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TOKIOのLOVE YOU ONLYのドラム解説!
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!今回はTOKIOの代表曲、LOVE YOU ONLYのドラム演奏について解説していきます!
イントロドラムの譜面と動画
【LOVE YOU ONLY/イントロ/♩=150】
演奏のポイント① 出だしはバンドイン!カウントは緊張感をもって!
曲の出だしはバンド全体で始まるバンドインです!ドラムがカウントすることが多い場面ですね!カウントはバンド全員が短い時間の中でテンポを共有するための基準なので非常に重要です!入りのタイミングだけ分かればいいだろうと考えずに、曲の勢いやテンポを完全にイメージしてから緊張感を持ってカウントしましょう!サビなどわかりやすい部分をイメージすると良いですね!
演奏のポイント② 出だしのフレーズ→フィル
出だしのフレーズはよくあるタイプのフレーズでバスドラの4分にハイハットの8分の組み合わせですね!カウントからテンポが変わらないようにしっかり刻みましょう!
最初のヤマは4小節目のフィルですね!この曲の特徴としてフィルがタムを中心とした16分系のフレーズで構成されていることが多いです。こうした叩く場所が目まぐるしく変わるフレーズは動きそのものを覚えてしまう事が大事です、そのためにゆっくりなテンポで、
✔︎手順をはっきり決める
✔︎体の動きの流れを意識する
この2点をきっちり抑えてからスピードアップ/前後の流れも含めた練習に持ち込みましょう!
/h3>演奏のポイント③ フロア中心のフレーズ!
5小節目からはフロアを中心とした変則的な8ビートに変わります、が、これもあくまで8ビート。冷静に見てみるとフロアはずっと8分音符を刻んでいるのでこれを中心にフレーズを安定させるように心がけましょう!ただしフロアはハイハットよりも音の抜けが悪いのでヘッド(打面)の中心をしっかりはっきり叩きましょう!左手のタムも同様にしっかり叩かないと音が抜けてこないので意識的にスネアよりも強打するとフレーズ全体が引き締まります!
演奏のポイント④ 後半へのフィル!
イントロ最後のフィルはバンド全員ユニゾンで演奏します!バンド感が大事なポイントです!バスドラムの2連打、フロアとスネアの8分連打共に非常にハシりやすいフレーズなので気をつけましょう!どうしてもハシってしまう場合はゆっくりのテンポでメトロノームを利用して練習しましょう。正確に叩いている時の感覚を身につける事が重要です!
イントロ後半のドラムに挑戦!
イントロの後半は1回目のサビでもあります。曲が始まってすぐですが、しっかり盛り上げて行きたいですね!
演奏のポイント① シンプルな8ビートからのフィル!
最初はシンプルな8ビートですね!例によってハシりやすいバスドラの2連打が絡んでいるので気をつけましょう!歌抜けのフィルはこの曲の特徴であるタム系のフィルですね、1回目よりも長いので、より手順や体、腕の動きといったポイントを意識して攻略しましょう!
演奏のポイント② Aメロへのフィル
Aメロへのフィルはバンドユニゾンで8分ウラを連打するというシンプルでありながら難しいフレーズですね!バスドラとクラッシュがきっちりと合っていることがまず重要なのでそこを確認しつつ、やはりこれも非常にゆっくりからメトロノームで練習する事が逆に速く攻略することに繋がるのでオススメです!
まとめ
今回はLOVE YOU ONLYのイントロについて取り上げました!出だしから短いスパンで目まぐるしく展開していくのでしっかり流れを頭に入れる事が肝心です!テンポも比較的ゆったりしているので本編で触れている“ハシりポイント”には要注意です!
次回はこの続きAメロを取り上げていきます。それでは次回もお楽しみに!