バークリー大卒プロドラマーが語る[スランプ突破!3つのコツ]

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ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
今回のテーマはズバリ「ブレイクスルー」。

ドラムの上達への取り組み方

どうやって上手くなるか?
どんな練習をすれば良いか?
どうやって個性を出すか?

ある程度のドラムの知識を得て上達して来ると、誰もが突き当るであろう「壁」。

「一体どうやったら今より上手くなるのかわからない、、」
「どうやったら説得力を持ったプレイになるのかがわからない、、。」
僕自身もバークリーで学んでいた時袋小路のようにこの問題にはまったことがあります。

「どうにか解決したい。いまより上手くならなければいけない。」
そんな想いでたくさんドラマー、バークリー生に尋ねたり語ったりしましたが、なかなか明確な答えが聞けませんでした。

そんな時とある方から受けたアドバイスが僕に強烈な変化のきっかけを与えてくれました。
今上達に悩んでいる皆さんにお送りしたいと思います。

尊敬するバークリー講師がくれたドラム人生を変えるアドバイス

彼の名はDarren Barrett(以下ダレン)。
バークリー大学でトランペットの講師を務めています。
僕自身は個人レッスン(アンサンブル、グルーブ、ジャズ)のクラスで習っていました。
彼は僕にこう言いました。

「徹底的にピックアップ。そしてコピーだ。」

さらにこう続きます。

「お前が好きなドラマーやジャズの歴史に足音をのこした重要で伝説的なドラマーを7-8人ピックアップして、それぞれの人物について2,3カ月徹底的に研究しろ。」

「フレーズ、フィル、ニュアンス音量バランス、すべてを完璧と言っていいほどコピーしろ。」

「そしてその7-8人の研究にほんの少し自分のエッセンスを足す。それがお前の個性となり、説得力となるよ。」

僕はその言葉を素直に聞き、そして実践しました。
理由はとてもシンプルで、彼を心から尊敬していたということ、そして彼の演奏が発する説得力を知っていたからです。

結果で語る説得力

ダレンは学生時代にその通りの練習を実際にやっており、確かにマイルスデイビスの曲をアンサンブルで合わせた時、完璧にマイルスのレコーディングしたプレイを完璧に演奏していました。
そんなシーンを背中で見せてきた彼が言ったことだからこそ、そこに真実味があり、深みがあった。

当時迷っていた僕にとってとてつもない説得力をもったアドバイスでした。
そして僕はそれらを具現化できるように集中して練習に取り組むようになりました。

取り組んでわかった大切な3つの方法

練習の結果、僕は学校のクラス分けで上の方のクラスに振り分けられ、素晴らしい先生のもとで、レベルの高いクラスメイトたちといろんなアンサンブルや授業を取ることができました。
ただ闇雲に練習していた時に比べても比較にならないほどのスピードで上達を実感することができました。

すごくシンプルな方法ではありますが、実際に大切だと実感、確信したことを書いていきます。
是非練習の際の参考にしてみてください!

考え抜いた末の努力は裏切らない

努力は裏切らない、どこの世界でもよく聞く言葉ですが、方法論や目的もないままただただ練習時間を重ねる〝努力〟は平気で裏切り、時には自分自身に牙をむいてきます。

ダレンに置き換えてみると、彼はセロニアスモンクコンペティションで優勝した超一流のトランペッター。
みんなから「天才」と呼ばれ、多くの先生、生徒から一目おかれていました。

でも天才なんかじゃない。
はたから見て「天才」「秀才」「鬼才」と呼ばれる人たちは、「努力の天才」。
地味でコツコツした練習をつみかさねてその結果を築き上げたのです。

「努力」とか「想い」というのは概念でしかないかもしれませんが、
努力しようという想いはすべてのスタートです。その背景には様々な動機があり、すべてが正しいと思います!
真剣に慎重に取り組んだことは「あなたを裏切りません!」

明確にテーマを決めてコピーする

1人の演奏者を研究する場合、その人の特徴を捉えることにフォーカスすべきです。

フィリージョージョーンズのフラム、クロススティッキング、ダブルパラディドル系でのソロ。
スティーブガットなら独特な粘りを見せるグルーブ、軍隊で鍛えられた正確無比なルーディメンツ。
ジョンボーナムなら爆発的な音圧にジャズのエッセンスに触発された重おもしくはねるビート。

一人一人のドラマーが持つ特徴を分析し、掘り下げて練習をする。
フィル、フレーズ、手癖、チューニング、ありとあらゆる側面からコピーし、そのひとのDNAを自分のドラミングに組み込むぐらいの勢いで学ぶことが、実力を根っこから上げるコツです!

必ず録画/録音する

演奏に夢中になっている時には客観性を欠くものです。
普段の練習の時から録画したり、録音してどのぐらい本物と違うか聴き比べることが大事です。
客観視(録音や録画)をせずなんとなくやっていると悪い癖や体を壊したりすることもあるので、特に注意しましょう。

主観と客観のバランスをとることが、最も上達に必要なことだと考えます。

まとめ

努力。
明確なコピー。
客観。

レジェンドの高みに達することは非常に困難なことであり、完全というのは不可能なことでもあります。
でもだからこそ、壁にぶち当たり、なぜこんなプレイができるのか?なぜこんな音が出るのか?と試行錯誤する。

その過程こそが血となり肉となり自分の表現につながるのだと思います!

今回はこのような過程をたどることが皆さんのドラマーとしての未来を探る一助となればと思い、自分の心が動かされた経験をつらつら書いてみました!

上達の助けになれば嬉しい!僕自身もまだまだ道半ばですが頑張っていきます!お互い頑張りましょう!
次回もお楽しみに!!

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ABOUTこの記事をかいた人

Toshihiro Mori

バークリー音楽院卒。国内ではRock in Japanやサマーソニック、MONSTER baSHなどにも出演。受講生の目標を叶えること、個性を伸ばすことを重要視し、レッスンを行う。現在も現役プロミュージシャンとして演奏、レコーディングと活躍中。首都圏[渋谷、新宿、中野、下北沢、上石神井など]広エリアでレッスン開催中。