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TOKIOのLOVE YOU ONLY~Bメロ解説~
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
今回は前回に引き続き、LOVE YOU ONLYのBメロのドラム演奏について解説していきます!
Bメロの演奏動画と譜面
Bメロは一気に曲の雰囲気が変わる事に呼応してドラムミングもガラッと変わります。
【LOVE YOU ONLY/Bメロ/♩=150】

演奏のポイント① Bメロ出だしの特徴を捉える
Bメロ頭で大きく変わるポイントは以下の2点!
✔︎ハイハットで刻んでいた8分がライドに変わる
✔︎スネアの位置が変わる
非常に大きな変化なのでテンポに影響しないようスムーズに移行できるように練習しましょう!
ライド演奏のコツ
ライドはハイハットと違ってシンバルが鳴りっぱなしになるので強く叩き続けると音が暴れて収集がつかなくなってしまいます。しっかりと音量をコントロールしましょう!目線をライドに持って行くとコントロールしやすいです🌟
スネア演奏のコツ
スネアはAメロで2拍目に叩いていたスネアがそのウラに移動します。しっかりと体が納得するまで繰り返し練習をして体に覚え込ませましょう、Aメロからの流れを集中的に繰り返す事も効果ありですね!
演奏のポイント② 出だしのフレーズ→フィル
Bメロ中盤、41小節目からのフレーズは2ビートですね。典型的なフレーズとはいえ前後の流れの関係上切り替えが難しいポイントです。小説を跨ぐ部分はバスドラムがダブルになるので2発一息で行けるようにしっかり練習しましょう。ハシらないよう要注意です!
44小節目のフィルの頭はバシッと切れ味よく短い音符を意識して次のクラッシュヒットとのコントラストをつけることを意識しましょう!3連符のフィルですが、慣れていない場合は歌の「駅はもう目の前だーけーど」の「の前」の部分に注目してそこに当てるように意識して見ましょう!ここもタムがからむフレーズですので自信をもって強く叩かないとインパクと負けしてしまいます!思いっきり振り切りましょう!
演奏のポイント③ 45小節目からのビルド!
45小節目からはバスドラ、スネア、タムによるビルド(連続した音を用いて盛り上げて行くフレーズ)です。3小節と結構長いのでしっかりカウントしていないとロストしてしまう事と、適当に演奏すると必ずといっていいほど走ってしまうフレーズなので注意しましょう!
演奏のポイント④ サビへのフィル!
サビへのフィル(48小節目)は頭でブレイク後、足のダブルで装飾した4拍目のフラム1発で次に持って行くパターンです。ブレイク後の休符はしっかりカウントしてドラム単独のフィルに備えましょう!
ここのダブルが最大の難関だと思いますが、ダブルがある程度上手くできる場合は予備動作にその原因がある事がほとんどです。予備動作とはダブルに対しての足の動き出しのことですが、この動き出しが毎回変わるとプレイが安定しません。休符をいしっかりとカウントして、今回場合は3拍目の瞬間に動き出すという事を決定してしまえば毎回同じ動きに出来るでしょう!完璧な16部をめざしてトライしてください🔥
まとめ
今回はLOVE YOU ONLYのBメロについて取り上げました!今回もイントロ並みにめまぐるしく展開して行きます。展開が激しい割に精密さを要求されるプレイが多いので、流されずにしっかり処理していきたいですね!特に16分は細かい音符だからとなおざりに演奏すると大きな流れに影響してしまう事があります。こういう細かいところまできっちりと演奏する事が安定感につながって行くので面倒くさがらず細かく詰めて行きましょう!
次回はこの続きラストサビ〜アウトロを取り上げていきます!次回もお楽しみに!