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ドラムでMr.ChildrenのHANABI〜Dメロ(ブリッジ)解説〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
今回は前回に引き続きMr.Children/HANABIのD(ブリッジ)-ラストサビ部分のドラム演奏ついて解説していきます!
D(ブリッジ)-ラストサビの譜面と動画
D(ブリッジ)-ラストサビの演奏
楽曲が最高潮に盛り上がる部分でドラムも長く大きいフィルが出て来ます!ぴったり合うと楽しい部分なので楽しく演奏できるように大事なポイントを解説していきます!
演奏のポイント① Dのパターン変化に注意!
Dの前半はほとんど2Aと同じようなアプローチですが115のフィルを抜けた後2小節間2ビートが出て来ます。しかも2小節目はさらに盛り上げるためにハイハットはハーフオープンになります。こまかい流れの変化が繰り返される場面なのでゆっくりなテンポでしっかり流れを把握しましょう!ハイハットは開きすぎないように!!緩めるぐらいを意識しましょう!
演奏のポイント②ラスサビ前フィル!
ラスサビ前118小節目のフィルは3連符と誤解しやすいですが楽譜の通りに演奏しましょう!他の楽器とユニゾンで演奏する部分なのでしっかり意思統一したいところですね!ラストサビ1拍目のブレイク(バンド全体で一旦止まる)に向けてしっかり叩きましょうただし強く叩きすぎてテンポに影響がでないようにしましょう!
演奏のポイント③ラストサビ前半!
ラストサビの出だしはDの流れからブレイクで始まります。119小節目後半は分かりにくいですが3拍目のウラから付点8分が2発です、ユニゾンな上にタイミングがシビアなので、しっかりブレイクから「ワン、ツー、スリー」とカウントして明確に3拍目のウラを掴みましょう!ちなみに122の後半にも同じ様な展開があります、共通点を意識するとそこも演奏しやすいはずです。
120,121のビルド(同じ音符をだんだん大きくしてクレッシェンドさせる方法)は楽曲全体が高揚しているので非常にハシりやすいポイントです、しっかりメトロノームを使って感覚を掴みましょう!
ラスサビ出だしから4小節はDのラストの流れと相まって非常に長い間フィルのような展開が続きます。相当慣れていないと流れを掴むのが難しいので体が動きを覚えるまで
①細かく分ける
②体で覚えるまで繰り返す
③範囲を広げる
というプロセスを繰り返しましょう!
演奏のポイント③ラストサビ後半!
ラストサビ後半は今までのサビとほとんど流れは変わりません。ただ139小節目からは5小節延々とビルドが続きます、アレンジ的にも今までのサビより拡張されている部分です。ここも今までのビルドと同じ様にハシらない様に注意しましょう!ラストサビのところで触れたプロセスはなかなか超えられない壁を越える最短の手法だと思いますのでラストサビに限らずどんな場面でも使ってみてください!
まとめ
今回はHANABIのドラム演奏について取り上げました。テンポも早くなく、基礎的な技術でできる曲なので初心者の方にはもってこいの曲ですね。ただゆっくりなテンポはキープが難しいのでしっかりとしたメトロノーム練習は非常に大事です!
それでは次回、お楽しみに!