最終回の今回は、ブリッジについて解説していきます!
なお譜面に表記してある《INTER》はインタールード、間奏のことです!《INTER2》は2回目の間奏ということになります!
《INTER2(=間奏2)》演奏のポイント、ブレイクを決める!休符は“休み”ではない!!
[~2:47]演奏のコツ(ブリッジ前インター)2つのコツ
ブリッジ編ですが、ブリッジの手前のインターについて2ポイント解説!
①“ブレイク” (バンド全体が一瞬停止してギターのリフだけになる、青枠内)は思いきりが大事!
他のミュージシャンの音に合わせに行かずに、自分自身の意思でしっかり冷静にヒットしましょう!黄色枠内の休符は“休んで”しまわず緊張感をもってしっかりカウントしましょう。
②インター5小節目からのバスドラムの四分音符連打は気後れしない!
ここでテンポ感が落ちてしまうと一瞬でバンド全体のグルーブが失速してしまうので、ブレイクと同じく緊張感を途切れさせずに思い切りよく入りましょう!!
《ブリッジ》演奏のポイント①速めのディスコビート
[~2:57]フレーズの特徴
ブリッジはディスコビートですね!ディスコビートにしてはやや速めですが、ハイハットはオープンでもなくフレーズとしてはベーシックなものなので、ここはスピード感を失わないことに集中して乗り切りましょう!
演奏のコツ(ブリッジ前《INTER2=(間奏2)》)
スピード感を失わないようにするコツは、常に四つ打ちをしているバスドラムをテンポキープのガイドとして意識することです、両手はその上に乗って軽やかに演奏するイメージで演奏してみましょう。
《ブリッジ》演奏のポイント②最後のフィルはサビの頭まで一息で!
[~3:04]フレーズの特徴
シンプルに徹してきたこの曲ですが、ブリッジの最後から2サビ頭まで、一番の盛り上がりを見せます、ドラムも曲自体のクライマックスなので先陣を切ってアゲていきましょう!
演奏のコツ
①クラッシュで盛り上げる!
最後の4小節はフレーズ自体が長いフィルとも取れます、ここからラストサビ頭のクライマックスのフィルまで、徐々に盛り上がっていくようにクラッシュのヒットをクレッシェンドさせて次第に強くしていきましょう。
②クライマックスは同じ音量で叩ききる!
クラッシュでピークにもってきたら、一番最後の小節のスネア&フロアは逆に均等に叩くと説得力が出ます!サビの頭のスネア連打のフィル(ほぼソロ!)までは一つの大きな流れなので、そこまではテンションを落とさず一息で叩き切ってしまうつもりで行きましょう!!変なアクセントやクレッシェンドは付けず、イーブンかつ強く叩くと迫力が出る場面です!
《サビ2》演奏のポイント③サビ頭、フィル後のスネアダブル、オープンに注意!
[~3:10]演奏のコツ(フィル直後にご用心!)
クライマックのサビ2アタマの目立つフィルが終わった後フレーズに綺麗に戻ってこれず、ずっこけるとものすごくダサいので、何事もなかったかのようにサラッと戻りましょう。
注意ポイント2点
✔︎スネアの2連打
✔︎2連打後のハイハットオープン
この2ポイントが連続して待ち受けているので、サクッとこなしましょう、このポイントでバタつく場合は、ブリッジの最後の盛り上がりポイントから、ゆっくり、一連の流れで何度も練習しましょう!
楽曲自体は非常に盛り上がりますが、その雰囲気に持って行かれて、冷静さを失わないのが大切。むしろ、「こいつら(バンド)盛り上がっとんなーーー」と俯瞰して見れるぐらいの度量がドラマーには必要なのです🔥
まとめ
三回にわたって星野源の恋の演奏ポイントを掘り下げてきました!アップテンポで気持ちの良い曲で、気持ち的にも乗りやすいので、練習曲として非常にオススメです。テンポ全体を通してのテンポキープのキーポイントとしてバスドラムの安定に気を使うと、そこがヒントになるように思います。このテンポを気持ちのゆとりをもって乗りこなせるととっても気持ちがいいので、ぜひゆっくりから焦らずトライしてみてください⭐️
それではまた次回お会いしましょう!!