ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
みなさん突然ですがはこんな経験はないでしょうか、
✔︎自分で演奏していて速くなったり遅くなったり
✔︎他の人と一緒に演奏してる時にテンポが安定してないと言われたり、、
✔︎ブレない強靭なリズム感を身につけたい!
そんなみなさんに今回はメトロノームとより深い付き合い方、感じ方を知ってもらいリズム感をよくする練習を知ってもらおうというのが今回の目的です!!
目次
メトロノームでリズム感アップ!
メトロノームはドラマーが触れる機会の多い、とても便利なツールですが、ちょっとした工夫でメトロノームと親密になることで、練習の効果が全然変わってきます。
今までリズム感の強化に悩んできた皆さん!メトロノームと友達になってブレイクスルーを起こしましょう!!
メトロノームは聴くな!!
よくヒーローものの漫画とかで見るな!感じろ!みたいなこと言いますよね!?
アレです!笑
聴かなきゃできんやろと思われた方、ページを閉じるのは早いです、解説するので少々お待ちを✊
例えば
✔︎スタジオでエイトビートを練習してる時
✔︎バンド練週で自分だけクリックを聞いている時
もしもドラマーがメトロノームと完全に同じテンポで叩いていたらどうなるでしょう?
イメージしてみてください!
そうです‼︎
完全に同じテンポで叩くと、メトロノームとブレンドされた音が聞こえる、か、メトロノームの音が消える、という現象が起こるのです!
一方
✔︎不安定に叩いている
聴くなと言ったのはもしメトロノームを意識し(聴き)すぎて合わせにかかるとメトロノームに頼り切ってしまい、テンポ感をつかむどころか、自信をなくしたグルーブになりかねません。
叩く前にイメージ!
そしたらどうするんだろう?
答えは
メトロノームからは最初のきっかけ(カウント)をもらうだけ。その後は自分のテンポで演奏する!
これです!
大事なのは実際に叩きだす前に、自分の中でメトロノームに合わせて演奏内容をイメージし
つかんだと思ったら演奏を始めることです。
もしズレてきたら(メトロノームの音がくっきり聞こえる瞬間が出てきてしまったら)把握した上で微調整するか、一旦やめて再挑戦してください。そして
その瞬間に何か自分がずれる原因があったのだと把握すること。
これが大事です、その原因を意識し、を潰していくと、どんどん意識しなくてもぴったりメトロノームと合う(メトロノームが聞こえなくなる)時間が増えていきます!
こうなると不思議と練習すら楽しくなってくるんです!
自分のテンポで叩くな!
このやり方でメトロノームと練習していると、慣れるまではまるで暗闇で目隠しをしているような感覚に陥ると思います。 メトロノームに寄り添って正確に叩けば叩くほど、姿が見えなくなってしまうんですね。
昔ネバーエンディングストーリーって映画があって、恐怖を抱いた瞬間、石像に目から出るビームで○されるというシーンがありましたが、僕はいつもそれを思い出してしまいます。
怖くなって「あれっ!?、メトロノームが消えたか(汗)」とか思っているとその瞬間タイム感がぶれてめちゃくちゃになったりします、、、。
でも、最初はそれでいいのです。メトロノームはビームで攻撃してこないのでその度にまたやり直せば次第に信頼関係ができ、怖くなくなってきます。この信頼関係こそが自分のタイム感への自信へと直結するのです!挑戦と失敗を繰り返して、どんどん強力なリズム感を身につけましょう!
次回はさらにディープにメトロノームを使ってリズム感を強化する方法を探っていきたいと思います!
お楽しみに!