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ドラムでRADWIMPSの前前前世、簡単バージョンに挑戦!〜特徴とイントロ解説〜
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
今回は去年、映画「君の名は」の主題歌でも有名になったRADWIMPSの前前前世の簡単バージョンのドラム演奏について解説します!
【かんたんver ♩=190】
【かんたんver ♩=150】
簡単バージョンの特徴!
原曲のオリジナルバージョンはドラムの演奏が非常に細かく工夫されており難易度が高いので、今回は大事なポイントは押さえつつかなり難易度を下げたバージョンを用意しました。以下のポイントが原曲とは違うところです!
✔︎16分音符を少なくしている(特にイントロ)
✔︎パターンに集中できるようシンプルにし、繰り返し部分を増やしている
✔︎フィルの難易度ダウン
とはいえテンポ自体が♩=190と非常に早く、3連符など曲の特徴やベースラインとの関係で頑張って乗り越えなければならないポイントもありますが、がんばって見ましょう!「ドラムを始めて半年なのに文化祭で引き受けてしまった💦」「セッションで一週間後にやることになったが完コピする時間がない💦」「まだ初心者だけど前前前世が大好きだからとりあえずトライしてみたい🔥」「一部出来ないところがあるからそこだけ簡単にしたい」そんなあなたは是非挑戦してみてください⭐️
余裕があるなとおもったら、今回の簡単バージョンの次にあげる予定の完コピバージョンも一部取り入れるなど参考にしてみてください!
今回はイントロの解説!
動画をご覧ください!
[♩=190 ~0:24まで] [♩=150 ~0:29まで]イントロ1(イントロ前半)に挑戦!
早速〈曲の出だし=イントロ1(イントロ前半)〉に挑戦しましょう!
演奏のポイント① カウントから遅れずに!
出だしは非常に印象的なギターのラインで始まります。このイントロで映画のシーンを思い出す人もいるのではないでしょうか。ドラムがカウントを出すとして、「この曲こんなに速かったんだ💦」と印象よりテンポが速く感じる人もいるかもしれません。印象で演奏することは避けてしっかり曲のテンポを把握して叩き始めましょう!大事な部分、のっけからスローダウンしてしまわないようカウントのノリそのままで駆け抜けるのがポイントです!
演奏のポイント② ギターとの噛み合わせに注目!
前項でも述べたようにこのイントロはギターは腕の見せ所でもあります。自分のプレイに余裕が出来てきたら是非ギターとの噛み合わせに耳を傾けましょう!ここのラインがビシッと合っているとシンプルなプレイでも一気に説得力が増します!
演奏のポイント③ 最初のフィルイン
この曲最初のフィルインはド派手な3連符です!
原曲レコーディングでは音源データをカットすることによってあえて不自然さを強調しインパクトを出していますが、ここは人力で出来るだけ切れ味よく原曲の感じに近づけましょう。完全にハイハットを閉めた状態で強打するか、余裕があれば少しオープン目にしてヒット直後にキッチリ閉めるとよりアクセントがでます!また3連符がヨレてしまわないよう気をつけるのも大事です!
本人達のライブ演奏も聞きましたが、おそらくスネアのみを強打している感じででした!それもありなのでどちらも試してみて気に入った方でトライしましょう!
イントロ2(イントロ後半)に挑戦!
前半のフィルから本格的にバンドの熱量が上がり盛り上がってくるイントロ後半!熱く行きましょう🔥
演奏のポイント① パターン!
以前エルレガーデンのジターバグを取り上げた時にも出てきたようなロック系2ビートの典型的なフレーズです。バスドラムのダブルが絡んでいないので難易度的には楽ですが、その分きっちりバスドラがウラにハマるように注意しましょう!
演奏のポイント② フィルにテンション持っていこう!
イントロ最後のフィルは原曲と比べてかなりシンプルにしていますが歌入り前の区切りのフィルなのでしっかり叩き切りましょう!3拍目のバスドラ2打はハシらないように気をつけて下さい!!
まとめ
今回はイントロについて取り上げました!8小節単位で目まぐるしくフレージングが変わるのでしっかりメトロノームで練習しましょう!出だしのスピード感は曲の印象にとって非常に大事なので緊張感をもったプレイを心掛けてみて下さい!
次回はこの続きAメロ&Bメロを取り上げる予定です!それでは次回もお楽しみに!